10阪神大会抽選会～ぴの大炎上の巻～

　ついに秋が始まったと実感するのが阪神支部第二回打合せ。阪神大会の演目を提出したり、上演順を決めるのです。集まった他の学校の顔ぶれを見て、今年も暴れるぞ～って気持ちになるものですが、毎年のように緊張で手汗をいっぱいかく係がいるんです。そう、上演順のくじを引く担当者。今年は二年の中で一番ジャンケンで勝ち残ったぴの出動。この勝負運を活かして、後半、土日のお客さんがい～っぱい居るところでやりたいなぁなんて夢見ていました…。

　ん？　過去形？

　そう、伊丹西の今年の上演順はＡ－２。つまり初日金曜日の二番目。午後とはいえ、学校のある平日に、そうそうお客さんは集まらないのですなぁ。ショックのあまり身震いをしながら号泣するぴのに一言。練習で、くじ運使い果たしたのね。大炎上～。
　ま、そうと決まれば覚悟を決めていきましょう。各校上演順は阪神支部のページでご覧ください。皆さまの無理からのご来場を心よりお待ちしております。
　

稽古順調台本未完

　台本か出来たところから稽古中。稽古順調。写真はなぜかヤカンに４の字固めを決められる癒し系女優雪ちゃん。ト書きに書いたコトって、稽古場では実際に起こるんです。次は何書こうかなぁ。ってことで台本未完。苦悩の日々は続くのであった。

これぞキャスティングボード

　『キャスティングボード』ってPCで打ったら、そんな言葉無いって怒られました。聞き覚えのあるその単語は『キャスティングボート』　意味としては多数決が拮抗した場合に、議長が最後に投じる一票のことを指します。へぇ～。
　今日の写真はオーディション後にキャストを決める板でまさにキャスティングボード。だから許してください。会議や仕事で忙しい間、ずっと稽古場を取りまとめてくれていた演出部の二人、団子と翔。彼らが二人そろってこの役にはこの人と言われると、おお、そうなんやって教えられます。大人からの目線と、生徒同士の目線は微妙に違うもの。でも板を前に三人でああだこうだと時間をかけて相談してやっと決めたキャストだからこそ、この先公演まで信じられるんだと思います。
　潤色作業はまだ1/3。ここからもろに当て書きの世界へと突入です。

クモはつかめないって話

　午前中台本作業。構成がどんどん太る。まだ隙間もちらほら。たっぷり３時間。長男は昨日、30分で作文原稿用紙に3枚書くなんて楽勝という暴言を吐き、実行させられる。親子そろって執筆活動。長男は1枚ちょっとでリタイヤ。いいよね、リタイヤできて。お陰で次男のストレスがたまる。僕、字、書かれへん。
　食後に次男をガス抜き。空気を入れてやると、自転車が速くなったと喜ぶ。緩やかな登り坂を立ちこぎで全開。は、速い。こうなったらと一気に標高を稼ぐ。住宅街から一歩足を踏み出すと緩やかな田園が広がる。今度は緩やかな下り坂が2kmほど続く。二人で一気に駆け下りる。漕がずに時速30km。バイクになった気分で大興奮。ずっと隣でエンジン音が聞こえる。下りきったところで「風が寒かった」だって。
　再び住宅街の登り坂。おしゃべりしながら自転車を押していくと街路樹にクモ、次の樹にもクモ。また蜘蛛。立派な蜘蛛たちを二人で眺め関心。格好いいけど結局さわれなかった。悔し紛れにちっさい葉っぱを投げつけて帰宅。充実した小旅行だった。
　帰ってお昼寝、その後潤色作業再開。遂に新しい登場人物たちが語りはじめた。あ、蜘蛛さんじゃないからね。

秋晴れですけど

皆さまご無沙汰しておりました。
　気がつくと９月も半ば。新学期スタートとか、家庭訪問とか、オリジナル台本誰のか決定とか話題もあったのですけれど何故だかブログに向かう気がせず放置しておりました。今日は久しぶりにカメラに触れた気分。パシャンという20Dのシャッター音が懐かしい感じ。
　書斎の窓から見える空は秋の気配。毎年この季節は爽やかな秋風に似合わぬ重苦しい空気を引きずります。そう、潤色作業。嫌じゃないんですよ、むしろ楽しいんですけど、重いんですよ。今年はぴの台本と格闘中です。
　珍しく学校に行かない二日間。今日明日僕は田園作家を演じます。