昨日から天気予報が気になっていた。 ずっとTVやネットを見ながら気にしていた。
長女が阪神戦のチケットを確保してくれていた30日、肝心な長女が行くべしなのに昨日香港へ行ったので、代わりに私が。
夫、愛ちゃん、次女、ひろと、の5人分に、なつめにかんたにゆいちゃん8人で行くことになった。
しかし朝からずっと弱い雨。 試合途中から雨で中止と言うのはいやだし、いっそ最初から中止の方がいいと思っていた。
しかし今日は矢野耀大選手の引退セレモニーになっているのだ。
西宮の雨は夕方やんでいると、車を置かせてもらっている夫の知人から電話があったそうである。
ネットでも中止の文字はなく、決行。 ゆいちゃんは野球、それも甲子園デビューとなった。
ひろとが着ていたタイガースロンパースに、息子が”ゆいちゃん”と背中に文字を入れていた。
西宮近くから雨が降り始めた。 甲子園に着いてみんなでカッパを着たけれど席についたら雨はやんだ! ラッキー。
3塁側アルプス、とてもいい場所である。 かんたの好きな”マートン”は目の前。
カッパが防寒になってちょうどいいくらいだった。
試合は・・5回に3対1、恐らくもう勝つだろうと誰もが思っていたに違いない。
7回のジェットフウセン、矢野選手への思いも熱く夜空を舞った。
孫たちは色どりのフウセンを輝きの眼差しで見ていた、これが一番のお楽しみかも知れないなぁ。
なつめもゆいちゃんも途中寝たし、ひろとや毎日バットを振っているかんたもご機嫌さんの応援だった。
試合は3対1のまま9回を迎えた。 抑えの球児君が登場、球場内からは矢野コール、出させてあげて欲しかったね。
藤川選手どうした? まさかまさかの4ボールふたつ、それに村田選手に3ランで逆転された。 信じられない。
阪神は9回の裏、得点のチャンスはあったものの、ファンの祈り届かずはらはらしながら得点はなかった、負けた。
矢野選手の出番は9回の表ツーアウトのあとと想定していたらしいが心残りなセレモニーになった。
球場内からは大きなため息。 試合が終わると同時に球場内に矢野コールが響きわたった。
万感の思いの矢野選手、一言一言をかみしめながら立派な挨拶だった。 涙が止まらなかった。
2人の娘さんたちからも花束を。 選手全員と握手。 藤川選手辛かっただろうなぁ。
湧き立つ大地に輝る男 猛虎の要矢野狙い打ち ~
バッターボックスに立つ矢野選手、もう一度見たかったし応援歌を歌いたかったなぁ。
サインボールを投げ、頭を下げながら場内を一周された。
もう涙涙、私も我を忘れて「矢野さ~ん、ありがと~う!」手を振りながら叫んでしまった。
誕生日が同じと言うことを知って以来、いっそう親近感が湧いていた矢野選手。
長女は残念だったが、お陰で今日が矢野選手の引退セレモニーとなり、心配した雨もやんだし感動の場にいて感謝だった。
9回の裏から弱い雨が降り出した、「涙雨やなぁ」と次女が言った。
矢野選手、お疲れさまでした。