日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 散歩 八幡屋公園 *

2012年01月17日 | 風景・お出かけ

今週は気温が低いので、8時10分マンションに迎えに行くことにしている。
昨日は10日ぶりでおとなし目だったゆいちゃん、今朝は朝からハイテンション、30分後・・と思えない・・

愛ちゃんが12時過ぎ「もう仕事終わったんですが」と電話をかけてきた。
「今寝たとこやから、寝かせておくわ」 「じゃぁ、2時頃に迎えに行きますね」

そっか、じゃぁ3時頃から出かけられるなぁ、夫は90%麻雀と言っていたしなぁ。
夕食が遅くなるのでヘルシーに湯豆腐しよ! 夫のお気に入りの家で作っているお豆腐屋さんへ行こうっと。
その前に公園へ行って見ようと思った。  それは爽風に押されたから。 カバンの中には古い愛機、コンデジ。

それにそれに・・公園の端っこにこの時期に咲いている(はず)の”十月桜” 、寒風の中のその桜が見たくて。

(咲いている~!) 痛みもしびれも忘れていたりして・・

 ところどころ・・

まだこれから咲くのかな?

 6月に目いっぱい楽しませてくれた”ジャカランダ” その時期を待つ青々とした葉もまた良し。

「あら~、また撮ってんの?」 知人が2人でウォーキングしていた。 「今時何にもあらへんやろ」
「でも青空に冬枯れ木、私好きなのよ~」 「そう、今日は空きれいやもんなぁ、では頑張って」

そうなのだ、緑でない冬枯れ木の色・・じっと寒さに耐えて芽吹く春を待つ木、好きなんだよね。
まるでそれは郷愁、セピア色の。

なんだったかなぁ・・この木の名前が出てこない、けど好き。  毎年同じ事言ってる。
面白い事に何メートルか置きに、ぽつんと赤い何らかの葉っぱ、紅一点。

なんだかね・・ゆっくりヒルズを登って行きながら、一度は花咲いたり自分の役目で人の目を楽しませた木々たち。
冬の寒気に耐えて次の季節の出番を黙ってじっと待つ木々たちの営み、その冬芽を見る時、
なんだか健気でいて強い、その姿に涙ぐみそうになる。  東北や阪神淡路の大震災を思うと更になぜか。人も同じやなぁ。 
青空に冬枯れの木、好きだ。  深呼吸・・私もがんばろうと言う気持ちで。

 私、人生もう折り返し? 下り坂?

いえ、明るい輝く光の向こうにはきっと新しい何かが待っている。
がんばろうよ。



久しぶりだ、こんなにも歩いたのは。 
ゆっくり歩いた。
これいいなぁと思った瞬間、撮っている瞬間、痛みやしびれは私の背後で、こっそり微笑んでいたに違いない。

公園の一角にあるスポットには・・ 私

夜、夫はパソコンデスクで何度も居眠る私の傍らで、パソコンからブルーグラスの音楽を聞いていた。
2人の思い出の曲、 ” Hard Times ,Come Again No More ” 色々な人が歌うこの曲をずっと。
鎮魂歌・・そんな思いで聞いていたのだろうか、人に言えない辛い悲しみをのり越えていた時の曲だった。

これは稲葉和裕さんのライヴでのソロ。 新聞の応募で当たった稲葉さんのコンサートで出会う。 
あの夜、梅田のバス停に向かう時、感動で万感の思いだった2人、 2枚目のアルバムの中で一番好きな曲である。
互いを見送るセレモニーにはこの曲を流して欲しいなぁと以前話していたんだけど、子供たちよ。
奇数月、北新地”ミスター・ケリー”でライブを行っている。  過去には毎月のライブ、楽しみで良く行っていた。
久しいが、22日13周年の記念ライヴ、予約させてもらった。 

ジャズ・ライブハウス ”ミスター・ケリー ” 大阪市北区曽根崎新地2-4-1 ホテルビスタプレミオ堂島1F

お会いすると必ず声をかけて下さる。  謙虚でやさしく物腰の低い稲葉さん、13年前と少しも変わらない姿である。

i稲葉さんのHP ”オフィス・ホワイト・オーク” ブログ Kaz's BLog  

突然に 「あれ! Tさんじゃないか?」 「え? あ、そうや! Tさんやわ、早く録画して!」 間に合わなかった、場面は変わった。
私たちが子供になってお邪魔する、神戸の夫人が部屋で仏さまへお茶をお供えする姿が放映された。
今日、阪神淡路大震災から17年になる。 TVでは朝から、大地震から復興への今日までの映像がずっと流れている。
電話をかけようかと思っていたが、以前「この日の事はもう思い出したくない」 家や友達を失い、好奇心旺盛でいつもこちらが、
励まされていたあの当時の明るいTさん、そんな気力、旺盛さは見る見るうちに萎えた。 だから電話をしなかった。
復興は見事に成し遂げたけれど、人の心の中では、あの日の様々な悲しみはまだまだ癒えてはいないことを思う。

「起きてないわなぁ」 もう11時を過ぎやニュースだったから。 明日は電話しよう。 
「思い出したくないやろうけど、あの日有難いことに命をもらったんやから頼りにならへん私らだけど一緒に歩きましょうよ」と。



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