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障害者権利条約に署名!

2007-10-19 18:08:06 | ノンジャンル
 昨日の日ハム、強かったですね。日本一にもなってくれるでしょう。やっぱりヒチョリと稲葉、そしてダルヴィッシュの存在はでかい! これでチーム打率がリーグで5位というのだから、不思議なチームです。
 
 ところで、9月29日の朝日新聞の夕刊に「障害者権利条約に署名 政府、締結へ法整備検討」と題する記事が載っていました。
 記事を引用すると「高村外相は28日午後(日本時間29日未明)、国連本部で障害者への差別撤廃と社会参加の促進を求める人権条約「障害者の権利条約」に署名した。同条約の最初の署名式は今年3月に行われ、80カ国以上が署名したが、日本政府は『国内法の整備が整っていない』として見送った経緯がある。日本は外務省や法務省、警察庁など9省庁で構成する『障害者権利条約にかかわる対応推進チーム』をすでに発足させている。今後、同チームを中心に、関連する法律の改正などを検討し、早期の締結(批准)をめざす考えだ。同条約は、締約国に対し、交通、教育、雇用などの面で障害者の立場改善のための立方・行政措置を要求、障害者を差別する国内法や慣習の廃止を義務づけている。06年12月の国連総会で全会一致で採択された。条約に署名済みの国は9月27日時点で、113カ国と欧州共同体(EC)。必要な法整備をして条約を締結している国はクロアチアやキューバなど5カ国。条約が発効するには、20カ国以上の締結が必要になる。」というものです。
 自分が精神障害者であることもありますが、雇用の点での差別は激しいものがありました。精神障害者だというだけで門戸を閉ざす企業、精神障害者のための仕事の時給の安さ。結局、自分が精神障害者であることを隠してパートの仕事を得ましたが、できれば始めから精神障害者であることを明らかにし、こちらの状態を把握してもらった上で就職したかった、というのが本音です。
 ある一定規模以上の企業では障害者を雇用することが義務づけられていますが、ほとんどの企業で身体障害者を事務員として雇用しているのが現状で、精神障害者は雇用の世界から完全に突き放されています。障害者の権利条約の締結のための法整備では、精神障害者の就労支援という点でも関連法の改正を期待しています。
 ちなみに既に条約締結に必要な法整備を終わっている国としてキューバの名前があがっていますが、この国は教育費も医療費もただで、こうした社会正義に基づく動きにも敏感に反応する国です。単なる共産主義独裁政権の国ではない、というのも知らなかった方にお知らせしておきたいと思います。

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