Gon's_Bar

ブログって何? 2023年4月より兵庫県高等学校演劇研究会東播支部へ移動。高校演劇の情報の配信、記録も。

受検体験記2

2006-08-29 23:33:39 | お芝居演劇
 昼から臨んだマイスター検定。これには密かに気合いが入っていたのです。なんといっても阪神大会で直面する前日リハーサルのシミュレーションです。これで無様なことになれば当然大会でもやりたいことの半分も出来ぬまま公演を迎える結果に。一番プレッシャーを受けていたのは舞監のいにょ。位置決めから明かり合わせ、音合わせ、役者とのきっかけ合わせまで進行は舞監の役目。
 実は彼女には春期発表会での苦い思い出がありました。上げ膳据え膳のAIフェスから一転、全てを自分たちでやらなければいけないのが春期発表会。そのリハーサルで、何を指示すればいいかとまどいながらてんぱってしまい、あっという間に持ち時間が終わってしまったという苦い思い出が。合宿から何度も練習を繰り返し、相棒達も決してお尻で装置のセンターをずらすこともなくなりました。結果は…。見事二級マイスター獲得。辛口審判員の小原先生にも「せめてこの程度は」というお褒め?の言葉もいただきました。
 肩の荷を降ろすいにょの陰に、演出として客席にいたにもかかわらず、何でもOK状態になってしまったわっきぃ…。反省会のビデオ上映はきっと冷や汗ものでしょう。みんなこうして大きくなるんだ。ね!
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受検体験記1

2006-08-29 23:23:12 | お芝居演劇
2年に一度の裏方技能検定に行ってきました。
 打合せ士は舞台上の構造物から平面図を起こす検定。いつもは部内でも美術、照明チーフしか書かない平面図だけあって脱落者多数。右脳女優小町、大店長の最も苦手とするジャンルです。そんな中舞監のいにょ、伏兵?麒麟がそれぞれ美術2級、3級に合格。照明チーフのあかりは高さが書けず失格。美術チーフの徳は勝手に一杯一杯になって失格。先が思いやられます。
 続いては定式物検定。完全フラットの3級では2組の合格者が出たものの、それ以降ぱったりと合格者が止まります。ある程度の練習を積んだ1年理系チームが合いがけの解釈の違いから不認定に。舞台でくやし涙を流す小春を見て「あ、泣かした」と審判員のT澤教諭に「なんで赤、挙げんのよ」と突っ込み、コメントを求めたごのいでした。
 昼からはいよいよマイスター検定。コンクール前日の場あたりを再現した検定です。一昨年のマイスターでは大阪の金蘭会高校をゲストに迎えて場当たりを見せてもらいました。その迫力に阪神のみんなはぽかぁ~んとして眺めていたことを鮮明に思えています。果たして厳しい審査員の前で練習の成果は発揮できるのか…。

続く(シャバダバ、シャバダバ、ディア~)
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銘々トトロの木

2006-08-17 17:20:14 | Gon's_Diary
 AIホールでイベントがあるときの待ち合わせ場所。大きなクスノキが目印です。名前がなかったのでみんなで銘々。この木はトトロの木と呼ぶことにしました。待ち合わせは9:30、トトロの木前ね。なんて。今日はAI・HALLオリエンテーションが開かれ、伊丹市内の4校が集まりました。短いけれど充実した講習会にみんな満足。小品を1日で上演まで持っていきました。
 カップラーメンを食べ終わってゴミ捨てに向かうのはうちの新人パスタと申します。お見知りおきを…。
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淡路に最適移動手段

2006-08-11 23:22:36 | タイヤが好き
 合宿翌日、引き継ぎと偵察のため淡路に再出動。一人だとやっぱりカブが最適。明石海峡大橋は普通車片道2600円ですが、たこフェリーで行くカブなら730円、しかも待ち時間なしです。20分の船旅を終えて走り始めた淡路は昨日まで居た筈なのにどこか異国のようで最高の気分が味わえました。楽しいんだなぁ。
 ホールで県西の練習を見て舞台技能検定の問題を考えたり、海鮮丼をしっかり食べたり、忘れ物の運動靴を回収したりと有意義な一日になりました。密かにまた来ようっと。
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合宿に行ってきました

2006-08-10 23:01:16 | お芝居演劇
 伊丹西高演劇部の合宿はこの時期、一泊二日で淡路島のアソンブレホール。ホールを借り切っての実践練習です。今年の課題は舞台技能検定対策。指定された台本、美術照明音響プランをいかに自分たちの手で舞台上に表現するかを検定します。コンクールに行われる位置決め、リハーサルを再現したこの検定、練習だけでも結構緊張するみたいです。
 問題点はさまざま。部員やスタッフさんに何かを伝えるときに語彙が不足するんです。上手、下手、奥、前、時計回り、反時計回りなど、落ち着いたら理解できる言葉が自分からは出てきません。平台と箱馬をセットで移動させるには何人で、どのように持てばいいのか確定版がなかなか見つかりません。なぜか毎回平台に挟まったり、お尻で装置のセンターをずらすやつがいます。それもこれもいちいちやってみることで解決していくことができました。
 夜は温泉に出かけたり、花火大会で爆音と火花に涙したり、太子がセミ嫌いだとばれたり、肝試しする一団と怖いからやめてと号泣する集団がせめぎあったりと合宿らしいエピソードも存分に楽しめ?ました。
 最後に大店長の残した名言を。「一文字幕って舞台の前髪?」

 西高演劇部のページへ
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初めての海水浴

2006-08-07 17:16:16 | お出かけ
 小さい頃の写真に須磨の海水浴場でのものがあります。白黒で、若い親父が写っている、リコーのハーフで撮った縦長の写真。(昔はフイルムも貴重だった…。分かる人しか分からない話題)うちの子供達も夏休みを利用して初めての海水浴。じいちゃんばあちゃんの協力もあり、無事に楽しく過ごせました。遠浅の海にはヤドカリの大群が。長男は貝!貝!を連呼し、貝はああやって動き回るモノだと記憶に焼き付けたことでしょう。海の家でかき氷も満喫し、短いけれど明らかに夏の思い出。次男は波におびえ続けた夏の海。トラウマにならないことを祈っております。
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06全国大会功労賞

2006-08-06 09:41:17 | お芝居演劇
 写真は同志社『ひととせ』上演直後、搬入口でのひとこま。ご存知本年度全国大会の最優秀校そのものです。一見部員2名に見えなくもないのですけれど、部員1名、顧問1名です。一人芝居を演じていた彼女は本当の生活でもたった一人の演劇部員です。自分の生活をベースに移り行く季節の中でもがいている姿をドラマにしていきました。そして顧問のK藤先生は全国大会運営の最前線で昼はスタッフTシャツ、夜は顧問研修会の受付に衣装チェンジ、さらには家に帰って原稿作成などなど、ものすごい量の仕事を笑顔でこなしていた影の功労者。二人の努力が最優秀という形で思いもよらず?報われたことを拍手で祝福した人は多かったと思いますよ。写真右上で黙って微笑んでいるワン之丞も含めて…。
 お世話になりました。
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愛知『死神』

2006-08-05 15:43:14 | 劇場通信
 本ベルが鳴ると同時に客席で「来い!」と小さく叫ぶ。なんか突き抜けて欲しいという観客としての期待。今大会まだホームラン!を叫んでいなかったからだ。遠近法の凝縮感ある舞台装置。ソファーまで遠近法だったのも驚き。美しいかと聞かれれば何かが足りない。落語がベースで男ばっかりでこれで笑えないはずがない!と思っていたら…、笑えなかったんだなぁ。笑う芝居じゃなかったのか? 欲にくらんだ貧しい男がくしゃみをして死んでしまうなんてブラック。お腹がよじれるぐらいに笑って観たかったなぁ。わがまま?
コメント (2)
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県立青森中央『生徒総会2006』

2006-08-05 15:37:03 | 劇場通信
 さすがの完成度。声も通れば舞台空間も見事に埋まっている。役者の演技には切れがあり、矛盾の歌には小節が効いている。僕的にはあのコブシが一番好き。ただし生徒総会ではドラマは出来すぎちゃう。得意の戦争ネタも去年の正座で魚鳥目ほどドキリとさせることは出来なかった。全体にやりすぎ感をちょっとだけ感じさせてしまったかも。バスケにしろお宅ネタにしろ…。
 それでもやっぱり連れて行った生徒達には一番見せたかった作品であり、その期待を裏切らない作品であった。
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徳島県立城西『あすべ゛すと』

2006-08-04 23:30:16 | 劇場通信
 祝祭である。舞台には多くの彩りがあり、決して一色になる瞬間がない。常に全員が動き回る。その数20人?疲れるだろうけれど疲れや息切れは見えない。だじゃれと言葉遊びのシュプレヒコール。社会問題のキーワードが時々。もっともらしいたぶん真実が時々。意味ないものも多分多数。これに歌と踊りとドラマが加われば懐かしい秋浜演出みたいだなぁと思いながら過ごす。
 幕切れみんなで同じコトをして決めるのかと思えばちゃんと掃除のおばちゃんが一人で自分の仕事を舞台上でする。こんな世界もあるんだなぁ。
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