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温室ガス、目標に届かない?

2007-08-21 21:29:26 | ノンジャンル
 8月9日の朝日新聞の朝刊に、温室効果ガスの削減目標を日本が達成できない見込み、という記事が出ていました。記事を引用しますと、「地球温暖化をもらたす二酸化炭素など温室効果ガスの2010年度の国内は移出量が、現状の削減対策を続けても90年度比で0.9~2.1%上回るとの政府の推計が8日明らかになった。京都議定書で認められた森林による吸収分や海外からの排出量購入などを見込んでも、10年度には90年度比3.3~4.5%減にとどまり、国際約束の6%削減に届かない」とのことです。6が目標なのに、3.3~4.5じゃあ、全然ダメじゃないですか!
 理由には、経済成長見通しの上方修正を迫られたことが主な要因、とありますが、これ、よく意味分かりません。他に、高効率照明の普及や、信号待ちなどの際に自動的にエンジンが止まるアイドリングストップ車の導入など目標達成が絶望しされている対策も多い、とのことですが、高効率照明は企業がかなり宣伝してましたよね。ということは、政府が助成金を出すなどの努力が足りなかったんじゃないですか? それにアイドリングストップ。こんなの、法律でこれから発売する車には必ずつけるように、決めればいいだけじゃないんでしょうか? 推奨とか、その程度で止まってるからダメなんでしょう? それに普通の車だって、このめちゃ暑い夏とか、めちゃ寒い冬とかは無理だけど、それ以外の季節だったらアイドリングストップできるんですから、完全に宣伝不足だと思います。私は今までも何回も書きましたが、アイドリングストップの励行者なので、信号待ちしてる時、周りの車の出す排気ガスがとても気になります。これらの車が皆アイドリングストップしてくれたら、どれだけ二酸化炭素の排出が減るだろう、と胸が痛みます。
 しかも政府の見通しだと、二酸化炭素の排出量の多い電力業界や鉄鋼業界の自主目標が予定通り達成されるとの甘い前提で、この数字なんだそうです。
 ほんとにダメだな、自民党と国の役人。皆、アル・ゴアの本、読んでるんでしょうか? もっと切実な問題として捉えてほしいです。

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