ファンレター

　今日、学校にファンレターが届きました。近畿大会で伊丹西の『境界線二〇一〇』を観てくれた奈良県の某高校演劇部1年生の女の子からです。可愛い封筒にしてはずっしり重い中身に、一生懸命書いてくれたんだなってちょっと感謝。せっかくなので部活の締めでみんなに披露しました。
　自分たちのお芝居を観てくれた人からこうしてリアクションが届くって経験はあまり多くありません。あっても上演後の批評用紙やブログで一言が関の山。みんな興味津々で聞いていました。話の中身に直接出てきたミナミ役のぴのは次回公演では作者と演出班。聞いているうちにどんどん役者がやりたくなってきて身もだえしておりました。分かるなぁその気持ち。もう一人シュウ役の一茶は照れくさそう。言葉に出してのリアクションは無かったのですけど、きっとこそばゆいような嬉しいような気持ちだったと思います。演出の話し、カサの話しでああ、私たちのあれをそんなふうに観てくれてるんだって何人もの人がそれぞれの仕事に応じてそれぞれの気持ちで聞いていたように思いました。
　何かを表現したい気持ちの裏側には、必ず何か感じてもらいたいという下心？もあるはず。当然のことだです。そこは素直に喜んだり、悲しんだり、悔しがったりするところだと思うのね。もっともっとの思いは必ず次の舞台につながるもの。しんどい稽古や潤色作業を乗り越えられそうなとても嬉しい贈り物でした。部員達を代表して、ありがとうございました。

桃園会『ダイダラザウルス』

　深津篤史という本書きは多分天才のジャンルの人。言葉の選び方やものの見方、切り取り方。凡人では出来ない切り口を持つ作家だと思う。彼の主催する桃園会がアイホールでお芝居をすると聞いて、ずいぶん前から観に行こうと決めていた。そして今日。
　分かりすぎて質感のないお芝居から急速に距離を取り始めた最近の流れをある意味極限まで？追い求めるとああなるのだろうか。質感は高いのに分かりません。分からないものを否定する気は毛頭無いのですが、ちょっと？　意味あるセリフを吐くのであれば、吐いた意味の責任はとった方が良いんじゃないかな。優れた単語のセレクションが、僕の中であるところまで積み上がることは、残念ながらありませんでした。
　極限ってのは言い過ぎか。もっと極限的な方向はいくらでもありますもんね。

　主軸になる劇団員の一人が体調不良で降板。ピンチヒッターの客演役者さんが台本を持って上手サス位置でセリフを語るという上演スタイルだったのもわからなさの原因だったかも知れませんけれど…。いや、違うな。確信犯的に分からないんだと思うな、きっと。

@ぴあ関西記事
２年ぶりに新作長編『ダイダラザウルス』を上演する桃園会
本作についてはもちろん“演劇の今昔”にも言及したインタビューを！　はこちら。

残念でした

　修理が完了したはずのアドレスのリアタイヤ。2日ほどおいて空気圧を測定してみる。1.85kgw/m2…。下がっている。なぜだ？2.25kgw/m2まで入れたはずなのに。ついでに引っこ抜いたホッチキスの針穴が原因か？　洗剤をタイヤに吹きかけると穴が空いていればシャボン玉が出来るからすぐ分かるはずなのだが、明らかな空気漏れは確認できない。でも漏れているのは事実。4日ほどかけて確かめ、敗北を確認する。
　こうなりゃタイヤ交換しか道はないっしょ。9250kmは当初の予測より短い距離だけど、フロントの段減りも気になるので一挙に交換としました。朝一の授業を終えて代休をもらってからジャパンタイヤセンター箕面店へ。確実な作業と手頃なお値段で絶大な信頼を寄せているお店です。
　入れたのはお安くしてますというIRCのMB-70とMB-520の前後ペア。工賃込みでトータル9986円。確かに安い。なんでこの組み合わせなんですか？の質問に対しては性能的にまずまずで値段を安くできるからとの回答。周辺店舗より5,6千円安いとなれば試してみるしかないでしょう。てきぱきした作業できっちり30分。外したリアタイヤから敗北の原因を見つける。あまりに斜めに入っていた釘のため、穴を整える段階で穴のラインと別なルートにプラグを差し込んだのが原因でした。プラグのすぐ脇に釘穴が見えてます。う～ん残念。
　Newタイヤのインプレはまた後日。一皮むけるまでは大人しく走りましょうね。

宿題完成

　ハラハラさせましたが、32回生は宿題を無事、完成させてくれました。イーゼルとキャンバスです。規定の斜めで立てた時135cm+-3cmもクリア。三角関数を理解した結果かどうかは聞きません。先輩達もちょっと見直してくれたかも。良かったねフィリップ。
　でもくれぐれもこれで調子に乗らないように…。

フィリップ最後の日

　宿題提出前日。彼は静かに窓の外を眺めていた。設計チーフを任命され、戦い続けた日々の意味を考えながら。とても実現出来そうにないことを目標に掲げ、仲間と無駄かもしれない作業を積み上げる。そこにどんな意味が有るのかと。
　思えば西高演劇部ではずっとそんな無謀なトライが続けられてきた。駄目かもって思った事は数しれない。それでも躊躇せず飛び出していくことが当たり前の集団を誇りにしたい。飛び出すことすらせず何も生まない集団にはなりたくないのだ。
　失敗したっていいじゃないか。恐れず不可能にトライすることが君たちの存在そのものなんだから。残された時間は後僅かだ。

本日のフィリップ

　屈んでドリル作業のため腰痛です。決してくじけている訳ではないので、ご心配なく。今日で完成は出来なかったため、火曜日に延長部活決定。果たして間に合うのか？

パンク修理

　朝一でアドレスのパンク修理。準備物はこれだけです。新しく用意したのはデイトナのパンクリペアキット。2940円はちょっと高いかな～と思いながらにりん館で購入。丁度一回分のパンク修理費で二回使えると思いましょう。まあ次パンクするとは限らないんですけどね。他には
ラジオペンチ、ブレーキをロックさせるためのタイラップ、ちょっと大きめのカッター、空気漏れ確認用の洗剤です。
　空気を入れ直して光る金属片の部分から空気が漏れていることを確認。ラジペンでこじり出します。予測に反する角度で出てきたのは25mmのベニヤ釘。かなり斜めに入っていました。穴を整えている時の映像を見れば角度は明らか。大丈夫かな。スティックというゴム弾に接着剤をたっぷり塗ってぐりぐり押し込み、カッターではみ出した部分をカットすれば出来上がり。とはいえ一度穴が空いたタイヤに不安はぬぐえません。ホッチキスの針みたいな別の金属片も出てくるし、タイヤは危険にさらされてるんですね。しばらくたって空気圧が下がってなければ完成です。

宿題二日目

　修学旅行先から後輩達の奮闘ぶりを楽しみにしている先輩もいるということでレポートです。
　7人ではとっても広い部室で生きています。キャンバスの枠組みは完成し、そこに描く絵のデザインも決まりました。問題はイーゼル。フィリップの図面になかなかOKが出ません。だってこれ見て。イーゼルというより背負子（しょいこ）です。二宮金次郎がまきを背負うあれです。部活時間中てきぱき動く仲間を見ながら、設計の責任から逃げることなく背負子を書き上げ、ダメをもらう彼は、こんな状態です。
　でも悲壮感が去年の飯食ほど無いのは、現実を認識していないのか、彼の器の大きさか。その答えはイーゼルの完成品が無言で物語ってくれるでしょう。
　宿題提出まで後正規の部活は1回。イレギュラー部活dayは必要なんじゃない？

お、重いのはなぜ？

　寒さに負けて？今週車通勤ばっか。朝起きて久々に氷点下じゃない感じだったので、アドレスで出かけようとしたら車体が重い。車庫から出すのにリッターバイク並みの手応え。点検すると後輪に光るものが…。パンクです。パンクは久しぶり。とは言えどうやって直すか考え中。タイヤって大事。

キャスト発表宿題発表

　春期アイフェス作品のオーディションが日曜日、明けて月曜部活の時間にキャスト発表です。今回は女子が激戦。役者希望12人に対して役の数は6。確率50％なのです。毎度の事ながら出来る人から順番にいい役に就くなんてのは幻で、アンサンブルを考えてどう人を配置すればお芝居全体が上手く回るかを考えていきます。演出の団子と二人でかなり悩んだ結果の発表です。
　まあお陰で潤色段階に役をいかに増やすかの作戦も進んだわけですけれど…。やってみないとわかりません。
　その後、二年生が修学旅行に出かける期間の幹部代行発表。臨時部長は一茶、副部長が華紅夜というフレッシュコンビ。もちろん7人全員に役職が振り分けられました。目玉は道具チーフのフィリップか？　2年生がいない期間にイーゼルとキャンバスを1年だけで完成させておくことが宿題です。気軽に手伝っちゃ怒られるから温かく見守ることにしましょう。果たして1年生のコンビネーションはどう出るのか。めっちゃ楽しみです。確か去年の宿題は、苦かったなぁ～。