前から今季初甲子園、長女夫婦と私たち夫婦でと阪神戦を楽しみにしていたセイ君はまだ中国出張中、
展君も仕事で行けず、次女が行くことになった。
と言うことは寒ければ断念したが、比較的暖かい一日だったので、かんたの甲子園デビューとなった。
なつめのお迎えに行き、直行。 夫は会社の帰りに甲子園へ直行。
一塁アルプス席、応援団の太鼓やトランペットの一番にぎやかな場所だ。
タイガースシャツは、親からの一歳の誕生日プレゼント。 4月4日なので背番号4番。
なつめは「明日はもう保育園へ行かない」と言う。 そんな言葉を何度も繰り返す。
忘れて楽しみなさいと言う次女の言葉にも、思い出しては「挨拶だけしてやめる」胸が痛い。
園では3歳児はお昼寝がない、精神的な疲れもあって私が抱いて寝た。
応援の音や鳴り物のある中で。 まぁ1ケ月は不安定であろう、親も子も精進。
いつもなら楽しみ弾むのに、時々口に出す、胸にはいっぱい保育園での緊張感がつまっているのだろう。
試合は初回から打たれ4点もとられ、やじが飛ぶ。 4点をとりかえしたのにまた・・
ツーアウト満塁で逆転のチャンスもありながら逃してしまう。
選手を冒涜するやじを飛ばす人が近くにいると楽しさが半減する。 阪神を愛するが故と分かっているけど。
一番嬉しいはずのジェット風船ものらないなつめ。 いじらしい、ずっと胸にもっているなんて。
かんたは初体験で驚いて大喜び。
8回の裏4対8・・六甲颪はもう無理だろうし、孫たちもいるので帰ることにした。
かんた、終始ご機嫌で最高の観戦ぶり、甲子園ちびっ子応援団の洗礼を受けた。
私的には、7日巨人の37歳にしてくも膜下で他界された木村コーチのことを思うと、勝たれても仕方ない、
内心はそんな気持ちだった。
私のひとつ年上で、三原で教師をしていたいとこも修学旅行の説明を、父兄や生徒の前でしながら、
突然壇上で伏し54歳で帰らぬ人となり、同じ突然の死を遂げたことに気持ちがとても病んでいたから。
セイ君と長女の名前入りのレンガ見っけ、今年初甲子園思い深い観戦となった。
「明日はあいさつだけに行く」何度もなつめが言う。