また一昨日の続きです。
グレッグ「奴の行動にはパターンがあるはずだ。(中略)だが共通する特徴がまだ掴めない」(中略)こちらに向かって歩いているグレッグとバーバラだが、時々動きが止まり、シャッター音がする。「破壊が続くと誰が報復されると思う?」「誰かしら?」「ソビエトだ」「それでもアメリカを守るの?」「そうさ」「皮肉な話ね。KGBがアメリカを守るなんて。町はどうなるの? スパイは破壊対象と同じ町に住んでいたんでしょう?」「そうとも限らない」。(中略)「待てよ、座って。町か。住んでた町。町の名前。バスコムはデンバー、ハスラーはアパラチコーラ、ピーターズはアクロン、神父はロス、マリーはケンブリッジ、町の名前の頭文字はそれぞれDAALC、あとHIMSKYで“ダルチムスキー”」「でもAが二つよ」「アパラチコーラでハスラーは爆破に失敗した。(中略)」「次はH」「Hがつく町は二つ」「なぜ二つなの? もっといっぱいあるわ」「いいから付いて来い」。電話ボックス「クレジットカード払いで通話だ。カード番号は~、電話番号は~」。
電話に出る女性「ダグアウト」グレッグ「スタークさんは?」「釣りに行った。何の用?」「帰るのは?」「魚がたくさん釣れてからよ。明日の夜ね」「戻るのは本当に明晩ですね?」「戻らなければ捜しに行くわ。誰なの?」「国税庁です」「消えちまいな」。女性、電話を切る。グレッグ、バーバラに「しばらくは大丈夫だ」。グレッグ、また電話する。「長距離電話だ。ヒューストンのカレンダーさん」。
“テキサス州ヒューストン 1月30日”の字幕。バーバラ「グレッグ、用心して」。微笑みながら車を降りる。エスカレーター。ガラス張りのエレベーター。フロントに行き、「カレンダーさんと約束があるんだが」「購買部は2階です。戻るかどうか調べてきます。よく動き回る人で……。今はレストランにいます。最上階です。エレベーターでどうぞ」「ありがとう」。
バーバラ、公衆電話へ。ダルチムスキーはそれに気付かずに道を渡る。
「待て、バーバラ。(受話器を手で包み仲間へ)逆探知だ。(手を離し)部下がグレッグを見失った。まだロスか?」「ヒューストンよ」「市街地か?」「ダルチムスキーはスパイたちに爆破の命令が出せるの。やり方はまだ分かってないけど」「応援を送る」「ダメ、かえって危険よ。相手を刺激してしまうわ。(中略)」。
エレベーターに乗ろうとする男。
「バーバラ、よし、いいか。少佐がダルチムスキーを抹殺したら、残りのスパイの情報を聞き出し、少佐を消すんだ」「待って。それはあんまりよ。私たちと同じ目的なのに」「君の信用を守るためだ。KGBは君を信用してる。その信用を保て。彼らの命令に従い、ダルチムスキーを消したら、彼を殺せ」。悲し気な表情のまま電話を置くバーバラ。
レストラン。グレッグに「お一人様ですか?」「カレンダーさんを捜しているんだ」「店を出ました。あちらにいます」。グレッグ、エレベーターに急行するが、扉がしまってしまう。店員に「彼に電話は来たか?」「数分前に来ました」「ありがとう」。
非常階段を急いで下るグレッグ。下の階でエレベーターに乗る。エレベーターを降り、下りのエスカレーターを歩いて進むカレンダーの姿を、エレベーターのガラス越しに見るグレッグ。
バーバラ、車内のダルチムスキーを発見。
グレッグ、エレベーターに乗ろうとする人波を押し分け、エレベーターから降り、カレンダーを追う。
カレンダー、駐車場で壁の中から鞄を取り出し、車に乗せ、車を出す。
やっと駐車場に至るグレッグ。カレンダーの車はカーブを曲がり切れずに柱にぶつかる。バックして、また走り出すカレンダーの車。グレッグはカレンダーを撃とうと拳銃を向けるが、カレンダーの車は他の車と正面衝突し、爆発炎上する。車内でまだ生きているカレンダーを射殺するグレッグ。
火事の現場へと急ぐ人々を見るダルチムスキー。彼は車を出すが、バーバラも車を出し、彼の車に衝突させる。それを振り切り、車で逃げ出すダルチムスキー。
煙の中から歩いて現れるグレッグ。バーバラは車中で意識を失っている。「大丈夫か?」「ええ、あなたが心配で(中略)ダルチムスキーがいたけど、逃げたわ」「ハルダーヒルだ」。
ダルチムスキー、スタンドの男に「ロードマップは?」「何州の?」「テキサスだ!」「無いよ」「無いだって?」「土産物代わりに大勢が買っていく。木曜に入荷する」「ハルダーヒルへ急いでる。道を教えてくれ」「45号線を北へ行けば行けるよ」。
(また明日へ続きます……)
→サイト「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)
→FACEBOOK(https://www.facebook.com/profile.php?id=100005952271135)
グレッグ「奴の行動にはパターンがあるはずだ。(中略)だが共通する特徴がまだ掴めない」(中略)こちらに向かって歩いているグレッグとバーバラだが、時々動きが止まり、シャッター音がする。「破壊が続くと誰が報復されると思う?」「誰かしら?」「ソビエトだ」「それでもアメリカを守るの?」「そうさ」「皮肉な話ね。KGBがアメリカを守るなんて。町はどうなるの? スパイは破壊対象と同じ町に住んでいたんでしょう?」「そうとも限らない」。(中略)「待てよ、座って。町か。住んでた町。町の名前。バスコムはデンバー、ハスラーはアパラチコーラ、ピーターズはアクロン、神父はロス、マリーはケンブリッジ、町の名前の頭文字はそれぞれDAALC、あとHIMSKYで“ダルチムスキー”」「でもAが二つよ」「アパラチコーラでハスラーは爆破に失敗した。(中略)」「次はH」「Hがつく町は二つ」「なぜ二つなの? もっといっぱいあるわ」「いいから付いて来い」。電話ボックス「クレジットカード払いで通話だ。カード番号は~、電話番号は~」。
電話に出る女性「ダグアウト」グレッグ「スタークさんは?」「釣りに行った。何の用?」「帰るのは?」「魚がたくさん釣れてからよ。明日の夜ね」「戻るのは本当に明晩ですね?」「戻らなければ捜しに行くわ。誰なの?」「国税庁です」「消えちまいな」。女性、電話を切る。グレッグ、バーバラに「しばらくは大丈夫だ」。グレッグ、また電話する。「長距離電話だ。ヒューストンのカレンダーさん」。
“テキサス州ヒューストン 1月30日”の字幕。バーバラ「グレッグ、用心して」。微笑みながら車を降りる。エスカレーター。ガラス張りのエレベーター。フロントに行き、「カレンダーさんと約束があるんだが」「購買部は2階です。戻るかどうか調べてきます。よく動き回る人で……。今はレストランにいます。最上階です。エレベーターでどうぞ」「ありがとう」。
バーバラ、公衆電話へ。ダルチムスキーはそれに気付かずに道を渡る。
「待て、バーバラ。(受話器を手で包み仲間へ)逆探知だ。(手を離し)部下がグレッグを見失った。まだロスか?」「ヒューストンよ」「市街地か?」「ダルチムスキーはスパイたちに爆破の命令が出せるの。やり方はまだ分かってないけど」「応援を送る」「ダメ、かえって危険よ。相手を刺激してしまうわ。(中略)」。
エレベーターに乗ろうとする男。
「バーバラ、よし、いいか。少佐がダルチムスキーを抹殺したら、残りのスパイの情報を聞き出し、少佐を消すんだ」「待って。それはあんまりよ。私たちと同じ目的なのに」「君の信用を守るためだ。KGBは君を信用してる。その信用を保て。彼らの命令に従い、ダルチムスキーを消したら、彼を殺せ」。悲し気な表情のまま電話を置くバーバラ。
レストラン。グレッグに「お一人様ですか?」「カレンダーさんを捜しているんだ」「店を出ました。あちらにいます」。グレッグ、エレベーターに急行するが、扉がしまってしまう。店員に「彼に電話は来たか?」「数分前に来ました」「ありがとう」。
非常階段を急いで下るグレッグ。下の階でエレベーターに乗る。エレベーターを降り、下りのエスカレーターを歩いて進むカレンダーの姿を、エレベーターのガラス越しに見るグレッグ。
バーバラ、車内のダルチムスキーを発見。
グレッグ、エレベーターに乗ろうとする人波を押し分け、エレベーターから降り、カレンダーを追う。
カレンダー、駐車場で壁の中から鞄を取り出し、車に乗せ、車を出す。
やっと駐車場に至るグレッグ。カレンダーの車はカーブを曲がり切れずに柱にぶつかる。バックして、また走り出すカレンダーの車。グレッグはカレンダーを撃とうと拳銃を向けるが、カレンダーの車は他の車と正面衝突し、爆発炎上する。車内でまだ生きているカレンダーを射殺するグレッグ。
火事の現場へと急ぐ人々を見るダルチムスキー。彼は車を出すが、バーバラも車を出し、彼の車に衝突させる。それを振り切り、車で逃げ出すダルチムスキー。
煙の中から歩いて現れるグレッグ。バーバラは車中で意識を失っている。「大丈夫か?」「ええ、あなたが心配で(中略)ダルチムスキーがいたけど、逃げたわ」「ハルダーヒルだ」。
ダルチムスキー、スタンドの男に「ロードマップは?」「何州の?」「テキサスだ!」「無いよ」「無いだって?」「土産物代わりに大勢が買っていく。木曜に入荷する」「ハルダーヒルへ急いでる。道を教えてくれ」「45号線を北へ行けば行けるよ」。
(また明日へ続きます……)
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