Gon's_Bar

ブログって何? 2023年4月より兵庫県高等学校演劇研究会東播支部へ移動。高校演劇の情報の配信、記録も。

あっぶっなぁ~!

2006-11-28 21:18:21 | お芝居演劇
高校演劇の上演時間は60分です。
 一ベル、アナウンスが終わって初めての演出効果が始まったときから、舞台上の全ての演出効果が終わるまでで計時します。基準を超えた瞬間与えられる運命は「失格…」です。ま・じ・っす・か・?

  はい、まじです。

 好色が静岡の全国に出たときも、「このシーンで52分を超えていた場合はラストのワンシーンをカットして上演しよう」なんて仲間内で決めていました。カットされるシーンに出る役者達にとっては突然その場で自分の見せ場が無くなるわけで、同意しかねる話ですけど、失格になるより百倍マシなわけで…。恐ろしい話です。幸いそんなことにはならなかったんですけどね。
 実はこのルールちょっとした裏話がありまして、何でか知らないんですけど60分と言いながら60分59秒までOKなんですね。ちゃんと大会規定に書いてあるんですね、僕じゃありません書いたのは。 今回その規定に救われた学校があったとか無かったとか。あっぶっなぁ~!
 みなさん、失格には十分気を付けましょう。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

滑稽なテノール歌手

2006-11-27 22:16:10 | お芝居演劇
 クラッシック音楽に携わる人っていつも上品で黒い服を着てお金持ちっぽくって生活感無いじゃないですか。そんなことありません? よく言えばセレブの世界、悪くいえば蟻とキリギリスのキリギリス。自分たちとは別世界の人なんです。特にソプラノとかテノールなんて高い音を出すパートの人は自分を主役だと思っているのか余計にそんな感じ。友達にはとてもなれそうにありませんでした。
 ところが僕には親しいテノール歌手がいるんです。その人は決して男前ではありません、スケベです、シモネタ大好きです。でも一度ステージに立つと光り輝きます。キンキンしたタクシーがスピードを出すときのような下品な調べではなく、フェラーリがモナコの最終コーナーを立ち上がってくるような荘厳な高周波を発します。素直に「…す、すごい」と思える人です。
 ある日の出来事。友人の家に彼を含めて数人が集まったホームパーティーが行われました。興がのり彼は『フニクリフニクラ』を歌い出したのです。マンションの一室で聞く本格テノール歌手の『フニクリフニクラ』僕たちは爆笑し、一緒に踊り、お腹がよじれそうなのでした。すんごいモノは感動させるコトが出来る、と同時に笑える、楽しい、素直にすんごい…。今年の今津には間違いなくそのすんごいがあったと思います。
 これやったら勝てそうやん? 僕は全国大会に行っても結構そう思います。でも今年の今津は違います。これには勝てねぇ…。僕にとって、滑稽なテノールという絶賛を彼に(いや彼らにだ)送りたいと思います。
 来年年明けの1/14は春秋座。太陽の箱を宇宙で最後に拝める一日です。賞味期限の切れていない『太陽の箱』を、是非見てみたいモノです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま~です

2006-11-26 23:59:00 | Gon's_Diary
 たった今速報部の方から帰ってきました。個人的なことをアップするといいながらあっぷあっぷで全然更新できませんでした。これからはこちらに帰って好きなことを書かせて頂きます。

何はともあれ、速報部を手伝ってくれた生徒諸君!感謝です。
 そのおかげで近畿大会速報部が偉いことになっています。なんと初のランク入り。アクセス数も1000を軽く突破してくれました。記念すべきレコードは多分11/26の段階で出るのでしょうけれど、待ちきれずにこの時間にアップです。っていうか、そろそろお休みなさいでしょう。
 ということで、ご挨拶とお礼の帰還報告でした。今後もとGon's_Barをよろしゅうに。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今から劇場入りです

2006-11-22 18:54:31 | Gon's_Diary
 近畿大会運営用の本部を設置するために劇場入り。この時間に芸文センターの正面玄関に来るとイルミネーションがきれいでクリスマスのようです。速報本部を設置してそこからアップしています。本部の中身はこんな感じ。いろいろ可動式の椅子がVIPって感じです。明日は9時入り。出演校の位置決めが始まります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近畿大会速報部のご紹介

2006-11-16 21:04:08 | お芝居演劇
 来週末、11月24(金)~26(日)は高校演劇の近畿大会が阪急西宮北口駅前の兵庫県立芸術文化センターで開かれます。ホントだったら出る気満々だったのですけれど、今年は別な風が吹いたみたいで応援部隊に回ります。伊丹西高チームも主体になって大会の裏側をブログ形式でレポートする予定。そこで告知です。
 近畿大会速報部のブログを開きます。Gon's_Barにも個人的な内容はUPするでしょうけれど、大会期間中は速報部のほうにもアクセスお願いします。とりあえずブックマーク、していただけました?上演前後の様子からリハの裏話まで、お楽しみいただける予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

噂の二人

2006-11-12 22:13:43 | Gon's_Diary
県大会での一こま。

 A:あの二人、似てるんちゃう?
 B:うちも思った!
 A:似てるやんなぁ。俺、間違えて朝、挨拶しそうになったモン。
 B:どっちも優しそうやし。
 A:うんうん。頼れる縁の下の力持ちって感じやね。
 B:でもね、決定的な違いあるんよ。
 A:何々?
 B:片一方は本書きでしょ? もう片一方は汗かきやネン。
 A:うわぁ~、めっちゃ納得。

 このお話はフィクションです。ちなみに写真は滝川第二のいぐりん先生と美術スタッフ応援部隊でお越しだったS谷さんでした。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せな気持ちの裏側で

2006-11-11 21:24:36 | 劇場通信
 ぜんぜん顔色一つ変えない不敵なメンバーもいるのですが、今日の県西は終始ドキュメンタリー。公演前の異常な緊張にいっとき地に足がつかなくなりかけ、阪神大会よりリアクションの少ない客席の違和感に小さなミスやカラ回りを誘発され、F田先生にスタッフワークとはなんたる物かを説かれた音響、照明がまさかのスタッフワークミスで公演終了後崩れ落ち、それでもしばらくしたら仲間の励ましで復活し、重鎮竹内銃一郎先生の講評に再び緊張した面持ちで望んだわけです。それでも観ていて幸せな気持ちになるという講評は何よりのほめ言葉。一日の疲れが吹き飛んだことでしょう。阪神の快進撃をうれしく思う半面、いいなぁ~とちょっとすね気味のごのいでした。(正直でしょ?)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今津快進撃中

2006-11-11 21:23:29 | 劇場通信
 バージョンアップしてますよ~、今津。神器の箱が紙を張ったダンボール箱ではなくちょっと小さめですが木の箱になっていました。舞台には蝶の紙切れがいっぱいに撒かれ、「あっそ」という短いセリフも書き加えてあります。もう後戻りできない方向へ、劇自体がコンバートされていくのを感じました。少ない客の影響なし。笑いに頼らない芝居の強みです。
 お芝居はこうであるという束縛をうたがってみなさいという講評は筋違い? だって現実からかい離したH山ワールドに現代の高校生が集うためにはまず切符となる所作やお約束が必要なのですもの。それでも描きたい世界が明確であることの強みは十分観客に伝わった様子。更なるバージョンアップを見てみたいと思わせてくれました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホントにジンクス?

2006-11-05 23:06:08 | お芝居演劇
 夏の講習会で不用意に僕がはいた発言「兵庫で近畿大会の年は阪神止まりってジンクス、あるんですよね~。」皆さんくれぐれもご注意下さい。その昔よりこう言われています。『言葉には命がある!』って。一度発した言葉は命を持ち、それが現実のものになる場合もあるという言い伝えです。失敗しました、忘れてました。僕は二度とそのような発言はいたしません。言霊を信じます。
 とは言え上演中に感じた違和感は確かなもの。11/8は部内ビデオ上演会。絶対なんか見つけてやる。具体的なリベンジにつながるキーワードを。みんなで頭寄せ合って作戦会議です。この2~3年で伊丹西はエラい所まで旅公演させて頂きます!みんな~そうなったらOBOG現役含めて大所帯で合宿だぁ!(結局は単なるお出かけ好き?)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽の箱

2006-11-04 21:53:34 | 劇場通信
 H山演劇集大成?『太陽の箱』が上演されました。一貫して雅の世界の様式美を描き続けた今津に確かに変化を感じた今回のお芝居。僕的には初めて同じ土俵にやってきたように感じました。なんだか今までは遠い別世界で演劇ではない独自の舞台芸術を追求しているようにも感じていたのですけれど、ついにH山演劇は演劇という世界に触手を伸ばしてきた感じです。そう感じた一番の要素は登場人物が初めて人としての言葉を語り、人らしく舞台に立ったからです。もちろん時間としてはごくわずかなのですが…。現実世界にも鋭い目を向け、目の前の日常を独自の世界観で切り取るとき、彼は世界に羽ばたくのかもしれません。
 それにしても彼の周りには人が集まります。期待の目、信頼の目、好奇の目、恐怖の目。こんなにも人を引きつける何かを持った高校生は何年かぶりですよね。蝶のように舞いまくった前日位置決めもすでにエンターテイメント。これからも愛される舞台人であることを信じて、応援してます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする