サム・ライミ監督・・共同製作総指揮・脚本の'81年作品『死霊のはらわた』をWOWOWで見ました。
紅葉した湿地帯の森の中を、無気味な音とともに、カメラが猛スピードで前進していきます。その森の中の打ち捨てられた木造の別荘に5人の若者がやって来ます。シェリルは深夜に柱時計をデッサンしていると、時計が止まり、「来るんだ」という声が聞こえ、手が勝手に顔を描き出し、床板の蓋がひとりでに開きます。5人が集まって乾杯を始めると、床板の蓋がまた勝手に開き、スコットとアッシュはそこから通じる地下の奥にライフル、無気味な本、テープレコーダーを見つけ、一階に運びます。テープを再生すると、人の肉と血によって作られた「死者の書」の呪文を読むと、死霊が蘇り、古家にはびこると声が語り、テープの先にはその呪文が録音されていました。その呪文が流れると、地面の下から赤い光が出現します。夜、一人になったシェリルは気配に誘われて森の中へ行くと、木のつるに手足を縛られ何者かに犯されそうになり、何とか家の中に逃げ込みますが、ケガを負っていたことから悪霊に乗り移られてしまいます。スコットらは変わり果てた姿のシェリルを何とか地下室に押込めますが、その後、窓を突き破って侵入してきた悪霊にシェリーが乗っ取られ、暖炉の火で燃え上がりながらスコットに襲いかかり、手首を切断され、ナイフで腹を刺されても蘇るので、最後にはスコットによって斧でバラバラにされます。スコットらが彼女を埋葬した後、眠っていたリンダも悪霊に乗っ取られ、哄笑し続けるリンダをアッシュがライフルで撃とうとすると、リンダは一旦は正気に返り助けを求めますが、結局また悪霊に乗っ取られたため、アッシュは彼女を家の外に引きづり出します。シェリーから受けた傷がもとでスコットは死に、アッシュは家に戻ってきたリンダに襲われ、腕を剣で突かれますが、何とかやっつけます。彼女を埋葬しているとリンダは蘇り、アッシュの足にケガを負わせますが、アッシュは角材でメッタ打ちにし、最後には、飛びかかって来た彼女の首をスコップで切断し、やっつけます。部屋に戻るとシェリルは床から抜け出した後で、アッシュはライフルの弾を取りに地下室に行くと、そこで血の雨を浴びます。部屋に立てこもろうとしますが、壁を突き抜けてきたシェリルの手に襲われ、彼女の顔をライフルで撃ち抜きますが、スコットが襲いかかってきます。スコットの目を押しつぶし、彼の腹に突き刺さっていた棒を抜くと、そこから血がほとばしり出て、スコットは倒れます。しかしその後もスコットはアッシュの足を掴み、侵入してきたシェリルは金棒でアッシュの背中を乱打しますが、アッシュは「死者の書」を暖炉に投げ入れることに成功すると、スコットとシェリルは動きを止め、体が溶け出し、最後にはそれぞれの体から巨大な手が突き出して、粘液を出しながら無数の虫が這い出します。朝を迎え、外にでる血まみれのアッシュ。しかしカメラはまた無気味な音とともに森を猛スピードで前進して行き、アッシュに辿り着くと、彼は恐怖の眼差しでカメラを一瞬見て、画面は暗転します。
悪霊のおどろおどろしい声、生首は飛び、四肢は切断され、その仰々しいほどの残酷さには、かえって清清しささえ覚えました。デビュー作からライミ監督、飛ばしに飛ばしているといった感じです。映画好きの方には文句無しにオススメです。
紅葉した湿地帯の森の中を、無気味な音とともに、カメラが猛スピードで前進していきます。その森の中の打ち捨てられた木造の別荘に5人の若者がやって来ます。シェリルは深夜に柱時計をデッサンしていると、時計が止まり、「来るんだ」という声が聞こえ、手が勝手に顔を描き出し、床板の蓋がひとりでに開きます。5人が集まって乾杯を始めると、床板の蓋がまた勝手に開き、スコットとアッシュはそこから通じる地下の奥にライフル、無気味な本、テープレコーダーを見つけ、一階に運びます。テープを再生すると、人の肉と血によって作られた「死者の書」の呪文を読むと、死霊が蘇り、古家にはびこると声が語り、テープの先にはその呪文が録音されていました。その呪文が流れると、地面の下から赤い光が出現します。夜、一人になったシェリルは気配に誘われて森の中へ行くと、木のつるに手足を縛られ何者かに犯されそうになり、何とか家の中に逃げ込みますが、ケガを負っていたことから悪霊に乗り移られてしまいます。スコットらは変わり果てた姿のシェリルを何とか地下室に押込めますが、その後、窓を突き破って侵入してきた悪霊にシェリーが乗っ取られ、暖炉の火で燃え上がりながらスコットに襲いかかり、手首を切断され、ナイフで腹を刺されても蘇るので、最後にはスコットによって斧でバラバラにされます。スコットらが彼女を埋葬した後、眠っていたリンダも悪霊に乗っ取られ、哄笑し続けるリンダをアッシュがライフルで撃とうとすると、リンダは一旦は正気に返り助けを求めますが、結局また悪霊に乗っ取られたため、アッシュは彼女を家の外に引きづり出します。シェリーから受けた傷がもとでスコットは死に、アッシュは家に戻ってきたリンダに襲われ、腕を剣で突かれますが、何とかやっつけます。彼女を埋葬しているとリンダは蘇り、アッシュの足にケガを負わせますが、アッシュは角材でメッタ打ちにし、最後には、飛びかかって来た彼女の首をスコップで切断し、やっつけます。部屋に戻るとシェリルは床から抜け出した後で、アッシュはライフルの弾を取りに地下室に行くと、そこで血の雨を浴びます。部屋に立てこもろうとしますが、壁を突き抜けてきたシェリルの手に襲われ、彼女の顔をライフルで撃ち抜きますが、スコットが襲いかかってきます。スコットの目を押しつぶし、彼の腹に突き刺さっていた棒を抜くと、そこから血がほとばしり出て、スコットは倒れます。しかしその後もスコットはアッシュの足を掴み、侵入してきたシェリルは金棒でアッシュの背中を乱打しますが、アッシュは「死者の書」を暖炉に投げ入れることに成功すると、スコットとシェリルは動きを止め、体が溶け出し、最後にはそれぞれの体から巨大な手が突き出して、粘液を出しながら無数の虫が這い出します。朝を迎え、外にでる血まみれのアッシュ。しかしカメラはまた無気味な音とともに森を猛スピードで前進して行き、アッシュに辿り着くと、彼は恐怖の眼差しでカメラを一瞬見て、画面は暗転します。
悪霊のおどろおどろしい声、生首は飛び、四肢は切断され、その仰々しいほどの残酷さには、かえって清清しささえ覚えました。デビュー作からライミ監督、飛ばしに飛ばしているといった感じです。映画好きの方には文句無しにオススメです。
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