見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

見晴台学園 2015年度スキー旅行

2016年02月26日 | 学園行事

学園では毎年2月になると、全校でスキー旅行に出かけます。

今年は2月11日、12日、13日の2泊3日の日程で、

長野県北志賀高原に行ってきました。

 

「スキー」旅行なので、もちろんスキーに挑戦します。

学園の生徒の中には、スキーが初めての生徒もいれば、

中等部時代からのベテランもいます。

なので、スキースクールではそれぞれの生徒のレベルに合わせて、

6つのクラスがあります。

 

今年のスキースクールでは、それぞれのクラスのインストラクターさん、

学園の教員に加え、一緒にスキー旅行に参加した大学生のボランティアさん、

保護者の方々にもサポートしていただいたので、

生徒も、スキーの経験が浅い私も、安心して取り組めました。

生徒の様子を見て適度に休憩時間をとったり、励ましたり、雪遊びに付き合ったり・・・

3月下旬の気温というほど暖かい天候でしたが、こうしたサポートのおかげで、

どの生徒も疲れ以上の達成感や充実感を得られたのではないかと思います。

 

スキーも存分に満喫するのですが、この行事はスキー「旅行」なので、

スキー以外の楽しみもあります。

名古屋ではなかなか見ることのできない雪の上をそりで滑ったり、

雪を使って冷凍ミカンやアイスクリームに挑戦したり、室内でカードゲームをしたり、

雪上車とロープウェイを使って山の上からの景色を眺めたり・・・

それぞれが楽しく過ごしました。

 

スキー旅行は本科のキャンプや専攻科のTKD53とは違って、

中等部・高等部本科・専攻科がそろって参加する行事です。

スキースクールやホテルの部屋など、学年の垣根を越えた交流があります。

後輩を助ける頼もしい先輩の姿や生徒が自発的に行動する姿を見て、

一人ひとりの成長を感じました。

学園の中だけでは見られない姿を見られてよかったです。

 

今回のスキー旅行にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。


学園親のハナシ~スキー旅行編~

2016年02月19日 | 父母の声

2/11~2/13にスキー旅行に参加してきました。

娘が学園に入学してから3回目のスキー旅行です。
いつか参加したいと思っていたのですが、今回初めて参加することが出来ました。

幸い3日間共お天気に恵まれ、北志賀高原まで長い道のりもトラブルなく、
予定通りの行程で進めることができました。

スキー初体験の子も上手に滑れるようになったり、
上手な子はナイタースキーまで楽しんでスキー三昧だったり、
雪のある生活を楽しんできました。

重い荷物をみんなで協力してホテルまで運んだり、
滑りやすい雪道を必死で歩いたり、
持ってきたはずの物が鞄から見つけられず大騒ぎして探したり、
同室の子のイビキかうるさくて眠れなかったり、
雪玉をぶつけられて泣いてしまったり、
食事を詰め込みすぎて出してしまったり、
アイスクリームを作るつもりが固まらず失敗したり、、、等々。

本人たちにとっては予定外のことも沢山あったと思いますが、
その一つ一つが大切な経験で、大変なことも不便なことも、
それもまたいい思い出となったのではないでしょうか。

何より友だちと過ごした3日間、キラキラとすべての子の瞳が輝いていました。
「この子こんないい笑顔するんだ」「たくさん私にも話しかけてくれる」
そんな嬉しい発見ができたスキー合宿となりました。

3日間、誰も怪我もなく無事に帰ってこれたのは、
合宿を支えて下さった、学生ボランティアの皆さん、学園の先生方のおかげです!
感謝の言葉しかありません。

本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!