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ブログって何? 2023年4月より兵庫県高等学校演劇研究会東播支部へ移動。高校演劇の情報の配信、記録も。

コンクール作品決定

2007-08-31 22:35:51 | お芝居演劇
 夏休みの目標であったコンクール作品決定の期日は今日8/31。オリジナル作品を書いていたのはわっきぃ、式部、もみじ、青べぇ、そしていっけという豊作? もちろん「こいつはすげぇ!」みたいな圧倒的な作品じゃないんだけれど、それぞれに作者の個性や思いこみがあるわけで、そいつを一本に絞るっていうのは一大決心なワケです。まるで真っサラな半紙に墨汁をたっぷり付けた太い筆で第一画を書き下ろす瞬間みたい。

 ぼたっ

 そんな音はしなかったけれど、後戻りしない第一歩が刻まれました。みんなが選んだ台本はいっけの。選ばれた本人には嬉しいような怖いような、選ばれなかった本人には空しいようなホッとしたような、違う密度の風がながれた夏の夕暮れ。
 本人曰く「とにかく後二日は宿題やらせて…、あと頑張る。」ですって。頑張っちゃいけません。
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竹内銃一郎効果

2007-08-28 23:47:40 | お芝居演劇
 今年度の平成演劇教育委員会は演技演出。先日ご紹介したとおり、前もって二日の練習を経験した21人のメンバーによる模範演技と竹内演出を目の当たりで見る初めての機会となりました。一言で言えばうずうずの21人と淡々の銃先生、そして謎々の客席という講習会だったと思います。銃先生はその辺重々承知で、始まる前から「見ている時間が圧倒的に長いと思います…」的なご挨拶。教員チームとしてはついつい「何か一つでも持って帰れるように…」なんてまとめてしまいがちなんですけれど、お芝居に本来そんな公約はない、なんて言われちゃったような気がしています。
 テクニック的なこと、例えば句読点や成立の問題なんかは公開稽古でも、その後登場した現役竹内ゼミのかわいい女子大生のお姉さんからも聞けたと思います。でもそれが何なん?っていう芯の強さや揺るぎのなさみたいなモノも感じられたごのいでした。翻訳は僕の仕事。持って帰るのはセンスある人だけが出来ることかも知れません。…やばいなぁ。
 ともかく不安や欲求不満や自己嫌悪と戦った21人のメンバーに拍手。それに引き替えおいこら、シロクマ。目立ち過ぎじゃ。

追伸:ついさっき(8/30のPM10:00頃)、皆さんに協力してもらった総合文化祭開会行事での演劇部門紹介ビデオが完成しました。出来は明日にでも西高のメンバーに観てもらってチェックする予定。演劇っていいかもって観た人が思うような3分50秒のプロモーションビデオにしたつもりです。お楽しみに。
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Rブレーキパッド交換

2007-08-26 20:48:38 | タイヤが好き
 前々から薄造りになってきたと噂のリアブレーキパッドを交換。そろそろですよから半年遅れでまだ1.5mm残りですけれど交換しました。モノの本には2.0mmを切ったら変えても良しと御指南。確かにパッドに刻まれた溝は無いです。前回交換は2003年10月。走行距離は不明だけど約40000km手前なので20000kmが交換サイクルって感じです。気になるお値段は部品代4,200円+工賃3,000円。
 これについては必要な消耗品という認識ですけれど、気に入らないのは同時に交換した左インシュレーター。キャブとエンジンをつなぐゴム製のパイプです。前回初交換したのは2005年04月。走行45515kmなのでどう考えても早すぎ。表面は何の異常もなく、前回交換した時みたいにひび割れてはいません。それでもパーツクリーナーを外から噴くとエンジンの回転が落ちるので余分な空気を吸い込んでいるのは明らか。それってパーツの不良か組み付けミスってコトじゃないの? まあ13,000km走っているので黙ってはおきましたけれど…。こちらは部品4980円+工賃4000円ってところ。作業時間は2時間ジャストでした。
 日曜部の午前中はお客さんが入れ替わり立ち替わり。外車に乗ってる人ってこんな感じって人もいれば、素直な若人もいたりして人間観察には事欠かない午前中でした。ただ、若人に20000円を越える整備代請求はつらいだろうなぁ~。あ、独身貴族ならいいんか。ちなみにデイトナ675でした。あれ、乗ったら楽しいらしいですよ~。
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平成演劇教育委員会事前練習

2007-08-21 15:00:46 | お芝居演劇
 三人姉妹ラストシーンの長台詞を7人の役に細分。スーラの『グランドジャット島の日曜日の午後』という絵画のミザンスを利用。そこへ登場人物相互の関係を入れ込んで再構成している。台詞を言う時だけでなく、台詞を言う前の準備、台詞を言った後の後始末をするのが高校生は苦手。準備と後始末のキーワードだけでも気持ち、視線、位置移動、反応、フリーズ、成立するしないと数多い。それだけの作業を役者個人が並列でこなしつつ、聞こえてくる台詞は舞台の時間軸上で互いに競っていなければならないのが、竹内氏の狙いの中に見つけることができた。
 ただし舞台成果として見る時、何を優先させてまとめていくのか、午前中の稽古の段階では確定できていない気がした。演出の銃身は役者の一発芸を超えるのか殺すのか生かし切るのか…。答えは来週の平成演劇教育委員会まで待たなければならない。
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伊丹西高自然科学コース校外学習~SPring-8編~

2007-08-20 22:30:02 | Gon's_Diary
 担任の2年1組を引き連れ兵庫県佐用郡佐用町のSPring-8へお出かけ。校外学習というスケジュールで1組だけに年数回企画されているプログラムの一つ。自然科学に関わる者にとって、知れば知るほど有り難い県内の施設です。このブログ読者向けに最短時間で解説すれば、世界で一番細かい物が見える光線を出せる巨大施設で、その光線は使い方によっては直らないガンの治療にまで使えたりするのです。施設の周りには世界の科学者やガン患者が湯治よろしく長逗留していたりします。そんなところ。よく見える光線だから、和歌山毒物カレー事件のヒ素の成分がどこの国から産出され、製品化されたものと同じかの鑑定に使われたことで有名。そんな施設を県内の高校生に知ってもらうためのイベントによせてもらっているのです。
 我がクラスは自慢じゃないけどまとまりの無い無愛想な集団。もちろん心ある演劇部員が4人も居るわけですけれど、彼らだってクラスの顔ってモノがあります。和を乱さぬように自分の役割を粛々と。必然的に主役の居ない普通?な校外学習となるわけですけれど、よく見てみれば実は面白いのが生徒の動き。自分の興味にヒットした場合、目を輝かせて展示品に向き合ったり、下手をすれば自分の人生の指針を手に入れる場合だってあるのです。演出家のいないワークショップってこんな感じかな?
 僕が目にした今日一番のヒットは写真の彼。以前行った関西大学では「質問したかったけど勇気が無くて」なんて弱音を吐いていたマー君。ガンガン質問している別な生徒と盛り上がっていてふと気が付くと、ビームラインを前に係の女の人を独り占めにして何か質問中。一生懸命答えてくれるその女性と二人だけの世界に入ってました。う~ん。やるやんマー君。一皮むけたって感じ?
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AI・HALLホールオリエンテーション

2007-08-19 21:39:55 | お芝居演劇
 参加校は伊丹4校と六甲高校。新興勢力六甲は勢い的には大阪の追手門大手前に匹敵しかねない兵庫の危険分子、いや期待の星だ。中学時代からAI・HALLと深くかかわりを持ったメンバーである。
 今朝のメンバー紹介は他に嬉しい再会。西高演劇部のOGであるあっぱぁとヒミコがお手伝いとして参加。後輩たちも安心するみたい。当の本人は大テレで恥ずかしそうだったりするので余計におちょくりたくなる。噂では昨日の中学WSでは小町も登場したとか。見たかったなぁ。
 演出にも焦点をあてたワークショップは午前中の演出概論を理解する暇もなく昼から7名ほどのチームを率いる課題。ちょっと苦しい。演出担当のいっけから途中何度かヘルプアイ。あんまり登場しちゃいけないみたいだから舞台設定と役者出入りにだけちょいと目を向けさせる投げかけ。最後の1時間は駆け抜けるように5つの班の発表会でした。
 高校生にとって目に見えるものが存在するもの。舞台に現れないプランより、目の前で演じる役者の個人技の方が魅力的だし分かりやすい。そんななかで演出の仕事を見つけ始めたいっけが頼もしかった。
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お墓参りと里帰り

2007-08-16 18:15:39 | Gon's_Diary
 お墓参りと里帰りといっても行き先は一山越えた神戸市灘区。午前中にお墓参りを済ませました。子供たちにとっては見たことのないおじいちゃんのお墓。もっぱら水をかけることやお供えのジュースが気になるもの。ここに眠るおじいちゃんは僕が5歳のときに亡くなったので、ちょうど長男と同じ年だったわけです。当時お葬式で『黒猫のタンゴ』を歌い、親類の絶賛をあびた記憶がありましたっけ。
 その後僕の実家へ。お寺さんが来てお経の間静かに座っていなきゃいけなかったり、仏壇をむやみに触るなとダメが出たり、ものめずらしいけれど窮屈な一日。今年98歳のみち子ばあちゃんの歳を聞いて「ふぇ~、僕100まで数えられるで。」と自慢した後「もうすぐ死ぬの?」と失言。
 僕と嫁に同時にしばかれたのは苦い思い出となるでしょうか。
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課題と原石と

2007-08-10 22:10:15 | お芝居演劇
 合宿無事に終了。現在1名の行方不明者レミ造をのぞき、無事にお家に辿り着いた感じです。この合宿のメニューはコンクール作品の原石となりうる小品をホールで発表すること。他にはホールを知らない1年生に機構を体験させること。もちろん部員同士の親睦を深めるなんて目標もあったりりするんですけれど、一応全項目を完了させて終えることが出来ました。
 そのなかで課題も浮き彫りに。まずお芝居を作る集団としての「チーム力」が明らかに低下していること。特に音響、照明は今のところダメダメです。気付かない、ひらめかない、直せない、動けないの四重苦。原因の多くは経験不足です。これに関しては怒りません。逆にこの合宿で自分達の現状に気付いたことを良しとしましょう。他にも役者の基本である声や加速度が数段鈍っていることも発覚。課題だけはいっぱいお土産に持って帰れた合宿でした。
 それでものぞきに来てくれた先輩からは勇気の出る励ましの言葉も。ありがたいものです。帰り道は予定を変更して高速艇で明石へ。ときめきの止まらない淡路合宿でした。
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憧れの地淡路へ

2007-08-09 11:33:34 | お芝居演劇
 今日から1泊2日で淡路島へ演劇部の合宿。アソンブレホールをお借りしてホール実習。写真は淡路上陸を果たした感動の笑顔です。
 この合宿にかけるメンバーの思いは深い。なんで?それはみんなでお泊まりが出来る数少ないチャンスだから。しおりを作ったり忘れ物がないか異常にチェックしたり、もちろん二日目ホールで発表する小品作りにも取り組んで来ました。
 みんなにとって思い出深い合宿となりますように…。
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07島根全国生徒講評UP

2007-08-08 22:39:35 | お芝居演劇
 この夏の島根全国大会での生徒講評記事がUPされているようなので紹介します。裏事情?とかはさておき、彼ら彼女らの仕事ぶりと言って過言ではない内容ですので、現役高校生が、討議を経てこのぐらいの劇評はまとめることが出来たんだというストレートな観点でご覧下さい。

 生徒講評記事へ

 最長で上演当日(翌日?)12:30まで、最終日などは講習会途中までに書き終えた講評文です。高校生の活動時間としてどうかという論点もございましょうが、それだけの覚悟もフォローもある生徒講評委員会ですのでそこは良しとしてもいいんじゃないかというのが僕の考えです。
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