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生きている短い間の喜び

2006-06-01 | 無能唱元・唯心円成会
 生き物はいずれ死ぬ それを見るのがいやだから 飼いたくないのだ と母の・・
生き物はすべて死ぬ 人間さえそうだ 確かにそれは悲しいことであり また恐ろしい
ことでもあるが それは人生の苦しみとして避けてばかりいられないことは
自明の理である・・

 私は何匹もの犬や猫を飼った 人間とくらべて彼らの寿命は短い 
私は何回もの彼らとの死に出会った そして生命には 
死との対面といういやなものの他に 生きているごく短い間に 
心からの喜びが与えられる時もあるのだ というごく
当たり前のことも知り それを味わった。あの犬や猫の可愛いさ 面白さを与えて
くれる命の喜びは何という嬉しさであろう・・

飼った小動物に対して覚えた 生きている ごく短い間の喜び こそ 
生命の喜び そのものに他ならないということ・・

 生の意義について考えてみたが 人生には何の意味もなく そこには何の謎もなく
答えも無い ということ・・人間はそれぞれ独自のその意味を発見したり 
打ち立てたりしている でもそれはどのように傑出した賢人や哲学者のもので
あろうと それはその人 独自の思い付きに過ぎない

人生に在るものは 良き思いか いやな思いか の いずれである

 自分の人生に良き思い を見い出した人は幸いである その良き思いとはすなわち
生きている短い間の喜び のことに他ならない

それは確かに 生きていることの喜び であり
       生きていることの証し なのだから
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うさばらしのために お金を使うのは 不幸な人生である