日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* おくら珈琲 鹿児島喜入発 *

2009年10月05日 | 料理・その他食

全国コーヒー協会によると、10月1日は珈琲の日だとか。 (コーヒーのQ&AもありHP見るのも面白い)
その1日の日に、1週間の鹿児島里帰りから愛ちゃんとひろとが帰ってきて妹さんからとお土産をもらった。



”おくら珈琲”(え? あのおくら?) 愛ちゃんの実家から、とりたてのおくらを頂くことはあるが初めて。
妹さんのブログでは喜入珈琲さんの名前は拝見していたが。”工房てたか”さんのおくら珈琲なのだ。
焙煎されたおくらの種と、珈琲豆のブレンド、鹿児島県指宿市はおくらの生産日本一だそうで、
2008年鹿児島新特産品コンクールで、”おくら珈琲、おくら茶”が奨励賞をいただかれたそうである。
孫達もおくらは大好き、栄養価は高いが珈琲にすると更にアップするようだからすごい。

土曜の朝、奈良方面へ仕事で出かける夫に「入れようか?」 ついこの前までは、アイス珈琲を飲んでいたのに、
すっかりホットな珈琲が欲しい季節になった。 静かな秋の夜も、もちろんホットな珈琲。



松阪の命の水(硬水)で、珈琲をたてていたが濃くなり分量が減るので、水を多めに入れたが
おくら珈琲は良く出て、珈琲が余った。 とってもいい感じ。
珈琲通でもなんでもないので言葉には言い表せないが、人に例えれば穏やかなやさしい、そんな珈琲だった。
愛ちゃんのお姉さんは鹿児島の人だから、「おくらの匂いがする」って言われたそうだが、分からなかった。
あるものを維持していくことも大切だが、常に何か出来ないか・・新しい開発をされる人にいつも関心する。
若い人のいぶきがいただけた画期的な”おくら珈琲”との出会いであった。

今日は叔母の葬儀、母が寂しくなって気落ちしていないだろうかと電話をしたがまだ誰も帰宅していなかった。
後母から電話があった。 弔電のお礼と4年余りの入院だったが、娘さんを初めお嫁さんや周りの方が
手厚い介護をされたせいか、とてもやさしいいいお顔だったよと言った。
「寂しくなるけれど、いつか自分も通る道。 母さんは至れり尽くせりで毎日幸せいっぱいだし、頑張らないとね」
気丈に言っていたが、母のようにいつも感謝で有難いと送れる人生ってすごい。
兄夫婦や孫夫婦・・みんなに暖かく支えられて・・(母さん、それはあなたが生きてきた事柄への贈り物よ)

昨日、ヨットハーバーから帰宅すると、豊野郡のコスモス畑へ行った長女夫婦からと花が届いていた。
色んな色あり、八重のもあり、色とりどりのコスモス。 おしゃれな英字新聞に巻かれていた。  

「いつか自分も通る道」 母はそう言った。
年齢がいっているからそれが当然ではなく、若いからと言って明日が確実に来るそんなことは分からない。 
明日がないと思うほどに、心いっぱいの日が過ごせたら・・。