日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 時代・・ *

2006年12月07日 | 風景・お出かけ



買い物の帰り近所の神社へ寄った。
妊娠しているとき、夫が望むように最初は「女の子が生まれますように・・」そして二人目は
男の子が生まれますように・・」 そして三人目は「女の子が生まれますように・・」
何度もお願いにお参りに来た。 偶然かしら夫の願い通りに生まれた、これは夫にえへんと自慢。
神社裏の公園は、以前は3分もかからない所に住んでいたから子供たちの恰好のの遊び場だった。

寒いから、と言う訳ではないだろうが誰もいない・・そんなことが殆ど、いつ来ても。
公園には銀杏がいっぱい葉を落とし、ブランコもぽつんと寂しそう。
次女もなつめの散歩であちこちの公園に行くのだが、小さい子供は親の連れでないと来ていない。
今の時代、考えられないような事件もあるし、何があるか危険がいっぱいなのである。
甥っ子のお嫁さんの5歳になる男の子でも、前の公園でも今は「遊んでおいで」と言えないそうで、
家でゲームをしている方が親も安心のようだが、子供ってこれでいいのかなと思ってしまう。
 
お年寄りの人も、おいそれと子供に声かけが出来ない。 知らない人に声をかけられたら、
黙って逃げるように教えられている子供たち。 人には親切に、そんないいことに躊躇する時代の悲しさ。
先日公園でなつめをベビーカーに乗せ散歩していると、おじいちゃんが可愛い可愛いと近づいて来て、
次女が少し引き気味になると「ごめんごめん、驚かせて。 子供が好きなんよ」と謝るように言ったとか。
私だって道を聞かれるのさえ(もし・・この人が)と恐いと思うときがあるのだから。
親切にすることも、相手の方がこちらに警戒心を持つかも知れないのだ。

子供たちが元気いっぱい遊んでいた過去が、あまりにも懐かしく思い出される。
少し悲しくて寂しい時代、子供たちを育てるむつかしさや大変さを痛感する。