09阪神大会打ち合わせ会

　今年度阪神大会の打ち合わせ会が校舎改装の終わった尼崎北高校で開かれました。出演校はまた減少し、なんと16校。三日間の開催です。大会の初日は11月6日（金）。13:00開演ですのでお間違えの無いように。初日の第一校目からお客さんがいる劇場で上演できるよう、数多くの皆様のご来場をお待ちしています。
　ところでこの抽せん会では予備抽選、本抽せんが行われ各校の出演順が決まっていきます。まさに悲喜こもごも。代表して抽選に参加したけれど、学校で待っている仲間にいったいなんて伝えたらいいんだ、この結果。そんな学校もあったとか無かったとか。与えられた条件の中で精いっぱいの舞台を演じ切りましょう。青春やね、ホンマ。
　気になる上演日程、打ち合わせ会日程は間もなく、阪神支部のページで紹介予定です。お待ちください。

09コンクールキャスト発表

　9/21に台本5ページだけシェイクダウンで強引にオーディション。本日台本11ページしか出てないにもかかわらずキャスト発表です。大丈夫か？　あ？　ホンマに？
　実は毎年のようにコンクールだとこうなってしまうんですね。受け取ったハイジ台本にバスっと手を加え、コンソメスープに肉の塊を放りこんで何とか行けっかって方向性が見えてきた段階というのが正直なところ。結末は誰も知りません。
　役者希望が18人。今のところ明確に役名がついたのは11人。目論見としては18人全員が舞台に登場する予定です。どうなりますことやら。試練はもうちょっと続きそうです。

尼北43期「幸太郎」結婚

　1992年、僕が尼北に赴任して高校演劇デビューとなったのが『地震・雷・火事・親父』　当時あまりにセリフが平板で場内を騒然とさせたラッキーボーイ、ビデオお宅の長男、幸太郎がついに結婚しました。34才です。僕が結婚したより一つ年上やん。知らんかった。当時よりテンションこそ高くなっているけれど、高留まりで平板な感謝の言葉、肝心なところでセリフを噛んで「本当は本日にありがとうございました」とか言ってしまうところなど、知っているものにはそりゃたまらん爆笑結婚披露パーティーでございました。当時のメンバーで芝居のワンシーンをご披露。3分で済むはずが10分近くかかってしまってごめんなさい。（やっぱ稽古は大切だ。）
　落ち着いていて肝っ玉が据わって逞しい奥さんを始めて拝見し、ま、これなら奴も何とかやっていけるのかもと安心したような心配したようなまれに見るすちゃらか結婚披露パーティーでございました。お幸せに。また集まろうね。

誰の試練？

　今週は先月に引き続き一週間だけ嫁入院。これ自体は予定通りの計画的治療なのですけど、夏休みじゃないところが試練。父、子供とも学校に行きつつこなさないといけないので、昨日までおばあちゃん出動。お母さん代わりの二泊三日の試練。木曜日後半から僕が引き継ぎ。時間割変更で教務部の試練（感謝）。一日物理二時間もあるぞって2-1の試練。耐えな。帰ってみると次男発熱早退の知らせ。近所の小児科へダッシュ。金曜子供たちを送り出して家事を片づけたら台本に取り掛かれるともくろんでいたら、次男送り出せず誤算。時々構成を考えつつ集中できない試練。そうしているうちに治療の副作用でちょっとしんどいぞって嫁から連絡。これも試練。入院期間若干延長につき再びおばあちゃん出動の試練。台本遅れ気味でやきもきするハイジも試練。稽古期間短くなって部員も試練。
　でもね、ここで焦ってもしょうがないのです。ピンチの後にチャンスありって、僕は何度も見てきたんだから。試練かも知れんけど、笑って半分やけくそで余裕ないまま走りきってこそ本物。そんな感じのシルバーウイーク直前です。月曜日はオーディション、水曜日にキャスト発表。もちろんなんか作戦考えて望みます。

許せん？

　放課後職員室にお客様。この春卒業させたばかりのT田とS中。怪しい二人連れ？　いえいえ1組のエースたちです。二人はニヤニヤしながら僕を玄関先に。車見せに来ましただって。僕をタイヤ好きと知っての行動です。玄関先にはFDが…。可愛くないですよね。聞けばお父さんも車好きで、中古で購入時々乗られるとか。ま、それならね、いいんだけど、坂道発進出来るのか？低速トルクないぞ。
　結局三人でボンネット開けて車談義。こういうのも幸せな瞬間でしょう。しかし、市街地リッター4kmはいかん。今時社会の敵ぞ。大事にそろそろ走れ。まあ工学部機械化に進んだ彼が、将来人類に貢献する前振りになればということでお許しください。
　ところで付き添いS中。お前は世の中にどう切り込んでいくわけよ。

地元敬老会のお手伝い

　敬老会のお手伝いに昼から出動。次男同行。小学校の体育館に75歳以上のご老人が19名。出し物は手品サークルの皆様と吉川太鼓。前半の手品の優雅なこと。まったりと4人で1時間。結構なお手並みで4歳児的には机の下から覗き見でも十分満足した様子です。
　ただし、個々の出し物は素晴らしいのですけれど、場面転換とかBGMのボリューム、タイミングなど全体を通した演出がハラハラドキドキで結構楽しめました。拍手喝采の中、次の方に舞台を代わる段になって、せっかく新聞からこぼれずに出てきたグレープジュースがコップごとこぼれるとか、優雅に舞った紙吹雪を優雅じゃなくお掃除するとか、素朴で心温まるステージには違いなかったんですけどね。エンターテイメントとは何をするかではなく、何をお見せするかだと勉強させていただきました。

09コンクール台本決定

　ちょっと更新遅れてますが09コンクールの台本決定しましたのでご報告。西高演劇部としては三本連続のハイジ台本です。ただし、毎回慣れないのか、今回は特別なのか、台本決定直後の動揺が激しすぎて写真もぶれています。
　今回の競合は初ポニー台本。本人も初めて幕まで書けた作品でした。夏の台本WSや、高校生演劇WS、おまけに平成演劇教育委員会のブラックボーダーズ台本と書きまくっての最新作。はたして無事に板に乗るのか。まだまだ神のみぞ知る領域です。もうちょっとだけもがいてもらって、台本はごのい潤色へと送られてくる予定です。
　毎年どっこいしょですけれど、今年も暴れてみましょう。