宮田珠己さんの最新刊「なみの ひとなみの いとなみ」を読みました。宮田さん初の日常エッセイ集です。
内容は、お気に入りの小説「八犬伝」のような大部の小説を書こうと気合いを入れるために、館山市立博物館の別館へ「八犬伝」にまつわる資料を見に行ったが、ちっとも気合いが入らなかった話、具合の悪い妻に買うように頼まれた生理用ナプキンを苦労して買う話、好きなことばかりしようと思っていた人生が、毎日ゴロゴロしている生活なので、ジョギングを始め、ロードレースに参加するも散々な結果に終わり、そもそも長距離走など好きでなかったことに気付く話、夫がアメリカ人の家族にキャンプに誘われ、今までしたことのない料理に挑戦し、悪戦苦闘する話、社会に出て一番驚いたことは、世の中に営業が満ち満ちていることであり、平日昼間に屋外を歩いているサラリーマンのほとんどが営業で、営業とは押し売りであり、この世から営業がなくなればどんなに住みやすくなるだろうという話、営業に行った大手企業の支店長に営業内容は断られたが、食事に誘われ、社で報告すると、同期の女性社員から、その支店長はホモで、次はドライブに誘われるかもと言われ、食事に行くと、本当に泊まりがけのドライブに誘われ困る話などなどです。
ところどころ、特に後半には有意義な提案などもあるのですが、大半はどうでもいい話で、もっぱら宮田さん独特のユーモラスな文体で読ませてくれます。読んでいる間、何回も吹き出してしまいました。今回の本では一つのエッセイが短いので、暇な時に読むのには最適です。空き時間を楽しく過ごしたい方にはオススメです。なお、ここでスペース的に紹介できなかった部分については、「Favorite Books」の「宮田珠己『東南アジア四次元日記』」のところにアップしておきましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
内容は、お気に入りの小説「八犬伝」のような大部の小説を書こうと気合いを入れるために、館山市立博物館の別館へ「八犬伝」にまつわる資料を見に行ったが、ちっとも気合いが入らなかった話、具合の悪い妻に買うように頼まれた生理用ナプキンを苦労して買う話、好きなことばかりしようと思っていた人生が、毎日ゴロゴロしている生活なので、ジョギングを始め、ロードレースに参加するも散々な結果に終わり、そもそも長距離走など好きでなかったことに気付く話、夫がアメリカ人の家族にキャンプに誘われ、今までしたことのない料理に挑戦し、悪戦苦闘する話、社会に出て一番驚いたことは、世の中に営業が満ち満ちていることであり、平日昼間に屋外を歩いているサラリーマンのほとんどが営業で、営業とは押し売りであり、この世から営業がなくなればどんなに住みやすくなるだろうという話、営業に行った大手企業の支店長に営業内容は断られたが、食事に誘われ、社で報告すると、同期の女性社員から、その支店長はホモで、次はドライブに誘われるかもと言われ、食事に行くと、本当に泊まりがけのドライブに誘われ困る話などなどです。
ところどころ、特に後半には有意義な提案などもあるのですが、大半はどうでもいい話で、もっぱら宮田さん独特のユーモラスな文体で読ませてくれます。読んでいる間、何回も吹き出してしまいました。今回の本では一つのエッセイが短いので、暇な時に読むのには最適です。空き時間を楽しく過ごしたい方にはオススメです。なお、ここでスペース的に紹介できなかった部分については、「Favorite Books」の「宮田珠己『東南アジア四次元日記』」のところにアップしておきましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます