Gon's_Bar

ブログって何? 2023年4月より兵庫県高等学校演劇研究会東播支部へ移動。高校演劇の情報の配信、記録も。

祝!卒業

2007-02-28 23:28:16 | お芝居演劇
 三年生の追い出し。もう何度も経験したイベントだけど毎回めでたいような寂しいような複雑な気持ちになるイベント。でも大きく成長した先輩が永遠に卒業しないってのも解決しない便秘みたいなものだから受け入れる。ついでに精一杯のエールを送る。照れくさいのでこんなところで。
 演出もやったエリザ。お陰でその姿しか見てない一年生にはビビられている。確かに雄叫びはデカい。腹の底から声が出ている。目もでかい。誰が一年生の時裏声でつぶやくような悲鳴しか出せなかったって信じるだろう。人前で声を出すって小さいときにジャングルジムから飛び降りた時に似ている。痛みや恐怖や、何より自分を信じないと出来ない。これからもし、自分を信じられない壁に出会ったときには雄叫びを上げてみて。誰もいないところで。あの頃の自信を取り戻すためにね。
 照明だと言い張るまっち。自分の存在に気付いていないって書いたことがあったけど、そろそろ認めてあげてよって僕はずっと言いたがってる。だから写真撮られるの嫌なんだ。いいじゃん、まっちはまっちのままで。全然いいよ。かっこいいし、猫みたいだし。それでもきっと裏方人生を歩くんだろうな。人のためといいながらちゃっかり自分の納得も手に入れながら。
 助演女優賞ひみ。性格俳優としての立場を勝手に確立させましたね。ひみはひみのままで舞台に立ち、それが認められ、それがおもろいと言われ、その姿を愛されてきました。僕はそれでいいと思っています。でも社会の中にはそれでは許してくれないって風も吹きます。そんなとき社会を否定しないでください。逆にじゃ、社会も納得するうちってこれよって提案できるように奮発してください。最後に社会という単語を別な何かに置き換え、自分の点検用に使ってください。大人とか、学校とかね。
 クールビューティーなんて言われている三歩。さぁ~どうだか。クールで居続けるって結構努力がいるんだよね。予習とか復習とか。シンクロで上半身笑顔、下半身水かき必死みたいな。それでも美学ですから追求すればいいんじゃないかなぁ。そんでもってちょろっと見える素顔に、周りはまた人間味ってのを再確認したり出来るんだと思う。後クールでも後輩のことは気にしてやってください。
 部長のあっぱぁ。卒業生として退場して行くあっぱぁを見て、あ、こんなにちっこい奴だったのかって再確認しました。前髪を気にして顔を斜めに急ぎ足で歩く真面目な表情のあっぱぁ。参列した保護者の人はそんなあっぱぁのことを気にも留めなかったかも知れません。でも僕は知ってます。あれが、あのちっこいのが、あっぱぁだってコトを…。声に出して宣伝したい気分でした。さすがに我慢しましたけれどね。
 他にも作ちゃんとか、ハロとか、おっさんとか、卒業、おめでとう。ついでに負けんなみかん。
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二輪用ETC

2007-02-22 17:27:21 | タイヤが好き
 本日初体験は二輪用ETC。通勤割引や料金所の利便性からどうしてもチャレンジしたかったシステムです。どうしても車よりバイクの方が高速代が高いっちゅうのが我慢ならなかったというのが本音。カードが装着されているとメーター横のLEDがグリーンに点灯します。料金所にゆっくり近づくとゲートがパカッとOpen。当たり前だけれどめっちゃ快感…。
 阪神高速二輪ETC化助成キャンペーン15750円割引の34000円。この金額だけ元は取ってやる~。取りあえずこれで来年以降和歌山で会議があっても楽々でしょう。
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大阪市内某小劇場以上

2007-02-18 21:04:41 | お芝居演劇
 かねてから鉄管組んだとか暗幕張りまくりとか、かれこれ半年教室として使用してないとか噂だった西南社会科劇場にお邪魔しました。今日は阪神支部の照明講習会。うちもあかりチーフ、次期舞監候補生小春、男子スタッフ希望ミトの3人引き連れ参加です。集まったのは約50名。手始めにこんなの出来ますと見せてもらった素材上演の感想は…。「空調あったらお金取れるやん。」でした。使い勝手次第では大阪市内某小劇場よりよっぽどいいです。
 恵まれた環境で午前中はたっぷり座学。昼から10名のチーム毎に60分で吊ってる照明機材全部ばらしてタッチアンドゴーで全部吊り込む実習。先鋒を言いつかった我がチームは監督の観察力が場当たり的T型C型コンセントの混在環境に敢えなく破れ時間内に結線できませんでした…。みんなごめんなさい。
 それでも実戦を一つ経験したメンバーおよび敗戦監督は一つ成長したのは確か。なんか面白かったね、疲れたけど。写真のお二人にO原先生、大変お世話になりました。

 阪神支部のページへ
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久々のヒット商品?

2007-02-15 23:15:40 | Gon's_Diary
 不自然に指を折りたたまないと持てないサイズのこれ。初めて見た人が「これ、偽物?」と思わず発言するiPodシャッフルです。1GBメモリー付き。実質240曲ほど収納再生できます。CDorMDで20枚程度の曲数。もちろん圧縮して音質は大ホールの音響には使いたくないかも…ってレベルかも知れませんけれど日常には問題なし。胸ポケットにクリップのように挟み込んで持ち歩いても、ブイブイ(甲虫の一種)が止まった程度の重みです。おまけに何とも言えぬお洒落オーラ+9300円という価格。ディスプレイなしの不便を偶然と笑える大らかささえあれば、こいつは久々のヒット商品ですよ。どの曲を入れて持ち運ぶかはPCで散々迷ったり凝ったり出来るんですからね。おやっと思った方はこちら。私は決して回し者ではございません。
 今まで設備投資や資金調達の都合からあえて避けてきたネット配信音楽の世界にも遂に足を踏み出すきっかけにもなったこいつ。西高演劇部も音響部門パワーアップの予感です。
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拡大解釈?

2007-02-14 23:01:41 | Gon's_Diary
 バレンタインデーでした。愛を告白ってことでスタートしたハズですけれど、最近どんどん拡大解釈。それでもカードと手作りケーキと、忘れずに立田揚げ+赤ワインのハーフボトルを準備してくれた嫁には感謝しつつ、盛り上がりすぎるこいつらに一歩引く父であった。
 「え~っとロウソク立てるのは誕生日だからね、今日はやめとこう…。」
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戦争の気配

2007-02-01 23:14:38 | お芝居演劇
 いつ頃からだろう。劇作家が作品に火薬の臭いを混ぜ込むようになったのは。昭和39年生まれの僕がもの心付いたころ、戦争の気配を漂わせる作品はダサかった。教科書の1ページとか、道徳の本とか、図書館の黄ばんだはだしのゲンとか。過ぎ去った遠い昔の悲劇を忘れないように語り継ぐ義務感すら感じた。唯一、感想文のコンクールで捨て身で優秀賞を取りに行くときの手段だった。こうして思い出を活字にしてみると、今ではドキッとするほどの違和感を感じる。いつ頃からだろうか。僕まで世の中の変化になじんでいったのは…。
 「一度動き出したら止まらない来るべき戦争に向け、予めねじを抜き、歯車を錆びさせるのが演劇に出来る使命だ。」と明言した演劇関係者がいた。ご立派と思いつつ、明言しちゃだめだよと心がつぶやいた。ださいから。大人としてとか、一人の国民としてとか、父親として、先生としてなら明言してもいい。でも、お芝居にかかわる人間としては、やっぱり僕は、明言したくない。嘘をつけってことじゃなく、誰にも気づかれないように毒を混ぜていきたいから。一点のにごりもないスープが深い味を包み込んでいるような感じで。
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