見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

親のハナシ36

2018年07月20日 | 父母の声

先日ぶどうの袋掛け実習に参加しました。

私は普段あまり学園に行くことが出来ず、生徒さんたちと接する機会も少ないのですが、

当日はF君と一緒に1日作業させて頂きました。

 

私の中での彼は無口でおとなしいイメージでしたが、気さくに話しをしてくれ、

吹いてくる風に「気持ちいいね」とか、袋掛けしやすそうなぶどうを一緒に選び、

「難しそう。こっちのほうがいい!」と自分の気持ちを伝えてくれたり…

一生懸命黙々と作業に取り組んでいる姿を目にし、彼の色々な面を見ることができました。

 

学園は我が子だけでなく、色々な生徒さんの姿を見ることができます。

その中で成長を見守ったり、感じたり、私たちに色々なことを教えてくれます。

普段の娘のことに関しても、先生だけでなくお母さんたちから、

学園での様子や言動を教えて頂けることがあります。

そのたびに、娘のことをこんなに見て下さっている方がいるんだ…と、

とても嬉しくなったり、励まされたり、心強く感じます。

久しぶりに行事に参加し、改めて学園の良さを実感したとともに、

色々な意味で貴重な体験をさせて頂いた…と感じた1日でもありました。