見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

二次試験のお知らせ

2012年02月16日 | 生徒募集・入試情報
~自分に合った学びの場を見つけよう~

 特別支援教育が制度化され、従来の学校教育の中で対応が不十分だ
った学習障害、ADHD、アルペルガー症候群、高機能自閉症などの発達
障害を持つ子どもたちも特別な支援の対象となりました。
 見晴台学園はそうした子ども、親たちの要求をいち早く受け止め
1990年4月に開校した全国的にも例のない無認可の“学校”です。

■二次試験日程■

≪中等部≫
*募集人数:男女若干名
*出願条件:2012年3月小学校卒業見込みの人、
      12~15歳の中学校在籍者(途中入学可)

≪高等部≫(5年制)
*募集人数:男女若干名
*出願条件:2012年3月中学校卒業見込み、及び卒業している人

★中等部・高等部共通条件★
     ・学習障害やその周辺の軽度の発達の遅れを持つ子ども
     ・学校に行けない、合わないことで困っている、悩んでいる子ども
     ・自分らしさを大切にしながら、小集団で友だちとゆっくり学びたいと
      思っている子ども
     ・学園で学びたい人(友だちがほしい人、自信をつけたい人、自分が
      好きになりたい人、自立への一歩を踏み出したい人…)

*試験日:2012年3月25日(日) 午前10時~
*出願書類:入学願書(本人・保護者用2通)
*出願期間:2012年3月13日(火)~3月21日(水)
*選考内容:①試験
(高等部:中学校で学ぶ主要9教科から1科目選択)
(中等部:小学校で学ぶ主要2教科から1科目選択)
      ②小論文(高等部・中等部とも)
      ③生徒・保護者の各面接
*選考料:15,000円(選考日に持参)
*合格発表:2012年3月28日(水)までに文書で郵送
*入学一時金:合格決定者は2012年3月31日までに
 入学一時金50,000円を納入してください
*その他:受験に際しては事前に体験入学をお願いしています。

詳しいお問い合わせは見晴台学園まで

  052-224-7378
 FAX 052-354-0354
  gakuen@miharashidai.com

☆二月三日は節分!春よ来い~

2012年02月14日 | 日々つれづれ
 二月三日、中等部で荒子観音の節分祭に行ってきました。いつもは閑散としている観音さんですがこの日ばかりは観光バスが何台も来ていて、多くの参拝客でにぎわっていました。早速お参りをしましたが、押すな押すなで前に進めません。そうこうしている内に豆まき(袋入りの福豆)、が始まりました。後ろにいる私たちのところにまでなかなか届かず、残念ながら誰もゲットすることができませんでした。「もう!あんな豆なんかまずい!家で買ったのがいい!」と思わず悔し紛れの、負け惜しみの声も出てしまいました。
 参道や境内にはたこ焼き、おだんごなどの出店も並び楽しい雰囲気。せっかくの機会なので「、お店の商品をよ~く見て、買いたいものを選んで、500円以内でひとつ買ってもいい」ことにしました。この日はたまたま体験入学生が来ていたので3人でお店を回って、チョコバナナ、ホルモン焼き、フライドポテトなどをそれぞれ買っておやつタイムにしました。
 (2月3日 中等部)


 ☆中等部 地下鉄調査隊 調査継続中
 名城線右回り、左回りの調査を終え、二月十日に桜通り線の調査を実施しました。一月末に橅の家を訪問した際に一度乗っているので調査隊員の予想としては
「前に乗った時、鳴らんかったよね~」「たぶん鳴らんと思う」
というもの。さてどうなのかをしっかり確認することにし、まずはスタート駅の中村区役所駅まで移動。その後徳重に向かいました。桜通り線は電車の中のシートもきれいで停車駅までの所要時間が一目でわかるように工夫されているし、電車のドアの外、ホーム側にもう一枚ドアが設置されていて、新しさを実感しました。
 また、野並までと野並以降の地下鉄内の音が微妙に違う事や運転手さんの交代する駅があることも分かりました。みんなで確かめたかった肝心のホーンの音は行きも帰りも一度も鳴りませんでした。なんでかなぁ~。ますます謎は深まります。


  ≪路線図がどんどん増えていきます≫ 

   ≪次は鶴舞線に着手しなきゃね≫

2011年度 成人を祝う会

2012年02月05日 | 日々つれづれ


先週は名古屋でも大雪で公共交通機関のダイヤが乱れたりと通学に影響が
ありました。また、通学時間帯に大雪警報がでたことにより、通学途中でも
連絡がついた生徒には帰宅してもらうという対処をしました。
 学園は遠方から通ってきている生徒も多くいるため、安全を確保し、確実に
交通機関が動いているうちに帰宅してもらうことを第一に考えました。
午後からは天気がよくなり、大きな被害が出なくてよかったです。

 そんな大雪の前日の2月1日、学園では成人を祝う会を行いました。
今年の新成人は2人。会は専攻科1年生のプロデュースで行いました。


 スーツを「ビシッ」っと着こなした2人。午前中は学園内や近所で
ポーズを決めて写真撮影。

 午後からは全校でお祝いをしました。
 

 成人・大人とはこの世に生を受けて20年たてば、誰でも平等に大人になる。
今までの20年を一つの節目として次のステップに向かって、大人としての歩みを
自信を持っていってほしいと成人の先輩である教員からメッセージがありました。
 
 ちょうどこの日は福岡から専攻科の学びについて学園に研修に見えている
方がいたので、急きょ、来賓挨拶をいただきました。

 その後はお楽しみ企画で景品付きじゃんけん大会。


 景品はインフルエンザ対策でマスクとのど飴でした。


 お楽しみ企画のもう一つは専攻科で行った「大人講座」より「大人になるということ」の創作詩の朗読(赤字がお題で、専攻科生それぞれの思い)

大人になるということ
じぶんがかわること、じぶんがおさけがのめること
自立すること(親離れ、きんせんてきに)
自分自身にせきにんをもつこと(自分がしっぱいしてもうけとめる、自分がいってしまったことはなしにしない)
いんしゅができる、
好きな人とけっこんできる
働いてお金をかせぐこと、
飲酒ができること
自分のことは自分で考える、
自分の問題は自分で解決する
成人式をすること、
仕事をすること
成人を迎えるということ、
誰も待ってはくれないということ
20さいになること、
まわりのあつかいがかわること
自分の考えをしっかり持つこと、
自分の責任で他人に迷惑をかけずに歩むこと

素敵な大人
おややこどもをしんぱいする人
人のことをおもいやれる人、
心のつよい人(しっぱいしてそこをしてきされてもへこまない、すぐにめげない)
あいての気持ちがかんがえられる、
やさしく、時にはきびしく
自分の夢にむかって自由にとびまわる
楽しい家族を持つ
人の助けになれる人、
目立たなくても、人の役に立っている人
働いている人、
車を運転している人
先頭に立ち、みんなを牽引できるリーダー、
逆境も苦にしない屈強さをもっている
ポジティブで明るい人、
元気で生き生きとしている人
いつもいろいろなことにアンテナを張り巡らして、挑戦している人
人にやさしく、笑顔のたえない人


私は
かぞくをたいせつにしたい
すぐにめげたりしないこころのつよい
大切な場面ではっきり自分の意見が言える
人生の最後までがんばる
見えない所でも人の役に立てる
仕事をして働いている
あなたが居てよかったと言われるような
大人になっても少年の心を忘れない
家族と自分の生き方を大切にする
                     大人になりたい

その後、一緒に専攻科で学んできた1年生が、先輩たちの様子を振り返りながら、
自分も先輩たちのように好きなことをみつけ、努力をする人になりたいと
伝えました。

最後に記念品贈呈。
今回はネクタイをプレゼントしました。専攻科1年生たちが用意したのですが、
まず、どこでネクタイを購入するのか、どうやって選べばいいのかなど、?マークが
いっぱいでしたが、当たって砕けろとばかりに名古屋駅にクラスで出かけ、お店の人に
アドバイスをもらいながら選びました。
M先輩には春をイメージしたもの、この色はT先輩、似合うよねというような感じで
お店の人がピックアップしてくれたものの中から選びました。
気に入り、これから使ってもらえたらうれしいです。

夜は場所を変えて「第2部大人の宴会」
少しおしゃれをした専攻科全員で名古屋駅にあるおしゃれな居酒屋さんへ。
照明が落とされた大人の雰囲気のお店。



おしゃれに盛り付けられた和食



 間接照明で素敵な雰囲気の中、最近専攻科で流行っている宴会ゲームを
専攻科2年生進行で行いました。×ゲーム(まっず~~い飲み物)まで用意してあり、
さすが専攻科。もちろん盛り上がりました。

これから新成人2人を含む専攻科2年生は進路にむけての取り組みが
本格的に始まります。
大人になる(なった)ことに自信と責任を持ち、自分の歩み道を切り拓いて
いってほしいです。