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世界での携帯の使い方

2007-10-16 15:15:30 | ノンジャンル
 今日、久しぶりに箱根の日帰り温泉「天山」に行って来ました。ここは景色のいいお風呂もさることながら、川に面している、ゆったりと横になって休める休憩室があって、すごく癒されます。今日も眠り込みそうになったので、気力を振り絞って早めに帰って来ました。帰りの心配をしなければ、いつまでもいたいところです。

 さて、9月23日の朝日新聞の朝刊に面白い記事が載っていました。各国での携帯電話の使い方の比較に関する記事です。
 まず、普及率ですが、イギリスが110%(100%を超えるのは、1人で複数持ってたりするので)、ロシア85%、フランス80%、韓国80%、日本75%、アメリカ75%、中国25%といった感じでした。英国が一番多いのは意外でした。ロシア、フランスもそうです。
 そして面白いのは各国におけるマナーで、フランスの新幹線TGVでは、ZEN(日本語の「禅」から来ている)の車両では使用は一切禁止。使用しているのを駅員が見つけたら、即車両から移されてしまいます。12才未満の子供も禁止。静けさを提供する車両なのだそうです。イギリスではもう少し規制が緩くて、ドアにQマークが付いている車両だけ、携帯の使用を控えるよう呼び掛けるといった感じなのだそうです。アメリカの特急電車にも携帯禁止の車両があるそうです。
 このような車両があるということは、ほかではしゃべり放題ということになるらしく、車内での携帯の使用を遠慮すべきだと考える人は1割未満だとのことです。
 中国やインドネシアでは、劇場や映画館でも観客が平気で携帯で話す光景が見られる、とのことで、コンサートなどでは困った現象なのではないでしょうか? 少なくとも日本でのクラシック・コンサートでこれをやったら、周りから注意されること必至です。
 こういう話を聞いていると、日本のマナーは世界でも一番進んでいるのでは、と思います。以前は電車の中でも平気で携帯で延々と話をする若者が多く見かけられましたが、メールの発達により、電話で話すのではなく、メールを見たり打ったりする人にとって変わられました。劇場でも携帯の電源は切って下さい、と場内放送で言いますし、以前に比べて携帯の弊害は減って来ているように感じます。皆さんの周りではどうでしょうか?

ジェフリー・ディーヴァー『監禁』

2007-10-15 15:40:38 | ノンジャンル
 パ・リーグのクライマックスシリーズの第2ステージ、面白いですね。私はロッテを応援していますが、日本ハムも個性の強い実力のある選手が多く、見てて気が抜けません。おそらくセ・リーグから勝ち上がって来る巨人を倒すのは、どちらのチームになるのでしょうか?

 そして今日はジャズ・ピアニストの木住野佳子さんの誕生日です。おめでとうございます! 厚木の実家に帰ってからライヴには行けなくなってしまいましたが、彼女のホームページのBBSやメーリングリストでの伊東さんの報告などから、相変わらず元気で楽しく美しい演奏を続けてくれてるようです。次のアルバムが今から楽しみです。

 ところで、ジェフリー・ディーヴァーの'00年作品「監禁」を読みました。
 ある日ミーガンという女子高生が行方不明になります。彼女の両親の家には、これまでの恨みを綴った手紙が残されていて、警察は家出として処理しますが、両親のテイトとベットは納得できません。誰かに誘拐されたと思った二人は、ミーガンの元ボーイフレンドのジョシュアやロバート、警官のコニーといった知り合いに協力してもらい、ミーガンの行方を探しますが、彼女に繋がる情報を得たものは次々とミーガンを誘拐監禁している犯人に殺されたり、ひどい怪我を負ったりします。最後にはテイトとベットが2人で娘を探すための調査をしますが、そこから浮かんできた人物は意外な者でした‥‥。
 犯人は始めから明らかにされ、ミーガンが何のために誘拐されたかも始めの方で明らかにされます。が、本当の理由は途中で明らかにされ、意外な事実も判明します。どんでん返しと言えるようなものはありませんが、この小説では人物の描写が楽しめると思います。証拠も分かりやすいものばかりで、リンカーン・ライム・シリーズのような細かい証拠品などなく、その点ではとても読みやすい小説だと思います。また犯人がまさにカルト宗教の牧師なので、カルト好きの方にも楽しんでもらえること、請け合いです。また読んでいない方、オススメです。また、細かいあらすじは「Favorite Novels」の「ジェフリー・ディーヴァー」の項に載せておきましたので、興味のある方はご覧ください。

高齢者への虐待

2007-10-14 15:14:03 | ノンジャンル
 土曜の深夜、NHK・BS2で何と「チャーリーズ・エンジェル」の放送が開始されました。これは70年代後半から80年代前半にかけて日曜夜の9時から日本テレビで放送されていたアメリカの一話完結のテレビシリーズで、3人の美女が事件を解決するという娯楽番組。当時人気があった番組です。世間では3人の中で金髪のファラ・フォーセット・メジャーズが一番人気がありましたが、私は髪の短い気の強い女性が好きでした。今見ても面白いので、ちょっとした驚きでした。オススメです。

 ところで、9月22日の朝日新聞の朝刊に、昨年度の全国調査で高齢者の虐待が1万2600件もあることが報道されていました。在宅者が大半をしめるそうです。ということは、同居の家族から虐待を受けているのが大半だというのです。
 虐待の内容は、平手打ちなど暴行を加える「身体的虐待」が64.1%、暴言を吐くなどの「心理的虐待」が35.6%、食事を与えず長時間放置するなど「介護等放棄」が29.4%、財産を処分するなど「経済的虐待」が27.4%あったということです(重複あり)。
 もともと体力が弱っている高齢者を虐待するというのは、「いじめ」です。当然虐待する側も分かっているのでしょう。それでも虐待するというのは、ひどい育てられ方をした子供が親に復讐しているのか、それとも単なる弱いものいじめなのか、介護を一生懸命しているのに感謝をしようとしない高齢者に対する恨みなのか、どう考えていいのか分かりません。
 というのも、我が家の認知症の父をかかえていますが、わが家族は父に対して虐待をするなどと思ってみた事もありません。いかに我がままな父を長生きさせるために手を尽くしているか、第三者からも評価されるほどの介護ぶりを母が見せているからです。
 私が通う老人介護のデイサービスでも、利用者の方の家族の方が、行き過ぎた介護をすることはあっても、利用者の人を虐待しているようなお宅はありません。ほとんどの方が入浴されるので、もし身体的虐待があれば分かるはずです。
 高齢者の虐待は考えただけでも、寒い気持ちになります。早くこの世からなくなってほしいものです。

ゴア氏、ノーベル平和賞受賞!

2007-10-13 17:15:45 | ノンジャンル
 本日の朝日新聞の朝刊の一面トップで、しかも大きな写真つきで、このニュースが報じられていますぃた。快挙です! ノーベル平和賞の選考会の方々の叡智に感謝します。
 もちろん受賞理由は「人為的に起こる地球温暖化の認知を高めた」というもの。数多くの講演、本の出版、映画の公開(これは撮影対象になっただけですが)と、アメリカで地球温暖化防止のシンボルになり、また世界でもなりつつある同氏への受賞は、地球温暖化を彼と同じように危機感を持って感じている私には喜ばしいかぎりです。
 2面では「温暖化は平和を乱す」という彼の言葉が大きな見出しになっていますが、これは短期的な見方であって、長期的に見れば「温暖化は人類を滅ぼす」ということになります。「人類の滅亡」などと言うと大袈裟に聞こえますが、種の滅亡は自然界の中では当たり前のように起こっており、ある時代を制した生物の滅亡も、恐竜の例を挙げるまでもなく、数多く起こっています。ということで、人類の滅亡は十分起こり得ることなのです。
 既に異常気象で多くの自然災害が起こり、多くの人が亡くなっていますが、地球温暖化では多くの生物が滅亡し始めています。北極のシロクマが今話題になっていますよね。それに、環境汚染によって我々の世代から公害病が多発し、食物添加物からアトピーの子供の増加など、既に人類滅亡の徴候は現れています。
 そういう点で、地球温暖化は環境問題、食品問題とともに人類存続のための大きな問題として語られるべきでしょう。中でも待った無しの問題は、何度も繰り返しますが、地球温暖化の防止です。
 これからゴア氏がシンボルとなり、地球全体でこの問題に取り組んでいってほしい。もちろん初めの一歩は自分からです。まず、自分ができることを一つ一つ増やしていきたいと思っています。
 賛同される方がいらっしゃったら、一緒に行動を起こしましょう!

スティーヴン・キング 8つの悪夢(3)

2007-10-12 17:52:39 | ノンジャンル
 昨日のボクシング世界タイトル戦・いじめられっ子内藤VSいじめっ子亀田の試合は、亀田の汚いバッティングなどにもめげず、いじめられっ子内藤の圧倒的勝利に終わりました。スポーツマンシップにあるまじき反則も目立った亀田に対し、試合後のインタビューで「前回闘った世界チャンピオンよりは全然弱かった」と言うに留どめ、亀田の悪口を言わなかったのは人間ができてると思いました。奢れる者は久しからず。家族全員で興奮して内藤を応援してしまいました。

 さて、スティーヴン・キングの8つの短編を'06年にテレビ映画化したシリーズの第7話と第8話をWOWOWで見ました。
 第7話「解剖室4」。ゴルフ中に毒蛇に噛まれたのを心臓発作と間違えられ、死亡と判断され、死体袋に入れられ、病院に運ばれる男ハワード。呼吸も鼓動も止まっているのに意識はあり、感覚もあります。ハワードの解剖の準備が着々と進む中、ハワードのゴルフバックを病院内で運んでいたスタッフが、ゴルフバッグの中にいた毒ヘビに噛まれ、男性が呼吸も鼓動も止まっているのに生きているのを見て、医師がハワードのところへ駆け付けます。。ハワードは寸でのところで助かり、恋人と抱き合います。
 第8話「いかしたバンドのいる街で」。森の中で道に迷ったカップル。無気味なものの影が森の中を動き回っているのが見えます。やがて、街の看板「ロックンロール・ヘブン」が見えると、曇天だった天気が晴れ渡り、風景も無気味なものから明るいものへ一瞬のうちに変わります。ラブ&ピースを叫ぶ若者たちが乗るサイケデリックなバスとすれ違った後、カラフルで明るい街に入りますが、住民は彼らを避けます。よく見ると死んだロックンローラーが住民に混じっています。レストランのウエイトレスは「逃げられるうちに逃げて」とのメモを寄越し、彼らはお金を払う時間もなくレストランを逃げ出しますが、彼らは不死身です。何とか街を脱出しますが、道をふさぐサイケデリックなバスに正面衝突します。やがて現れたパトカーには、市長のエルヴィス・プレスリーが乗っていて、街の夜のロックショーをぜひ見てくれ、と彼らをパトカーで街に連れ戻します。鏡に写ったプレスリーの顔は幽霊のそれでした。そして夜のロックショーが始まります。

 どちらも原作をよく覚えていたので、それとの比較もできましたが、「いかしたバンドのいる街で」は原作通りの、あるいは原作を上回る面白さでした。レストランの女主人ジャニス・ジョプリンや市長のエルヴィス・プレスリーとリッキー・ネルソンぐらいしか分かるミュージシャンがいなかったのですが、はっきり言って大して似ていませんでした。でも、原作の雰囲気はすごく出ていて、暗い世界が一瞬のうちに明るい世界に変わるところなど、すばらしいシーンだと思いました。キャラクターの異常さも魅力的だったし、追いつめられていく主人公たち、そして孤独にレストランのウレイトレスがこの異常な世界に捕らわれているところなども、うまく描かれていたと思います。
 全8話を見終わった訳ですが、面白かったのは第1話と第8話でした。もし見る機会がありましたら、オススメです。