阪神大会スタッフ打合せ

　県尼が帰ってきた…。T澤先生時代から馴染みだった尼崎におけるラテン系？高校県尼の復活を待ち望んでいたのは決して僕だけではないはず。やることなすことアバウトだったけど、底知れぬ尼文化の力強さを、僕は歴代県尼の舞台に感じていた。尼北とは違う何か…。そう、その県尼が帰ってきた。
　率いる顧問は東播時代からその風貌とカリスマ性で話題のH莱先生。去年は部員ゼロにおとなしくしていた大御所である。あっという間に部員数二桁に届こうかという部隊をつれての打合せ会。今日の一番の見せ場となった。腰痛でもこき使われHelp３回のS上先生をはるかにしのぐ登場回数11回で舞台のY永さんと照明のY部さんの間を飛び回り、打合会をこなしておられました。
　漏れ聞くところによるとバスケットの対戦中に両チームの織りなす人間模様を描くそうで、最終日朝一の公演が何やら楽しみ。熱く燃え、そして熱く身もだえる姿が見れそうですョ。

トカゲの死骸

　県の演劇研究会常任委員会から帰ってただいまぁ～と言うと嫁と子供たちはお風呂中。誰もいないリビングから台所へ歩いていくと台所の床に爬虫類の死骸が。誰だ！こんなところに死んだトカゲを投げたのは…。よく見てみるとおもちゃのティラノザウルス。リアルなんだなぁこれが。
　死骸に見えたからって訳じゃないけど死に様についてちょいと。実はつい先日、オートバイで出勤途中の市立伊丹高校の先生が交通事故で亡くなったという記事が新聞に出ていました。面識はなかったのですが、自分に近い人ってことでちょっと気になりインターネットで検索。多くはヒットしなかったのだけど、その先生が作っていたであろうHPを発見しました。このバイクに乗ってたんだなぁとか、つい一月前にオイル交換とかブレーキパットを変えたんだなとか日常が見えるんですよ。きっと自分の死を予見してなかった事が手にとるように分かるんです。なんとも言えませんでした。
　ほんの数百年か前までは死ぬことが日常的で、武士は朝家を出るときに、今日は生きて帰れるだろうかとか、自分が死ぬときはこうして死にたいとか考えていたと思うんですよ。今どれだけの人が自分の死に様を考えて毎日を送っているのかと思ったら、自分は甘えた生活を送ってるんだなって結論に達します。床に落ちたティラノザウルスから、ふとふと考える自分の死に様、そして生き様…。
　明日も背筋を伸ばして家の門を開け、何事もなかったように笑顔で家族の元へ帰りたいものです。

浮気疑惑発覚

　テストも出来て昼から未消化代休をいただき須磨まで。何しに行ったかと言えばまだ一度も乗ったことがないハーレーに試乗しに行って来ました。買うのか？ん？のアンケートにはしっかりと「予定なし」のチェック。それじゃなんでわざわざ？だって面白いっていう人がいるから「ホントかどうか自分で確かめたかった」のです。乗り物でも何でも雑誌や広告じゃ本当の手ごたえは分かりません。
　ブランドを盲目的に信じて無条件に高いお金を払うことは僕の価値観の中で一番やってはいけないことの一つです。無名の安物でも、人にはけちょんけちょんにけなされるものでも、僕が楽しいとか、面白いとか、いいと思えるものに出会えることが実は一番の快感。そのためにはハーレーにもメルセデスにもランボルギーニにもヒュンダイにもスーパーカブにもトライアンフにも乗ってみなければいけないのです。それに何よりタイヤ好きだしね。
　試乗したのはXL883。一番小さいハーレーです。それでも260kgあるんですけど重心が低いせいかあまり重いとは思いません。音が低いです。ゆっさゆっさゆれます。60km/hまでは当然のように一瞬です。カーブも曲がれます。乗ってて笑えた？もうちょっとで笑えませんでした。それでもこの値段を払う国産バイクに比べると意味は大有り。いや、100万円で買えるもっとも個性的な乗り物かもしれません。
　店に帰ると全然違うからともう一台薦められます。今度はFXDB。重量300kg、排気量1,584ccのいかにもチョッパー型ハーレー。当然乗ります。音はトランザム。振動は振幅や雑ノイズのない完璧に近いゆっさゆっさ。ぐっと開けたときの加速感は納得っていうか綺麗に予測通り。笑えた？ちょっと笑えた。それでもカブにも乗るいつものヘルメットとジャケットというスタイルが「いけないもの」のように感じてしまうオーラむんむん。ここ致命的です。このバイクに似合うライフスタイルを送りたくないと思ってしまったFXDBでした。乗って感じたまだまだ根強いハーレーに対する僕の偏見。ホントは打ち崩して欲しかったのかも知れませんね。
　オイル交換はいくらだとか、錆に対して強いか弱いかだとか、ベルトドライブの寿命とか交換費用とか、盗難対策装置とか山のように質問したのに全部丁寧に質問してくれたディーラーのお兄さん、ありがとうございました。大型あるなら一度行ってみれば？ハーレーダビッドソンテイク須磨。店の写真は合成ですけど、ハーレーへの偏見、崩れるかも知れませんよ。

プリンタサーバって？

　石鹸ぐらいの小さな箱。これが我が家にやってきたプリンタサーバ。約8000円。無線LANは導入していたけれど、プリンターはそれ以来二階で誰にも相手されずにひっそりと暮らしていたのでした。使わなきゃもったいないでしょ？ほんでもって出来るって言うならやりたくなるでしょ？　お休みの一日に思いついたレイアウトを翌日学校帰りにちょちょいと買出しして一挙にやっちゃいました。僕的にはなんか感動。嫁的にはふ～ん。1歳児には格好の標的。あ、それ、光ってるけど玩具じゃないから。こら、サワルナ！（以下同文）

戦う4歳児

　コンクール前の最後の休日。家には尼北43期の幸太郎と西ゆが遊びに。いっちゃんは訳あって三度目のドタキャン。それでも同級生の嫁は楽しそうにおしゃべり中。ちょいと退屈な4歳児は弟のオムツの空箱を相手に玄関前で戦っています。以後実況中継。
　おっと、持ち上げた。そして大きく振りかぶって、投げた！　思わずオムツの箱は宙を舞う。行け、負けるな、逆襲だ。箱は大きく口を開けて4歳児を飲み込んだ。危ない、このままでは消化されてしまうぞ。おっとうなり声を上げて4歳児再び箱を天高く持ち上げた～。そしてトドメの大車輪シュ～ト。大勝利ぃぃぃ！
　箱には小さく「投げないでください」　まだ漢字読めないから…。

芸文センターの床

　今日は近畿高演協の常任会議で今年の近畿大会が行われる県立芸術文化センターへ。その芸文センター中ホールの床でなぜ寝転んでいるかといえば、床面に秘密があるのです。実はこの床、外れます。下にセリを仕込めば登場も出来る奈落への出入り口なのです。おまけに床板はすべて3×6尺、長辺が181,8cmらしいのです。
　ところが、舞台実際に見るとどう見ても150cmぐらいに小さく見える。案内してくれた劇場スタッフは6尺あると言うんですけどどう見ても信用できない。そりゃ寝転ぶしかないでしょう。和歌山のY入先生にシャッターをお願いして撮影してみたところ…、6尺ありました。う～ん。謎だ。ってことは作ってきた装置も小さく見えるってことか？
　芸文センターの謎が一つ出来上がりました。

実寸ピッコロ大ホール

　伊丹西の弱点。声、動きなど見事にでかくない。普段うるさいメンバーですら舞台上では小さくまとまってる感がする。常々思ってた解決策は「稽古場をでかく」です。休みを利用して普段職員会議をする会議室へ出張練習。この部屋、図書室と同じサイズですから校舎内では最大の部屋です。メジャーで図ってみると上下はピッコロと同じサイズ。奥行きは緞帳ラインから二割までが取れました。これなら十分。劇場入りしてからびびることも少しは減るはず。果たしてこの練習、成果は出るでしょうか？音響装置運んでくるの大変だろうなぁ～。がんばれみさっぺ。

草刈機のキラーパス

　もらい事故？信号待ちで渋滞。なんでかなと思ったら草刈で二車線あるうちの左車線が規制中。ゆっくりすすんで二度目の信号待ち。その時パシッと音がしてプリメーラの左リアガラスに瞬間的にひびが。どうやら草刈機の跳ねた石が飛んできて当たった模様。なんでこの道通ったのかなぁ～とブルーな気持ちになりながら作業中の兄さんに声をかけます。「石が飛んできて車のガラスが割れたみたいなんですけど…」兄さんは「そうですか、すいません。」と会社に電話。こっちは人を送る最中だったので近くの目的地まで送ってとんぼ返り。逃げられたら困ると思ったので、名刺に一筆だけもらってその場を離れました。
　帰ってくるまでいろんな可能性を考えます。中古部品でいい加減に直されたらとか、逃げられたらとか知らぬ存ぜぬ攻撃とか。でも事務担当のたぶん社長の娘さん？が駆けつけて開口一番「すいませんご迷惑を」とお詫び。結局近かったこともあり、購入したプリンス店へ。話がつくまできっちり付き合っていただきました。誠意ってこういうことですね。一日分の代車はオレンジマーチ。夕方に社長さんからお詫びの電話とフルコースで困ったけれど気持ちいい事件になりました。
　みなさん、お庭をいじられるときは三田市長坂の長坂造園土木へ。きっといい仕事してくれることでしょう。

台本完成！2006

　本日ただ今コンクール台本の潤色作業を完了。印刷まで終了しました。いにょ台本です。手はあんまり加えないナチュラル潤色です。それだけ完成度の高いセリフが書けたってコト？いや、クエスチョンマークはいりませんね。ドラマをきゅっと持ち上げて、登場人物を部員に合わせてちょっと増やし、作者の触れられたくない過去をちくっと追加してできあがり。明日気づいたら騒ぐだろうな。
　ともかく今年も台本出来ました！後は風が吹いてくるのを待つだけです。お百姓さんのような気持ちで稽古場畑を見守ります。