昨年末に放映されたNHKの報道番組追跡!真相ファイル「低線量被ばく~揺らぐ国際基準~」
には、原発問題に関心のある人々の多くが驚き、NHKのジャーナリズム精神を称えた。
私もその内容(低線量被爆の深刻さ)を伝えたくてブログに記した。
http://blog.goo.ne.jp/michie39/e/d63530dbba3ef0fb246fcce799990117
しかし今、この番組を製作し放映したNHKに対する猛烈なバッシングが起きている。
論旨のすり替え、事実誤認、不都合な情報隠ぺい、根拠薄弱などなどと指摘し、
非論理的・非科学的な報道であるとし、
「一般視聴者に放射線の恐怖のみを煽るような“風評被害者”的報道は
今後止めるよう強く要望します」
と、激しく抗議する文書を送り付けた人々がいる。
全文はこちら。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/snw/media_open/document/nhk_kougi120112.pdf
末尾には、エネルギー戦略研究会会長、日本原子力学会シニアネットワーク連絡会会長、
エネルギー問題に発言する会代表ら三者の記名があり、
さらにそれに賛同する企業や学会、学者などそうそうたる112名の名前が連なっていた。
どうやらこの方々が、いわゆる『原子力ムラ』の村民らしい。
自分たちがやってきたことの反省もなければ、後悔もない。
責任感などゼロ!という特殊な方々のようにお見受けする。
NHKはどうか、こんな非常識で傲慢な方々の存在は気にせず、
これからも放射能や原発に関する真実の報道に努めてほしい。