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オリヴァー・ストーン監督『7月4日に生まれて』その3

2016-05-19 04:55:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
  テレビで反戦デモ。チャンネルを変える母。「あなた、始まったわよ。サミー・デービス」。ティミー「自分の迫撃砲でやられたんだ。奴もやられた。木が頭に当たったんだ。ベトナムに本当に行って死んだ。お前はいつ?」ロニー「9月18日だ。ドンハーの近くで。あそこはひどかった。動くもの、見境なくぶっぱなしだ。非武装地帯で銃撃戦だ。死んだと思ったら、病院も最悪。夜になるとひどい頭痛がする」「俺も正気を失いそうになる。別の人間になったようだ。だからドラッグをする。とても耐えられない」「こうなって当然だ。罰だよ。多くの人間を殺してきた」「極限の世界だ。気にするな」「英雄扱いはご免だ。二度と元には戻れない」。
 列車。“ニューヨーク州シラキュース”。ドナと再会するロニー。ドナは作り笑いをし、反戦歌が歌われるバーにロニーを連れていく。「何通も長い手紙を送ったよ」「どれもいい手紙だったわ。感情がこもってた。こんなことになってショックだったわ。駆けつけたかったけど、何もできなくて。皆が向こうで待ってるわ。ケント州立大の女子大生射殺事件。ソンミ村の虐殺事件を思い出したわ。黙っていられないの」。男がドナに「ストライキに参加を!」。「皆、あなたの話を聞くわ」「プロムの夜を覚えてる? どうかしてた。もう踊れないと予感してたように」。ロニーはデモに参加するが、ロニーは「止めとくよ」と言う。
 反戦デモ。アジる男。ロニーも参加している。「汚いニクソン! ワシントンに行き戦争責任者を! 勲章なんてクソだ!」。機動隊が催涙ガスを使ってデモに襲いかかる。「ドナ!」。
長髪にヒゲ姿のロニー。「ジェニー? 俺とメキシコに? 君はかわいい」。 踊り狂うロニー。酔って寝転ぶ。「連れ出せ!」。
 夜。外。「ほっといてくれ」「スティーブ、乗れよ」。ロニー、置いて行かれる。
 母「また酔ってるの?」ロニー「こんなもの(十字架)、もう信じない」母「何てことを?」父「酒はよせ」母「なぜそんなになってしまったの?」「母さんこそ何を期待してるの?」「近所迷惑よ」「奴らこそ。共産主義は悪。汝殺すなかれ」「出て行きなさい」「今も見境なく殺してる。共産主義が勝った。何もかも嘘だと父さんが教えてくれた。死んだペニス」「もうやめて! この家でそんな言葉!」「ペニス! ペニス!」「こいつはジャングルでダメになったんだ。母さんを悲しませた」。泣く母。
 父、ロニーをベッドへ。「ロニー、旅行でもしたら。私には分からん。どうしたら」「元の男に戻りたい。誰が愛してくれる?」暗転。
 山々。海。“メキシコ ヴィラ・ドゥルセ 1970年”の字幕。「さあ、賭けた!」。セクシーな女。「名前は?」「ロニー」「歓迎しよう。私はチャーリー(ウィリアム・デフォー)、シカゴからだ。二度とあの国には戻らない。アソコがだめでも楽しめる」女「2階行く?」「俺、来たばかりだが、行こう」「私はマリア・エレナよ。先にお金を。脱いで」「感じない。ベトナムで」「見せて」「何をしてもダメだ」「いい思いをさせてあげる」。顔にキス。「一緒に感じて」「ああ、君は美しい」。満月。スペイン語を話すマリア。騎乗位。ロニーの乳首を舐める。ロニー、マリアを抱く。(また明日へ続きます……)

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/

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