人数多すぎの31回生が当たり前だが一斉に引退、一斉に卒業。ピーク時一学年18人。卒業時点で17人。つまりほぼ抜けずに走りきったわけです。この学年は熱かった、いや熱くるしかった。お陰で彼らのいなくなった部室はなんだか時の流れに忘れ去られたみたいに寒々しかったことが印象的でした。
卒業式で答辞を読んだのが舞監の正樹。突っ込みどころもいっぱいあったんだけど、終盤で語ってくれた仲間や後輩や、僕に向けてのほんのひと言にちょっと泣けたのも事実。横のO嶋先生にばれないように腕組みして目をつぶって聞いていました。
彼ら一人一人は教室で見れば目立たない一生徒です。ま、目立つ奴もいるのですけどそれは例外。ところが放課後、部室で集まると自己主張が始まります。まるで大家族の夕食風景のように自分の居場所を主張し続けなければ死んでしまうかのような勢いで。ケンカもしたでしょう。一人が風邪をひけばあっという間に感染が広がりました。17人いれば一人ぐらい遅刻します。でもちょっとのワガママであっても全員がやればテロです。でもそれを乗り切って一つの時代を共に築いた彼らは、賞賛に値する奴らだと思うワケです。みんなが自分の役割はこれだとしがみつき、自分のいる意味を見失わないようにしながらの800日。しんどかったと思うんですよ。それでも卒業を機会にこうして集まって共に笑える。その顔を見ていると、やっぱたまらんわけです。うらやましいわけです。そして誇らしのです。
伊丹西の演劇部ってやっぱすごい集団なんや。そんなことを実感できた卒業コンパ。彼らが不器用なりに自分の未来に居場所を見つけた時、僕は本気で笑えるような気が、しています。
卒業式で答辞を読んだのが舞監の正樹。突っ込みどころもいっぱいあったんだけど、終盤で語ってくれた仲間や後輩や、僕に向けてのほんのひと言にちょっと泣けたのも事実。横のO嶋先生にばれないように腕組みして目をつぶって聞いていました。
彼ら一人一人は教室で見れば目立たない一生徒です。ま、目立つ奴もいるのですけどそれは例外。ところが放課後、部室で集まると自己主張が始まります。まるで大家族の夕食風景のように自分の居場所を主張し続けなければ死んでしまうかのような勢いで。ケンカもしたでしょう。一人が風邪をひけばあっという間に感染が広がりました。17人いれば一人ぐらい遅刻します。でもちょっとのワガママであっても全員がやればテロです。でもそれを乗り切って一つの時代を共に築いた彼らは、賞賛に値する奴らだと思うワケです。みんなが自分の役割はこれだとしがみつき、自分のいる意味を見失わないようにしながらの800日。しんどかったと思うんですよ。それでも卒業を機会にこうして集まって共に笑える。その顔を見ていると、やっぱたまらんわけです。うらやましいわけです。そして誇らしのです。
伊丹西の演劇部ってやっぱすごい集団なんや。そんなことを実感できた卒業コンパ。彼らが不器用なりに自分の未来に居場所を見つけた時、僕は本気で笑えるような気が、しています。