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高齢者への虐待

2007-10-14 15:14:03 | ノンジャンル
 土曜の深夜、NHK・BS2で何と「チャーリーズ・エンジェル」の放送が開始されました。これは70年代後半から80年代前半にかけて日曜夜の9時から日本テレビで放送されていたアメリカの一話完結のテレビシリーズで、3人の美女が事件を解決するという娯楽番組。当時人気があった番組です。世間では3人の中で金髪のファラ・フォーセット・メジャーズが一番人気がありましたが、私は髪の短い気の強い女性が好きでした。今見ても面白いので、ちょっとした驚きでした。オススメです。

 ところで、9月22日の朝日新聞の朝刊に、昨年度の全国調査で高齢者の虐待が1万2600件もあることが報道されていました。在宅者が大半をしめるそうです。ということは、同居の家族から虐待を受けているのが大半だというのです。
 虐待の内容は、平手打ちなど暴行を加える「身体的虐待」が64.1%、暴言を吐くなどの「心理的虐待」が35.6%、食事を与えず長時間放置するなど「介護等放棄」が29.4%、財産を処分するなど「経済的虐待」が27.4%あったということです(重複あり)。
 もともと体力が弱っている高齢者を虐待するというのは、「いじめ」です。当然虐待する側も分かっているのでしょう。それでも虐待するというのは、ひどい育てられ方をした子供が親に復讐しているのか、それとも単なる弱いものいじめなのか、介護を一生懸命しているのに感謝をしようとしない高齢者に対する恨みなのか、どう考えていいのか分かりません。
 というのも、我が家の認知症の父をかかえていますが、わが家族は父に対して虐待をするなどと思ってみた事もありません。いかに我がままな父を長生きさせるために手を尽くしているか、第三者からも評価されるほどの介護ぶりを母が見せているからです。
 私が通う老人介護のデイサービスでも、利用者の方の家族の方が、行き過ぎた介護をすることはあっても、利用者の人を虐待しているようなお宅はありません。ほとんどの方が入浴されるので、もし身体的虐待があれば分かるはずです。
 高齢者の虐待は考えただけでも、寒い気持ちになります。早くこの世からなくなってほしいものです。