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新国立・ホフマン物語

2005-12-04 | 新国立オペラ・・
                   
     4回公演の3回目  3日 2FL6ー2  1万500円・ヤヤ高い

作曲 : ジャック・オッフェンバック  原作 : E.T.A.ホフマン 
台本 : ジュール・バルビエ、ミシェル・カレ 
指揮 : 阪 哲朗 ○
演出・美術・照明 : フィリップ・アルロー◎
衣裳 : アンドレア・ウーマン◎ 振付指導 : 上田 遙
再演演出家 : 田尾下 哲 舞台監督 : 大仁田雅彦

合唱指揮 : 三澤 洋史
合 唱 : 新国立劇場合唱団
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団○
キャスト
ホフマン : ◎クラウス・フロリアン・フォークト
ニクラウス/ミューズ  : ○加納 悦子 
オランピア : 吉原 圭子   アントニア :華◎ 砂川 涼子  
ジュリエッタ : 華○森田 雅美
リンドルフ/コッペリウス/ミラクル博士/ダペルトゥット : ▲ジェイムズ・モリス
アンドレ/コシュニーユ/フランツ/ピティキナッチョ : 青地 英幸 *
ルーテル/クレスペル  : 彭 康亮    ヘルマン : 黒田 諭
ナタナエル : 渡辺 文智      スパランツァーニ : 柴山 昌宣 シュレーミル : 泉 良平  アントアの母の声/ステッラ : 林 美智子

二年前の原初の感動は無い・・特に一幕が??ジェイムズ・モリスの声域が・・受け入れられない、終幕まで・・この方の声・歌唱で・・舞台バランスの悪さが
3幕で指揮者とモリスの歌唱を見ていて・・歌手に合わす指揮振り、オケが・・阪さん・・前回の体験が活かされてない?・・
今回も初手合わせ歌手陣で、指揮者のリーダーシップ?が音楽性の確信が??

ホフマン物語  2003年12月08日 感想・・
5日 初めて観る 聴くオペラであった
舞台演出 色彩感 合唱 声楽人の 動線が際だち 照明の絶妙な色合い等 
全体の統一感が際だったオペラ公演となる
一幕がオケが重たい響きで始まる・・フランス物で・・何故?・・本質の血潮はドイツ人?・・
主題が悪魔のテーマ・・不気味な曲調が・・納得・・二場の人形ぶりの唱法・オランビアのコロラトゥーラが絶品であった幸田浩子の演技も良し・・楽しい場面
二幕は歌を愛する若い娘アントニア・・息絶える アンネッテ・ダッシュの陰陽ある歌唱とミラクル博士が病気を治してやろうと・・ ゴートン・ホーキンスの(悪魔の)歌唱が優れ・・魔笛的な??フランス語のドイツオペラ的な重唱が・・ホフマン ヤネス・ロトリッチは声量は申し分なし演技が? 
指揮・阪 と オケが重厚な響と 気品さを醸し出し秀演となる・・ 
全てが有機的に溶け合い完成度高いオペラ公演となる

ホフマン・・これが私の壊れた人生だ

あなたは 詩人として蘇りなさい 私はあなたを 愛している 
人は愛によって偉大になり 涙によってもっと偉大になる・・・幕

作曲家オッフェンバック1819-1880は 本名はヤーコプ・エーベルスト 
ドイツ系ユダヤ人としてケルンに生まれた・・
(フランス語のオペラはフランス人と思っていた)・・勉強不足・・
父は音楽好きでフランクフルト近郊オッフェンバッハの生れで・・オッフェンバッハ子 と呼ばれ・・バックと 14歳のときに父に連れられパリに・・音楽院で修業した・・
1880年にホフマン物語 完成直前に亡くなり・・
エルネスト・ギローが楽譜を完成させ81年2月10日にパリ・オペラ座で初演

2003年12月08日 10時49分56秒
                  新国立・ホフマン物語  5日4F2-47
ホフマン物語            6回公演の4回目
作曲・ジャック・オッフェンバック 原作E.T.A.ホフマン 
台本・ジュ-ル・バルピエ/ミシェル・カレ
指揮・阪 哲朗 演出・美術:フィリップ・アルロー  
合唱・新国立合唱団 オケ・東京フィル
ホフマン・ヤネス・ロトリッチ   ニクラウス/ミューズ・エリナ・ガランチャ 
オランピア・華◎幸田 浩子    アントニア・アンネッテ・ダッシュ 
ジュリエッタ・佐藤しのぶ 
リンドルフ/コッペリウス/ダベルトゥット/ミラクル博士・
◎ゴートン・ホーキンス