※家電・映像関係のネタがお好きな方以外は軽くスルーしてください。今回はそんなお話。
3月のアイフェス頃から着々と進んでいた演劇部顧問に最適な『映像環境』が遂に完成したっぽいのでご報告。
年間大きな公演が文化祭、コンクール、春期、アイフェスの4回。途中に新入生歓迎公演、合宿、平成演劇、高校生演劇WS、オープンハイスクールと並びます。もちろんやってしまえばそれまでなのですが、自分たちの上演を見て気付くことも多いのが舞台経験の浅い高校生の場合ホント多いのです。だから記録と分析は重要。運動部の顧問の先生だって同じはず。ましてや同じ舞台は二度と出来ないのが宿命ですから、この家業を続ける以上、まともな映像環境を学校持ちにせよ、個人持ちにせよ備えておくのは必要なのです。家には尼北時代からの上演ビデオが8mm→DV→DVD-RAM→DVD-Rと形を変えてぎっしり。ま、みんな今となっては二度と取り返せない宝物みたいなモンです。部員達のためにも出来ればより綺麗に確実に残しておきたいもの。
春にビデオカメラをハイビジョン画質で録画できる、SONYの
HDR-CX370Vに更新して以来、家では静かな映像家電バージョンアップ計画が実行されていました。まずはテレビ。故障もキッカケとなり東芝の
REGZA 37Z9000をゲット。安価な外付けHD(ハードディスク:1TB=1万円)をUSB接続でひっつけて、テレビだけで録画が出来るお勧め機種です。何がいいって嫁や子供の消してもいい番組録画がテレビだけで完結するところが最高。これで、お仕事記録用のレコーダーのHDが知らぬ間にポケモンや連ドラで溢れかえってるなんてコトを防げる訳です。
ところがハイビジョンの映像を残す方法が大変。テープさえ置いておけば一応第1世代のメディアが残っていた今までと違って、メモリータイプのHDR-CX370Vは次の公演までにメモリーにある上演記録を何かに移して開けておかなければいけないのです。XRモードでそこそこ綺麗に記録すると一公演あたり約10GB。つまりDVD-Rでは無理なんですねぇ。とりあえずノートパソコンのHDに第1世代。外付けHDでビデオカメラから直接バックアップで第2世代。バックアップは3つが原則ですので、もう一つは? もはやブルーレイレコーダーに登場してもらうほか無いのです。
急ぐな、バネットのエコカー減税も入るはず…、とせこく予定を延ばしてこの週末ようやくブルーレイレコーダーを確保。ビデオカメラとの相性を優先してSONYの
BDZ-RX105を選びました。基本SONYには8mmビデオ撤退の恨みがあるので信用していないのですけれど、実を取って今回はやむを得ず選択。これでようやく演劇部顧問に最適な『映像環境』が完成しました。
このBDZ-RX105の何がヒットかというと、今までは安全のためにと思って見ずに記録だけしておいた第2世代の外付けHDにあるビデオカメラからの直接バックアップをそのままレコーダーに読み込めたこと。レコーダー本体のUSB端子に、外付けHDをつないでカメラから読み込み操作をするだけでした。レコーダーは外付けHDをカメラだと認識してアイフェスから文化祭までの記録映像をすべて読み込んでくれました。
これでノートパソコンの限られたHDにたよらず、外付けHDを第1世代、ブルーレイレコーダーのHDを第2世代、ブルーレイDiskを第3世代とバックアップ体制が完成するのですね。その後SONYしか出来ないというプレーリスト編集をレコーダー上でしてブルーレイDiskに書き出し。これもやりたかったこと。つなぎ目で一瞬音声が途切れますが、まぁ許せる範囲ということにしてあります。
以上、この機材の組み合わせでしかできんだろうという『映像環境』のご報告。長々と失礼。こんどの反省会はブルーレイで行ってみよう!