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リチャード・フライシャー監督『栄光のジャングル』

2007-10-18 15:08:25 | ノンジャンル
 さあ、今夜いよいよ日本ハム対ロッテ、ダルビッシュ対成瀬の対決が始まります。最後に笑うのはどっちなのか。午後6時が来るのが待ち遠しい!

 さて、WOWOWでリチャード・フライシャー監督の'61年作品「栄光のジャングル」を見ました。
 ロンドンからアイルランドへやって来た新妻のマリー(ジュリエット・グレコ)を夫のヴィック(スティーヴン・ボイド)が家族に紹介するため、実家に連れて行きます。アフリカで事業を起こしたいというヴィックは家族に4000ポンド貸してほしいと言い、マリーを気に入った祖母は資金を調達してあげますが、その代わり、家族からの監視役としてサミュエルが同行することになります。
 2人はアフリカに到着しますが、上陸の際にサミュエルがトラックに関する書類を海に落としてしまい、トラックが没収されてしまいます。が、たまたまホテルで会ったマリーの旧友フランソワがトラックを取り戻してくれます。ヴィックとサミュエルは酒場で意気投合し、3人は仲良く出発します。ヴィックは大量のビールを買い、別の場所で高く売ることにします。ビールで酔っぱらいながら運転していたヴィックは、道をふさぐ倒木にトラックを激突させてしまいますが、ちょうどそこへやってきた原住民たちにビールと金を与える代わりに倒木をどかしてもらい、彼らは再出発します。
 進んでいくうちに地図に載って無い2又に別れる場所にさしかかり、サミュエルは道を間違えたので引き返そうと言いますが、ヴィックは強引に前進します。やがて道が行き止まりになり、断崖絶壁の道でヴィックはUターンし、道を戻ります。正面から地元に住むという酔っぱらいの白人ハンスの車がやってきて、1ポンドとビール1ダースでガイドを雇える村まで案内してやると言います。村に着くとハンスは金とビールほしさに目的地までのガイドは自分がやると言いますが、夜にビールを盗もうとしていることろをヴィックに見つかり、消えろと言われますが、ハンスは道に迷うぞと脅かします。
 ガイドなしでヴィックたちは進むことになりますが、大雨の中、サミュエルは熱病にかかり、地図では河川敷だったところが増水して川になっていました。ヴィックは車で渡り始めますが、途中で後輪が泥に埋まり動けなくなります。荷を軽くしてトラックを浮かせようと、ヴィックとマリーはビールを岸に運びますが、ヴィックが流木にぶつかり、あやうく溺れそうになり、トラックは流れ始めます。何とか向こう岸にトラックを運ぶことに成功しますが、ヴィックは肩にケガをし、その後はマリーが運転します。下り坂でブレーキがきかなくなり、トラックは横倒しになりますが、そこは目的地まで3kmの地点でした。3人は希望を胸に歩きだします。

 典型的なB級映画で低予算映画ですが、次から次ぎへと見せ場を作り、よくできた娯楽作品だと思いました。リチャード・フライシャーは晩年傑作を次々に発表した名監督ですが、若い頃も堅実な仕事をしていたことが分かります。まだ見ていない方にはオススメです。

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