見晴台学園トピックス

 1990年、学習障害や発達障害の中学生・高校生が学ぶ全国にも珍しい父母立の学園です。

学園親のハナシ28

2016年08月15日 | 父母の声

8/6(土)、7(日)と、京都で全国障害者問題研究会(以下、全障研)がありました。

毎回先生たちはレポートを持って参加されています。
今回は、私たち親もレポートを持って参加しました。

私は、去年初めて岐阜での全障研に参加し、心を揺さぶられました。
障がい者・児をとりまく環境に大勢の人々が関わっていて、同じ思い・
同じ悩みを持った方がたくさんいるという事を知りました。

そこで、私も、見晴台学園に出会ってからの子どもの成長を、
親から見た視点で伝えたい!と、思ってしまったのです。
そこに賛同してくださった親の方、少しでもより良い発表になるようにと
引っ張ってくれた親の方のおかげで、とても暑かった京都で、
それに負けないくらいの熱い発表が出来たと、自負しています。

また、全障研では、学園での先生方の取り組みと、それによって
子どもがどのように成長しているのかを知る事ができます。
同じ学園の仲間が成長している事を知ることは、自分の子どもの
成長と同じくらい嬉しいと思います。
そして、先生方の真摯な取り組みが感じられ、感謝の気持ちでいっぱいになります。
他にも、同じ分科会で当事者の方・親の発表もあり、とても勉強になりました。

障がいがあってもなくても、周り(家庭や学校等)のサポートが整っていれば、
子どもは成長していくことが出来る、と改めて感じました。親として、これからも
子どもの気持ちをしっかり受け止め、成長を見守っていきたいと思いました。

親のレポートには、

みんなが輝く!みんなで輝く!
~保護者が語る我が子たちの確かな成長と見晴台マジックのタネ明かし~

という題名がついています。ぜひ、タネ明かしが知りたい方は、学園説明会に
参加していただいたり、今秋発売される学園の本「みはらしだいパレット」を
読んだりしていただきたいな、と思います。


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学園親のハナシ27

2016年08月15日 | 父母の声

親が子にしてやれることって何なんでしょう?

息子が小学生の頃は何とか勉強についていけるよう
毎晩学校の宿題をやらせていました。
けれど、ある晩「できないよ、できない・・・」と
泣きながら眠ってしまった息子の顔を見て
「これではお互いのためにならない」と気付き
それからは一緒にゲームやプラモデルを楽しむことにしました。
その後、小4の時の担任や教頭先生の好意で支援級に入り
先生方に見守られて中学へ。

しかし、高校受験へ向かって進む周囲の中、ずいぶんさみしい
思いもしました。
けれど中3の時、支援級に来てくださった先生にいろいろ相談に
のってもらい、見晴台学園を教えてもらいました。
自分で希望して入学した学園で5年間仲間たちと一緒にゆっくり、
のんびり、生きる力をつけてずいぶん大人になりました。
この学園での生活こそが一番息子を育ててくれたと
私は思っています。


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