ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

凌霄花

2008年06月21日 | Weblog
 のうぜん花揺れて真昼の夢をみる

 パソボラを終えて、帰路今年初めて

のうぜんかずらの花を見ました。 フェンスから濃いオレンジ色の花が

40個くらい咲いているのが見えました。

あぁ夏だな、と歩きながら傍を通り過ぎました。もう少し歩くと

田の縁に、今度は花菖蒲が紫や白、薄ピンク色で咲き競っていました。

 バスに乗ると、宝くじ売り場の前を通るのですが、「この売り場から

前後賞合わせて3億円が出ました」と、○○組・・・・番号と一緒に

横断幕がかかっているではありませんか! 

すごーい、誰かが当たったんだわ~っとミコちゃんちょっぴり

羨ましかったです。このサブリーナ前の宝くじ売り場は、時々1等が出ると

人から聞いたことはあったけれど、ミコちゃんは未だ一度も買ったことが

ありませんから、もし買うのなら、ここに限ると思いました。(爆笑)

 工場のチャイムに揺るる凌霄花

 『出ました』と謳い文句や夏の霧


桜桃忌

2008年06月20日 | Weblog
 身を沈め沸き立つ想ひ桜桃忌

 1日の疲れをとり、さっぱりしたくて、

仕舞い湯に浸かりながらも、浴室の気になる処を少々掃除したり、

歯を磨いたりして、入浴も結構忙しいです。寝る前の運動かな。(爆笑)

太宰治の忌日は今月13日でもう過ぎてしまいましたが、

緑風様によると、記念の祭事は昨日19日だったそうです。

 ここからはミコちゃんの思い出話になりますが、 

中学1年生の時、国語のN先生が突然1冊の本を

授業の初めから朗読して下さったので、50名の生徒たちは「今日は退屈な勉強で

なくていいな」と、喜び聞入りました。最初からどんどん引き込まれ、太宰治の

名前を焼き付けてくれたのが、『走れメロス』だったのです。

その後『人間失格』も読みましたが、内容は忘れてしまいました。(笑)

『走れメロス』は本を購入して、もう一度読み返すほど好きでした。


パン屋

2008年06月19日 | Weblog
 カーテンは金魚の模様パン屋さん

 木曜日の出張パン屋さんは、女性のパン屋さん。

家の前で車を止められるので、時々買っている。

可愛いカーテンに目が行った。赤やオレンジの小さな金魚がいっぱい泳いでる。

お迎え

2008年06月18日 | Weblog
 震災の犬繋がれて家人待つ

 地震から4日目の今日、やっと飼い主がお迎えに来てくれたワン。

夜テレビで見ましたが、犬が物凄く喜んで嬉しそうでした。

家人が非難してペットはそのまま、お腹もすききっていたことでしょう。

飼い主さんも本当は犬や猫のことが、気が気でなかったに違いありません。

良かった、良かった、助かったね!


田の蛙

2008年06月16日 | Weblog
 面長の月の光や田の蛙

 十三夜の月、少し面長ですが綺麗に見えています、

蛙も水田から今宵の月を見上げて、ゲコゲコと鳴いているのでしょう。

ゲコゲコ合唱しては、休憩をしていて、この時期ならではの

風流さを感じます。(笑)

ドンマイ

2008年06月15日 | Weblog
 女生徒の「ドンマイ」の声さくらんぼ

 バスケットはハードで長い競技ですね。

終了後、孫のユニホームは滝の下にいたかのようにびっしょりでした。

試合中の短い休憩の時、5名の選手の後ろから他の選手たち(ベンチ入りの)が

団扇で煽いで上げていました。

一年生と卒業した先輩達は観覧席から必死の応援をしていました。

9人の一年生たちは、立ち上がり綺麗な声で「入れていこう、入れていこう、ドンマ

イ♪」と和声でとても可愛かったです。

試合後、観覧席から1階に降りて1列に並んで「お疲れ様でした」と

声を揃えて、出て来た選手一人一人に労いの挨拶をするのですね。

勝っても負けても『素晴しい青春』そのものでした。

試合中に「○○○!」と応援席の先輩から孫の名前を叫んで貰った時、

孫が先輩から期待されていたということが解り、感激しました。

1階へ降りて行ってのこと、上の孫の泣く姿は、5歳ごろから見ていませんでした。

我が家に来ても、常ににっこりだったのです。

余程感極まって、啜り泣きの孫に「良く頑張ったね、これお祖父ちゃん

お祖母ちゃんからのプレゼントよ」と、この引退試合までのご褒美を

少々上げました。




地震(なえ)

2008年06月15日 | Weblog
 黒南風や地震の方角気にかかる

 岩手・宮城内陸地震の発生から一日が経ち、

被害の大きさに心が痛みます。生き埋めや行方不明の方

川に流された方など人的被害も多く、

一刻も早く救助されますようにとお祈り致します。

句友の緑風様やご家族のみなさまがご無事でほっとしております。

食器や軽量タイプのテレビ、お庭の灯篭などが壊れたそうですが、

これ以上の被害がもうありませんようにと、念じていますが、

今後の余震には充分ご注意なさいますように。

体に感じる余震が260回ほど続いているそうです。

本当に『人生、何が起きるか一寸先は闇』だなと思わされます。

 大地震月の雫の涙かな

 昨夜の月は潤んで悲しそうなお月様でした。

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☆古語辞典には地震のことを『なえ、ない』と表記してあったと思います。

蛍の夜

2008年06月13日 | Weblog
 渡らんと渡れぬ橋や蛍の夜

 昔読んだ「橋のない川」3部作。

あんなに感銘を受けた本なのに、45年も経つと内容が

思い出せない。読んだ時はただただ哀しすぎて、同情の想いがいっぱいだった。

しかし、人間は他人からの同情が一番嫌なもの。

薄皮一枚でやっと自分らしさを守っているので、心に余裕がなく、

ますます辛さを増幅しかねないからだ。そこで全ての希望を根こそぎ

絶たれたと早とちりしたら、自暴自棄になってしまうかもしれない。

「相手に対して、同情や憐れみの言葉は禁句」だと、渦中の人になってみたら理解できるだろう。

揚句は季語を蛍に、そうしたいろいろな想いを句に詠んだものである。

例えば楽しい方向では、恋の句にも擬えられる。三橋鷹女のようなスパッと解るような鮮烈な

恋の句が好きだけれど、私の様な凡女には詠めない。

自分自身がなんとなく解るような句である。




夏の霧

2008年06月11日 | Weblog
 夏霧に煙つてをりぬ社屋の灯



 夕方のニュースで霧が発生していたことを知りました。

雨に煙っている会社の明かりに、詩情を感じて句を詠みたかったのです。

霧に煙っていたかも知れません。この辺には会社も多く、発展している

企業を見ると心安らぐミコちゃんです。

写真はやはり茅ヶ崎の兄が送ってくれた、花菖蒲の美しい写真です。

紫陽花やカラーと並んで、今がシーズンの菖蒲は優美なお花です。

母の背丈

2008年06月11日 | Weblog
 母の丈少しちじみて入梅す

 午後からは雨になりました。

中国地方もついに今日入梅と発表がありました。

茅ヶ崎の兄が、写真仲間のグループで紫陽花を撮りに、鎌倉の明月院

まで出かけての一枚を、早速アップさせて頂きましたよ、感謝です。

写真はいろいろな美しい色彩で埋め尽くされています。

一つ一つの紫陽花の豪華さと、全体的な圧巻が写真からも見てとれますね。

 雨の日は雨の彩かな紫陽花は

 この写真がもし小雨の中で、あるいは雨上がりに撮影されたならと、

揚句のような想像句を詠んでみました。(笑)

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