日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 朝顔の季節になりし候 *

2010年07月05日 | 花や木

屋上でアメリカンブルーが咲いている。 まだ香港旅行三日目をアップしていないが香港の青空を思い出す。

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時差は1時間ほどなのでなんの支障もなく、普通に賑やかな朝以前と変わらない朝を迎えた。
シェラトンで迎えた幻想的な朝が(香港旅行って ほんまやった・・?)そんな気さえする朝である。
しかし賑やかな声、「じぃじ! ばぁば!」起きてくる孫たちの第一声には、思わず笑みがこぼれる。

香港にいる間(朝顔第一号咲いたかも・・) 予想的中、しぼんだ紫色の朝顔があった。
(わ~、せっかくの初めての朝顔なのに見てへん!) 下の方のツルナシ朝顔の蕾が沢山ついている。
朝顔の季節になりし候 (これから咲くね、毎日 きっと咲くね) 
暑いけれど、毎年朝顔の種を送ってくれるぷりんちゃんのお陰で、夏の楽しみには事欠かない我が家なりよ。

明日は雨になるようだ、洗濯物今日は乾くぞ。 
頭の中 Hong Kong was a blue sky day。 香港是一个天蓝色的天空

 


* 香港旅行3日目 *

2010年07月03日 | 風景・お出かけ
5時頃に目覚め、窓の外を見る。 朝はやっぱりこの景色からはじまる。
レーザーショーを見たり、スターフェリーで渡ったし、ビクトリア・ピークで頂上へ行ったと言うことで、
いっそう香港島の景色が身近に思える。 6時・・頂上のもやが次第に消え、今日も一日晴れかなぁ。
 
 
旅行の荷物に夫の海パンを入れてある。 長女がプールがあるからと言っていたし。
好奇心旺盛な夫のことだ、到着の翌日早々にチェックしていたので起こした、でないといつまでも寝そうだから。
17階にはジムも隣接、有料と書いてあったので夫は「プール、有料?」「いえ、無料です」
すでに何人かの方が泳いでいた。 空は真っ青。
 
 
 ヴクトリア湾を望む景色は抜群である。 あ~気持ちよさそう。 温水のジャグジーもある。
(あ~もう少し細身ならなぁ) お!75位のおばあちゃんが水着着て体操を始めた。
結構手慣れた感じ、何日間か宿泊しているんだろうか。 決して細くはないが、その勇気を称えるわ。



9時過ぎ、朝食も兼ねて買い物に、近くのランドマークへ。 
とにかくきれいでゆったりとして人気ブランドの数が多くて高級感そのもの。 長女が何日間滞在していても
退屈しないばかりか、買い物の目的もあれば、本当に最高に楽しめるであろう。

セイ君とお母さんは一緒に買い物、待ち合わせ時間まで海を眺めながら・・
ジャッキーさん夫妻も合流してショッピング。 私は長女とまずは孫たちの服やら。
 
 
 
セイ君が来て、タバコ&電話・・「あれ?」 飛び立ったヘリが目に入ったと思ったら海へ!
「ヘリが落ちてる!」 肉眼でも見えるが、双眼鏡で確認、近くを色々な船が行き交うが皆止まる訳でなく。
 
 
7、8分のち、救助艇らしき船が。
セイ君は実際に落ちるところを見ていたし、「写真写真!スクープやで」 
 
 
新聞社に・・とか言いながら・・救助されている様子を眺めていたがこんな所で事故に直面するなんて。 
 

夫が私に服を買え買えと言うが、(いつも何処へ行っても、そう言ってくれるが)サイズがね~。  
 この日のお昼、何処で食べたのか・・写真がない・・記憶が戻らない。
完熟マンゴの美味しいお店があると連れて行ってくれた許留山(フイラウシャン)香港に44店もあるらしい。
暑い街中を歩く人が求め、行列が出来ている。 
なるほど・・マンゴの濃厚な味、冷えて頭がカキーン! あ~涼しい。
 
 
香港の歴史を感じさせるザ・ペニンシュラ香港ホテル。
格式、サービスともに世界のトップクラス、セイ君がお茶を・・と見に行ったがいっぱいで入れなかった。
 
 
3時頃、ジャッキーさん夫妻と別れ、ホテルで一息。
ジャッキーさんに夕食に招いていただいているので、それまでの少しの時間行きたい場所へ。
セイ君とお母さんはホテルで休養。 お母さんの後ろ姿を見ながら私より元気そうでつい行動するが、
疲れない訳はない。 が、買い物はお好きなようだ、セイ君や長女に相談しながら買っている。

華やかなショッピングセンターと違って、九龍半島のいわゆる下町の雰囲気な繁華街へ。
長女は地下鉄で行くそうだが、メインストリート、ネイザン通りの目的地へタクシー移動。 
 

通称女人街、(男人街もある) 安くてかわいい、お買い物天国、値切るのは当然で楽しみのひとつだとか。
 
 
何度か来ている娘は手慣れたもの。 電卓持参で値段交渉。
オネサン、カワイイ買って」「ハウマッチ」「ヒトツ、20$」「オネサン、カワイイフタツ20$」 「ノンノンノン
オネサン、20&」 「ソレ、オカシイ ヒトツ20$」 「オネサン、モウイイワ マタネ」 
オネサンカワイカオシテ、(良く言うわね、仕方ない)ワカッタ20$
まぁ、そばで見ていたら冷や冷や汗、汗・・とことん値切る、値段はあってないようなものか?
私には出来ないわ、けどそんなお客もいたわ・・言われるままの値段で、それでも安いのだから。
 
展君に頼まれたサッカーシャツ、これも2枚で格安な値段に交渉成立。 
 
 
本当ならもっと見たかったが、何しろ待ち合わせの時間があるので、急いで急いで・・。
子供や孫のものでいっぱいいっぱい。
まぁ小柄な身体のどこにそんなエネルギーがあるんだろうかと思うくらい。


夕食はお昼に行ったお店「鴻星海鮮酒家(シャンジャンチウチョウシャオチュウ)」夜も予約していたらしい。
息子さんとメイドさんも合流、6年間働いていたがいよいよ明日、ご主人の待つインドネシアに帰国する。
ジャッキーさん一家との最後の晩餐である。 ジャッキーさんには子供も同然でどんな思いであろうか。 

ご馳走が次々と・・なんか撮りまくるのも気がひけて食べるのに専念する。 上海蟹や伊勢海老とか。
三日間フカヒレスープ、もうお肌ぷるんぷるん?
 
 
昨日の夜の「利苑」では鳩のロースト、生後20日位の鳩・・醤油風味でかりっと美味しいのだが料理のそばに
こんがり焼けた鳩の頭が~ちょこんと2羽こっち向いて~。 そりゃぁ牛も豚も我々は食べるけどリアル過ぎて!
 
こんがりつやつや北京ダック、目の前で丸ごと1羽を切り分けてくれる。 
薄いお餅にのせお野菜を添えて、美味しいみそダレで食べる、初体験。 とっても美味しい。
毎日こんなにご馳走ばかりいただいて・・もちろん、帰った時検査が怖いんでお茶は何度も飲むんだけど。
 
 
 おなかが満腹になったところで、時間も程よく歩いて8時のショーを・・
 レストランの中から見ていたので、こんなに多くの人だとは思わなかった。
 
 
香港島、九龍半島、両方の主だった高層ビルから色とりどりのサーチライト、光と音楽15分のショー。
これだけ長くショーが続くのは世界一、ギネスにも登録されているらしい。 サービス精神最高。
 
 
観光クルーズも優雅。
 
 
 帰りは帰る人の群れに交じりながら、蒸し暑さの中に少しの風に吹かれながら時計塔を通りる。
昼間とはまた違った雰囲気だ。
 
 
昼間満席だった、ザ・ペニンシュラ香港のカフェへ。 
1階はブティックやアーケード、高級ブランドのお店が気品高く並んでいる・・目の保養。
ホテルはコロニアル様式?だそうだが、柱から天井から素晴らしい彫刻が施されている。
東洋の貴夫人と呼ばれるにふさわしい名門のホテルのようだ。
女性4人で階上のおトイレに行ったが、エレベーターもおトイレもゴージャス、ゴージャス、美しすぎる。
別な階から、生演奏が聞こえていた。 夫は気になるだろうなぁ、聞きたいはず。
薄暗さが高級感をいっそうあおる。 



それぞれにホテルに戻り過ごす、香港最後の夜。
窓からのハーバーの夜景を眺めながら、三日間を描きながらしばしおなかを・・休める。  
あ・・ほんとセイ君のお陰で贅沢な日々。 さぁ明日の夜は現実に戻るのだ。

* 香港旅行2日目の思い出・・ *

2010年07月02日 | 掲示板
TVで見る各地の大雨の様子は、まるで台風情報かと思ってしまう。
大阪も雨が降ったりやんだり不安定な天気。 香港も毎日雨が続くようだ、湿度も98%とか。
晴天で快適だった4日間が信じられないくらい。 今更ながら、親孝行なセイ君の思いが、
天まで左右し、より有意義な旅行だったことをまざまざと感じさせてくれる。
 
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延べにしたら3時間は寝たであろうか。  普段でも5時には起きているのでその前には起きた。
寝不足かも知れないが、もったいない。 しらみかけた窓から見える景色を静かに眺めていた。
ネオンの夜とは一変して、山頂はまだもやがかかっている、6時。
 
 
太陽が出た、今日も晴天だ。  ヴィクトリア湾に航行の船を見ると、一日が動き始めたと言う感。
左下方向は昨夜歩いたジャッキー・チェン等の銅像があるハーバービュー、散歩やジョギングの人が見える。
 
 
部屋から対岸へズーム。 山頂付近の高級マンションが立ち並ぶ中に見えるビクトリア・ピーク。
 
 
部屋は広々としていて設備も整っている。
 
 
夫には興味はないようだが、女性にはホテルのアメニティはとっても重要で興味がある。
大理石のバスルーム、洗面台はガラス張り、中からブラインドをあげるとTVが
見え音も聞こえる。
バスの外にはシャワーの蛇口が2つついていて、プールあと等もジャグジーのような水流が楽しめる。
良かったのは全面の鏡に加え大きく映る鏡がそばにあり、これはメイクにもすごく有難い。
一番感心したのは、裁縫セット。 6種類の糸が針に通してあって、安全ピンとシャツのボタンがついている。
こんな心遣いは初めてである。 大いびきの夫をおいて、朝シャン。
 
 
朝食はセイ君がハーバー沿いの香港芸術館のそばの「映月楼」へ案内してくれた。
10時開店とあって、待っている人が何人もいた。 
 
 
セイ君や娘は来ているだけに、まぁ心強いことと言ったら。 オーダーシートに記入して注文するので珍しい。
ハーバーを行きかう船、香港を眺めながらの飲茶、ほんと贅沢な朝。
 

お金が貯まると言う金魚の形をした点心エビ蒸し餃子も美味しい!
こちらでは席に座るとまず温かいお茶、何度もお茶を飲みながら料理をいただく。
濃厚な料理もこうしてプーアール茶などで脂肪分を流すのだろう。 冷たいお茶よりも効果大。
昨夜も美味しいものいっぱい、次の朝に頂くお粥は、お母さんや私には、とても胃にやさしく美味しくて・・。
 
 
セイ君は仕事の打ち合わせ等で後から来ることになり、お母さんと娘、私たちはお店から歩いてフェリー乗り場へ。
お店から散歩道の西、時計塔、噴水の前を通り・・時計はちゃんと時刻を刻んでいた。
 
 
緑と白のツートンカラーのスターフェリーが湾内を行き交う。 
この船で対岸の香港へ渡る。 娘がいなかったら私たちはどうだろう・・字は読めないしあばあば。 約30円。
 
 
早朝ホテルの窓から見えていた豪華客船が停泊していた。
 
 
海からの眺めは格別で、香港へ渡るには地下鉄や海底トンネルもあるが、やっぱりこれはフェリーがいい。
 
 
まじかに見えてきた! いよいよ摩天楼迫る! 青空はほんとセイ君の行いの賜物!
 
 
フェリーを降りると、アーケードのような道路が続いていて、日差しをさえぎって歩けるので嬉しい。
左手は建築か?整備工事中? 何が出来るのだろう。 右手はIFCやオフィスや高層マンションが立ち並ぶ。
 
 
IFC(国際金融中心商場)2004年オープン、地上88階地下6階。 駅・オフィス・ショッピングモール。
 
 
対岸は私たちが宿泊している九龍。 高い建物は108階、世界で5番目の高さを誇るICC。
IFCはモールは下層はブランドなどのショッピングモールやレストランがいくつも上はオフィスビル。
スタバでお茶をし、ウィンドーショッピング。 何しろシルバー3人の引率が小柄な長女、なのにおんぶ状態。
 
 
吹き抜けの4つのフロアは広々としている。 窓はハーフガラスばりでどこからでも景色が見える。
今の季節暑いが、各所にオープンカフェなどもある。 海を眺めながら最高。
 
 
セイ君とジャッキーさんが来て合流、食事の場所へ。 「美味しいところがある!」
はいっぱいで、アメリカンスタイルなお店で。 ちょうどお昼時なのでビルのサラリーマンたちもいっぱい。
夫に言わせれば、さすがこのビルで働く人たち、見ていて出来る人って分かるし、それに品位が違うなぁと。
 
少し暗くした店内は昼間とは思えないほど、落ち着いていて気が休まる。 ボリュームがすごい・・。
朝食が10時過ぎだったので、私はリゾットに。 味はとっても美味しいのだが、量が多い・・けど完食。
 
 
おなかがいっぱいになったところで、2台のタクシーに分かれて、念願のビクトリア・ピークへ。
標高・・
暑いけれど、これが雨でも降ったら見下ろす景色はパー。 大人H$20(2400円)
 
 
ガラス張りのエスカレーターで、ピーク・タワーの最上階へ。

 
 
高層マンションが林立する景色はまさに摩天楼、ここでは皆さん「すご~い!」いや外国語は分からないが。

 
標高552メートル、この絶景の100万ドル夜景はまた格別だろう。
友人のご主人が香港単身赴任で、お子さんと一度行った時に見せてもらった写真がここからの眺めだった。
 
 
屋上の展望台でジャッキーさんと。
 
 
私たちはタクシーであがったが、ケーブル・カーもある、がかなりな急勾配、
 
 
ピーク・タワーには展望台以外にも、マダム・タッソーのろう人形館がある。 等身大の本物そっくり、
中は薄暗かったりするので、通路付近にでもいたらびっくりする。
 
 
セイ君は全く違和感なし。
 
 
お母さんもなかなかのゴルフスタイル・・楽しんでいる。
 
 
 九重親方だ~!
 
 
 2時間あまりの見学を終え、タクシーで海底トンネルを通り九龍へ帰る。
頂上付近の高級住宅街、街中の高層マンション・・どこを切り取ってもいい被写体である。
 
 
ホテルに近い、大型ショッピングモール、「エレメンツ」3年前オープンとあってきれい。
ブランドンの店がいっぱい。 ジャッキー奥さんも加わってブランド店で買い物。
ビルの周りは富裕層の人たちのマンションらしい。
 
 
買い物を済ませお母さんと、フロアの広いソファに座って皆を待ちながら話した。
還暦の定年退職後ご夫婦2人して、当時ナビのない車で地図を片手に2か月かけて四国八十八か所めぐりをされたそうだ。 
仕事の成功や幸せを祈り願いながらの、厚い夫婦の思いと行動力に心を打たれた。
そんな苦労をみじんも感じさせないお母さんはとても明るい。 いつも見習わなくてはと思うが、出来ない。

娘が嫁ぎ可愛がっていただいて、お母さんも頼り切ってますと言って下さり仲のよい嫁姑。
身体に気をつけてお互いにがんばりましょう、よろしくお願いしますと手を握り合った。
このような話が出来るとは思ってなくて、二人で涙しながら話したこの時間、旅に来て良かった深く思えた。
夕食はジャッキーさんが、そばの香港一の108階のビルの、ミシュラン1つ星レストラン「利苑」へ。
「ここは写真無理よね・・」「ええんと違う」小声で話したが、やはり撮る勇気が無かった。
思い出としては、いくつものメニュー写真に残しておきたかった。
 
美味しい、実に。 夫と私は最高のお店で美味しい料理三昧、朝昼晩とずっと食前の胃薬を欠かさない。
コレステロールも糖尿もいけいけ。 食べちゃえ!
 
 
「夜、ネイザン通りでも行く?」 「いや、もう歩かれへん」 「足マッサージに行く?」
「出来れば全身やってみたいなぁ」 「全身は個室やで、えらいお金とられたら怖いで~」 「ん、じゃぁ、足!」
セイ君はホテルに残り、夜の街へ。 「マッサージ、マッサージ」街中では、勧誘のオネエチャンが。
1時間2000円なり。 若いお兄さんや女の子たち、その中でどれだけが彼女たちの収入になるんだろう。
すごい力、可愛い彼女が毎日これを仕事にと思うと、ちょっとなんとも言えない気持にもなった。
お母さんは細くて長いが、私の大根足は・・旅の恥はかき捨て・・もうくることもないだろうと、大根デーン!
最後肩もやってくれたが、豊かな彼女の胸が背中に・・男性にはたまらない? 夫と変わってあげたかった。
ん?男の人には男性? それにしても生まれて初めて、足揉みマッサージ体験。
 
 
ホテルのロビーでは、毎夜生演奏をやっている。
夫は一日目から、こう言うのは必ず欠かさない。 ジャズからポップス、カントリーとさまざまなジャンル。
何でも興味いっぱいの夫、たまに(また・・)等と思う時があるが、興味のない人でも物足りないだろうなぁ。
 
 
 
今夜は眠れるだろうか・・ふと孫たちの顔が浮かんだが、いやいや家でもゆっくりしているだろう。
頭に中には二日分の楽しい工程が、入り乱れている。
良く歩いたことの疲れや、足もみの気持ち良さで、TVを見ながらそのうち眠りについた。

* 願いを込めながら過ごす 文月(七月)は特別な月 * 

2010年07月01日 | 雑感

29日に港警察署の前の花壇で撮った花 まとても夢のような素敵な花、”クレオメ”。
好きな花のひとつです。 我が家にもあったのですがいつの間にかいなくなっていました。
蝶が群がったように見えるので、フウチョウソウとも呼ばれているようです、長いしべに華やかさを感じます。
ちなみにこの花言葉は、小さな愛、秘密のひと時、思ったより悪くない・・なんて書いてありました。

6月はいっぱいなんだかあれもこれもやろうと意気込んでいたのですが、思うようにはいきませんでした。
でもそれなりに充実はしていたと思うのですが、色々な事柄にばたばたと過ぎて行ったような気もします。
が、思ったより悪くない? クレオメの花言葉のように、いいこともいっぱいいただいた月でもありました。

7月、早いですね、一年の折り返しです。
原点に帰るのもよし、新たに目標を持ち直してみるのもよし、大切な今日一日を何かを意識しながら、
進歩の跡が見えるような月に・・いえ、また大きなことは言えません、せめて後退でなく現状維持で、
今月も私らしくありたいと思います。 と言っても、大がつくくらい夏が苦手な12月生まれの私故期待は薄く。
皆さまと同様に、水分補給、身体に気をつけながら暑さをなんとか爽やかに乗り切られますように。

文月・・七日は七夕、願いはいっぱいあります、家族のこと、身内のこと、知人やブログのお友達のことも。
さまざまなことへの願いを込めながら、三人の子供たちの生まれた月、私には特別なこの月を、
思い深く大切に過ごして行きたいと思います。

1日早朝より4日間、滞在中のセイ君の招待で、長女、セイ君のお母さん、夫と香港に行きます。 
ネットは出来ませんが、素敵な景色を堪能しながら文月にかける心を、いっぱい充電をしてきたいと思います。
こんな私ですが、今月もどうぞよろしくお願いいたします。


* 香港旅行 1日目の思い出・・ *

2010年07月01日 | 風景・お出かけ
参議員選挙が終わった。 こう言う結果になるだろうなぁとは思っていたが・・。
4日間日本を離れたが、選挙でさぞ街は騒々しくなると思っていたにも関わらず選挙カーには一度も合わなかった。
香港旅行からはや10日以上が経ったが草稿中を含め、その日付に記事を置いて7月を追ってみたい。

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長女の婿殿セイ君が中国出張へ行って、2ケ月になる。 当初はこんなに長くなると思っていなかった。
中国は雨季でほぼ日本と似通った気候なので、汗かきのセイ君は仕事以上に雨の後の蒸し暑さに
大変な思いをしているようだ。 時差は日本より1時間遅い。 9時なら8時と言う訳。

「中国にいる間に、是非香港の観光を」と、お母さんと(お父さんはパス)私たちを3泊4日の香港旅行を招待してくれた。
前日からセイ君宅に泊まっていたお母さんと共に長女4名は、AM10時発のJALで経った。


「なんで飛行機怖いと言うてるあんたがいつも窓際やねん」 座席に着くなり、夫が不足そうに言った。
「ええやん、怖いから窓際がええのよ」 「どう言うこっちゃ」全く訳が分からんと言った風な夫は仕方なく内側に。
お母さんと長女は中央座席。 海外旅行3度目だが、中央以外の座席の時、私はいつも窓際をとる。
正直飛行機は苦手、怖い、だから景色が見えていないと、音や揺れに身構え肩に力が入るのだ。
(わ・・・怖・・ いざまさかの時は手帳やボールペンで状況をメモする)夫には言わないが、そんな事まで考えている。

窓際を優先する理由はもうひとつある。
怖さはさておいて、雲の上を見たいと言う夢が昔からあった。 7年前のハワイのときそれは叶ってもう感激で・・。 
知識はないものの、雲の下は雨でも雲の上はそうではないわけで、そんな不思議は未だに興味と感動をそそるのだ。
だから私は窓際。


飛行中は個々の席で映画を見た。 私は「孤高のメス」 17日から臓器移植に関しての法律が変わる、
映画「クライマーズ・ハイ」で堤慎一を見て、興味があったので見て良かったと思った。
もちろん時々、雲をチェックしながら見た。  3時間半でどうやら香港上空にさしかかる。
 

飛行機からしか見ることの出来ないこの景色はもうわくわく、それは夫も同じで二人で何度もシャッターを押した。
 
 
雑誌ではみてはいたが、高層な建物が林立する驚き、(来たんだ・・香港) そんな気持ちになった。
 
 
「わ・・すごいなぁ」二人はわくわくしてきた。
 
 
関空の何倍あるのだろう。  広すぎる滑走路、半端でない飛行機の種類と数、広いターミナルのハブ空港。
飛行機を降りて入国手続きに向う無人電車、今シンガポールに出張中の義弟君が「僕らが作ったんやで・・」
出発前にメールをくれていたのに、まるでお上りさん状態できょろきょろわくわくの私はすっかり忘れていた。


セイ君とパートナーのジャッキーさんの笑顔の出迎えを受け、九龍(クーロン)にあるシェラトン香港へ向う。
2か月ぶりに見るセイ君がまぶしく見えた。 日焼けしてとっても元気そうで私でもちょっとうるっときたから
慣れない異国での仕事、案じられるお母さんはどんなに嬉しかったことだろう、抱き合った気持ちが分かる。

(すごいなぁ・・)建物の高さに、心の中で叫びながら口にも出しながらシャッターを押す私。

 
シェラトン香港ホテル&タワーズには3泊。 部屋は14階、長女が景色が良く見えるように直前に部屋の変更手配、
ハーバービューである。 眺めが良くて、(は~これが香港なんやね・・) ビル全体が広告だ。


4日間この景色を見ながら寝たり起きたりする贅沢。
 
 
ふ~う・・なんて素敵な、ちょうど観光用のジャンク船が通りいっそうエキゾチック。
 
 
ジャッキーさんの奥さんが加わり、ホテル・インター・コンチネンタル香港のロビーラウンジでのアフタヌーン・ティー。
奥さんも日本にいたことがあるので、日本語が話せるから心強い。 
セイ君ママや娘は何度か会っているので「ミンナ アエテウレシイ  ミンナカゾク イイカゾク! )」
現地の方の日本語には助詞が少ないので色気がある、好きだこんなの。
思わず同じ風に話しそうになる。 「ジャッキーオクサン アエテ ウレシイ ムスメ イツモオセワニナッテル」 
いくらなんでも書いても、実際にはこんな風には言えない。

娘が何時間か前まで、浜崎あゆみがこのホテルにいるとツイッターでつぶやいていたと言う。 あ~残念とか。
国際色豊かな人々が総ガラス張りのラウンジからヴィクトリア湾、香港の景色を眺めながら語らいを楽しんでいた。

三段トレーとボックスのお菓子が二人分、サーモンやチーズチョコ、フルーツ、スコーンなど一口サイズのお菓子。
味わってみたいのと残してはもったいないの思いで、夫も私も結構いった。 HK$で398(二人で!)
 
 

ジャッキーさんご夫妻と別れてセイ君とお母さんはホテルに残り、娘と3人でヴィクトリア湾沿いへ向う
夫がじっとしている訳がない。 貴重な滞在である、ホテルにいては時間がもったいない!

ジャッキー・チェーンやブルー・スリーのオブジェや手形、人がいないときにシャッターを押しているが太陽が照りつける
そんな中、人々は思い思いに写真を撮っていた。 映画の女神像が美しく青空に映えていた。
 


上海万博のポスター 未来の文字にみくと反応。


夕食はジャッキーさんの招待でペキンロードワン11階にある王子飯店へ。
初めて歩く九龍の街並み、立派なブランドの店が立ち並ぶ建物、きょろきょろしながら・・

 
お店には賞を頂かれた賞状や八代亜紀さん、藤原紀香さん、倉木麻衣さん、中居正広君等など、
有名な芸能人の方の色紙が飾ってあった。 (日本人しか読めなくて・・)
 
 
ジャッキーさんは、そこで一室しかない個室をチョイスして下さっていて招待してくれた。
今日が香港の独立記念日と言うお祝いの日、良くとれたものであるとセイ君が敬意を表し。
ジャッキーさんのお母さん、奥さん、小6の息子さん、メイドさん、総勢10名のディナー。
 

時間前まで歓談している間に、日が落ちながら窓の向こうの景色色が変わって行った。

 
部屋に料理が持ち込まれ、支配人さんが素敵な笑顔で次々と料理を手配される。
こちらの料理は素材は何か知らないがお箸、ただ先が細くないので取りにくいものもあるが、
取り箸も一人ひとりついている。 割り箸と違ってエコなんだろうなぁ。

う・・・ん、美味しい。 日本人の口にも合うんだなぁ。 フカヒレのスープ、量が半端でなく今まで食べた中で最高。
 
 
毎夜8時対岸の香港島で始まる、シンフォニー・オブ・ライツ。 
レーザー光線や高層ビルからのサーチライト、ネオンの点滅、建物がライトアップされ美しく輝きをかもしだす。 
部屋のガラスからは撮りにくいが、皆席をたって眺めた。 何もかもが美しく輝いて感激だった。
(明日は一番高い建物IFCモール・・88階へ)
 

15分のショーが終わり、再び席について、また楽しく話しながら食事する。
こちらの方は、人が来ると家族のようにみんなで歓迎し食をともにするような習慣らしく奥さんは嬉しいを連発。
息子さんと来ていた女性はインドネシアから来ているメイドさんで6年間働き、日曜帰国するそうだ。
結婚もされているようで、えらいなぁ。 早く子供も欲しいのでとやめて帰国、中々出来ることではない。 

最後のマンゴプリン・・さすがになめらかで上品な濃さで美味しい。  
八代亜紀さんや藤原紀香さんも同じように料理を絶賛しながら食べられたのだろうか。
中居君もスタッフの方たちとこの部屋をチョイス?もしかして。  
ジャッキーさん、ご馳走さまでした!
 
 
皆さんと別れて、私たち5人は海岸沿いを歩いた。 少し蒸し暑いが昼間とまた違い異国情緒たっぷり。
それにしてもセイ君のお母さんは強い、毎日午後3時間ほどゲートボールをしておられるそうだが、
とても私より17もの大先輩だなんて。 77歳にして私、海外旅行出来るだろうか。 娘曰く、「無理!」

ホテルに向いながら、再びメインストリートネイザン通りを。 
「オネエサン、ニセモノアルヨ」行きも声をかけてきた黒人さんが腕時計を指さしながらまた勧誘する、
5人の団体だからいいようなもののちょっと夜は怖い。

 
部屋に帰ったのが11時半だったろうか、窓いっぱいに見える香港島のネオンの景色に見とれながら
朝家を出て、夜にこうしてホテルにいる現実が不思議な気さえした。 

娘たちも久しぶりに家族4人、ここに孫たちの声はない私たちも久しぶりに静かな夜、お互い水入らずだ。
閉じたらもったいないからカーテンは開けっぱなしでいようと、えらい夫らしくないことを言い笑った私だが、 
ゴルフを見ながら即効大いびきだ、ムードも何もあったものではない。 
枕が変わっても眠れる私なのだが、中々寝つけなくてずっとTVを見たり目を閉じて一日を振り返っていた。
ブログにはどう書こうか・・と頭に描きながら眠れない夜を過ごした。 
目が覚めてはそのたびにベッドから降りて、窓際に行き眠静まった街並みを眺めた。