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ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『ブレードランナー 2049』その1

2023-03-10 08:16:41 | 日記
 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の2017年作品『ブレードランナー 2049』をWOWOWシネマで観ました。

 サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に一部加筆修正させていただくと、
「レプリカントは人間に代わる労働力として、タイレル社が開発した人造人間である。だが何度も反乱を起こし、製造が禁止され、タイレル社は倒産した。2020年代、生態系((エコシステム)が崩壊、企業家ウォレスが台頭し、合成農業によって飢餓を回避した。ウォレスはタイレル社の資産を買い取り、従順な新型レプリカントの製造を開始。旧型で寿命制限のないネクサスB型の残党は、“解任”の対象となり、追放された。彼らを追う捜査官の通称はブレードランナー)の字幕。「2049年 カリフォルニア」の字幕。
最新型レプリカント・ネクサス9のK(ライアン・ゴズリング)は、ロス市警(LAPD)でブレードランナーとして働いています。彼は旧型のレプリカントを見つけ出し、「解任(殺害)」する職務を請け負う一方、家ではホログラムの恋人ジョイ(アナ・デ・アルマス)と過ごす孤独な生活を送っています。
 ある日、Kがプロテイン農場の旧型レプリカント(ネクサス8型)であるサッパー・モートンをいつものように解任(始末)しに行くと、モートンはKを新型と知ると、死に際に「お前は奇跡を見たことが無いからだ。だから人間の言いなりになっている」と意味深な言葉を残します。DNA情報のためにモートンの目玉をくり抜いて帰ろうとしたKでしたが、ふと気になった一本の木に目をやると、木の根元に花が落ちているのに気づきます。そこを掘ってみると骨が出てきます。本部に戻ってその骨をスキャンしてみると、骨の正体は出産で命を落とした女性だと判明します。
 しかし、ある問題が起こります。骨を更に拡大してみると、小さく製造ナンバーが刻まれており、亡くなった彼女がレプリカントだったということが発覚したのです。実はレプリカントの出産記録は過去に例がなかった為、Kはこの件について調査するように依頼されます。Kはまず、レプリカントの製造者であるウォレス社代表のネアンデル・ウォレス(ジャレッド・レト)の元を訪れます。
 鑑定の結果、骨の女性はレイチェルという名前で、30年前にブレードランナーのデッカード(ハリソン・フォード)と共に逃亡したレプリカントだと判明します。さらにレプリカントであるレイチェルの死因は難産によるものだと分かります。レプリカントが子供を産んだ、その事実がK達を動揺させました。Kの上司ジョシ(ロビン・ライト)は、レイチェルの子供はレプリカントなので人類の危機に関わる、人類と人間の壁を越えてしまう大きな問題と捉え、これらの証拠を隠蔽し、その子供を見つけ出して殺すようにKに命じます。
 一方、ウォレスは常にレプリカントを労働力として使っていたのですが、レプリカントの妊娠に興味を示し、生殖能力をレプリカントに与えようと考え、彼の部下のラヴ(シルビア・ホークス)をLAPD本部に侵入させて鑑識を殺し、レイチェルの骨を盗ませ、彼女の子供を探させます。
 そんな中、Kが再びプロテイン農場を訪れると、自身はレプリカントのはずなのに、子供の頃の記憶がある事に気付きます。それは孤児院で遊んでいた木馬の玩具の記憶です。Kが記憶を頼りに孤児院に向かうと、実際に木馬の玩具を見つけます。記憶をたどっていくにつれて、ある疑惑がKに沸き上がってきます。
 それは自分がデッカードとレイチェルの子供なのではないか?という疑惑。最新型のレプリカントとして生まれてきたKには、にわかに信じがたい話でしたが、突きつけられた事実から、やがて自分はレイチェルから生まれた子供なのだと確信していくのでした。」

(明日へ続きます……)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『メッセージ』

2023-03-09 08:12:33 | 日記
 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の2010年作品『メッセージ』をWOWOWシネマで観ました。

 サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に一部加筆修正させていただくと、
「自分の娘を、若くして癌で亡くすルイーズ。大学で講義中、異星人を乗せた宇宙船が地球の12ヶ所に停留します。何の目的でやって来たのか、各国が躍起になって探ろうとします。米軍のウィーバー大佐は、異星人の言語を解読するようルイーズに要請します。半ば強制的に、モンタナの基地に向かうルイーズ。そこには、同じように軍に連れて来られた物理学者のイアンがいました。
 異星人のいる宇宙船に乗り込むルイーズ、イアンを含む特別チーム。異なる重力と、軍の威圧的な態度、極度の緊張感とプレッシャーで、ルイーズは上手く交信出来ません。時を同じくして、ルイーズの脳に、予知夢のように、娘との場面がフラッシュします。その映像に導かれるように、防護服を脱ぎ捨て、自分の名前を掲げたホワイトボードを異星人に見せるルイーズ。異星人は初めて反応を示し、複雑な円を描きます。
 異星人が示すシンボルを読解したルイーズは、彼らの目的が「武器を提供する」ことにあると辿り着きます。「武器」という言葉に各国は激しく動揺し、「道具」や「技術」の意味かもしれないと説得するルイーズに、イアン以外は耳を傾けません。中国は、宇宙船が撤退しなければ攻撃を始めると宣言し、それに追随する国が出てきて、12ヶ国の連携は途絶えます。更に複雑なシンボルを記し、「人類にギフトを持ってきた」とする異星人。ギフトとは、彼らの難解な言語を解読することで、世界が協力し合うことだったのです。
 ルイーズは、また予知夢の映像を見ます。その中で彼女は、国連のパーティーに出席し、中国国家主席から世界を救った賛辞と謝意を求められます。彼女が電話をかけたことで、中国の軍事攻撃を止めたと語る国家主席。現実に戻った彼女は、必死の思いで国家主席に電話をかけるのです。これまで見てきた娘との日々も、これから起こる未来の出来事と悟ったルイーズ。娘がやがて癌で死に、その現実を受け止められず夫が離れると知っていても、イアンの求愛を受け止め、子供を産む決断を下すのでした。」

 難解な映画でした。

ルドルフ・マテ監督『武装市街』

2023-03-08 19:15:19 | 日記
 ルドルフ・マテ監督の1950年作品『武装市街』をDVDで観ました。

 サイト「MOVIE WALKER PRESS」の「ストーリー」に一部加筆修正させていただくと、
「富豪マチスンの秘書ジョイス(ナンシー・オルソン)は列車の中で拳銃をかくし持った男たちを見、車掌に届け出た。通報を受けたユニオン・ステーションつきの保安刑事カルハーン(ウィリアム・ホールデン)はその男たちがロッカーにしまったスーツケースから、彼らがマチスンの盲目の娘ローナ(アイリーン・ロバーツ)を誘拐したことを知った。果たして誘拐犯は停車場を舞台に10万ドルの身代金要求を突き付けて来たので、鉄道警察は市警のドネリー警部(バリー・フィッツジェラルド)の応援を受けて捜査を開始した。連絡に現われた犯人の1人はカルハーンの追跡にあって市の食肉解体場で惨死してしまったが、次に現われた一味の男から泥を吐かせた結果、ローナはかくれ家に監禁されていることが判った。しかし警官がそこを襲った時、首領のジョー(ライル・ベッドガー)は逸早くローナを連れ停車場の地下トンネルに逃亡した。彼は約束の時間、鮮やかな手段で警察を出し抜き、マチスンから10万ドルをせしめたが、張り込んでいたカルハーンはたちまち追いかけ、かくて暗黒の地下道で烈しい拳銃戦が起こった。ジョーはカルハーンの一弾に倒れ、駆けつけた警官隊は負傷したカルハーンとおびえきったローナを救い出した。地上ではジョイスの手厚い看護がカルハーンを待っていた」。

 ほとんどのシーンの場面転換でオーヴァーラップがつかわれていました。

エリア・カザン監督『暗黒の恐怖』

2023-03-06 20:51:34 | 日記
 やっとネットが復活しました!

 エリア・カザン監督『暗黒の恐怖』をDVDで観ました。
 サイト「MOVIE WALKER PRESS」の「ストーリー」に一部加筆修正させていただくと、
「ニューオーリンズのフランス地区、密航上陸したアルメニア人のコチャックは、ポーカーの争いからブラッキー(ジャック・パランス)に殺される。その死体を調べた保険局員リード(リチャード・ウィドマーク)は、被害者が肺ペストだったことを発見、48時間以内に加害者を逮捕しなければ、病毒が全米に広がるであろうと秘密会議で報告した。警察の捜査課長ウォレン(ポール・ダグラス)は、死体を焼却した以上捜査は困難だと主張するが、やむなくリードに協力することに。海員関係を中心とする雲をつかむような犯人探しのうち、被害者が生前食事したカフェの女房が死に、捜査は思うような進展を見せないのだった。一方ブラッキーは警察がコチャックを探すのは、彼が密輸品を持っていたからに違いないと思い込み、殺人の共犯であり被害者の従兄弟であるポルディ(ガイ・トマジャン)をつつくが、ポルディもまた病毒に冒されて高熱を発し始めた。同じころ、警察側の捜査はポルディの線まで延び、ブラッキーはやむなくポーカー仲間のフィッチ(ゼロ・モステル)とともに、ポルディを殺して逃亡しようとする。しかし波止場の倉庫に追いつめられた2人は、警官隊に包囲され、フィッチは捕縛される。貨物船に乗り移ろうとしたブラッキーはついに力尽きて、海中に落ちて果てた。死体発見後、まさに2昼夜にわたる出来事であった。」

 最後の追跡シーンは迫力満点でした。

アンソニー・マン監督『高い標的』

2023-03-02 08:22:28 | 日記
 アンソニー・マン監督の1951年作品『高い標的』をDVDで観ました。

 サイト「Filmarks」の紹介文に一部加筆修正させていただくと、
「ボルティモアで就任演説をするリンカーンの暗殺計画の情報を得た、過去にリンカーンの護衛をした事のある刑事が職を放棄してまで、リンカーンの乗る特別列車の前を行く列車内で暗殺者を見つけ出し暗殺を阻止しようとするサスペンス列車映画。
連結部の殴り合い、窓の文字、音楽なしの列車音が緊張感を高める。リンカーンのように背の高い標的は狙いやすいということで高い標的刑事の名前がジョン・ケネディというのが笑える。夜の闇に機関車の白い蒸気が映える」。

 ストーリーが難解なグランド・ホテル形式の映画でした、