オリヴァー・ストーン監督・共同製作・共同脚本、ロバート・リチャードソン撮影、ジョン・ウィリアムズ音楽の’89年作品『7月4日に生まれて』をWOWOWシネマで見ました。
森の中で友だちとおもちゃの銃を手にして戦争ごっこをし、撃たれて倒れるロニー。
パレード。「兵隊さんだ」という声。車椅子のパレード。両腕のない人。スローモーション。悲し気な音楽。星条旗。小学生になったロニーはドナに、今夜森へ行き、一緒に花火を見ようと誘われる。贈り物はヤンキースのキャップ。仲間から冷やかされるロニー。
夜、ドナとキスするロニー。ケネディの演説。夢でお前が演説していたと語る母。
高校生になったロニー(トム・クルーズ)。レスリング。ロープ登り。横飛び。腕立て伏せ。長距離走。どれも叱咤激励するコーチ。
次期チャンピオンだねと声をかけられるロニー。ロニーの部屋から『プレイボーイ』誌を見つけて、汚らわしいと大騒ぎする母。
ロニーはレスリングで逆転負けをし、皆をガッカリさせる。スローモーション。
ニューヨーク州担当の海兵隊の徴兵部から軍曹が2人やって来て、校長と他の先生方より呼ばれたと言う。海兵隊には誰でも入れる訳ではなく、ベストの者が困難に挑戦するために入るところで、本物の男が入るところだと述べる。
ロニーは海兵隊に入る決心をし、大学に進むという友人に「国に尽くさないのか?」と問いただす。プロムでは誰に申し込む?と話し合うロニーの友人たち。
アルバイトをしている店で、荷物を3階売り場へ持っていくようにと言われたロニーは、さぼるなとも言われる。途中でドナら女子と会ったロニーは、ドナに声をかけ、海兵隊に行くのはここよりマシだからだと言い、シラキース大に進むという彼女に、2人だけになった上で、プロムに彼女がジェッドと行くつもりだと言うのを聞き、自分は入隊の準備があるのでプロムに行ってる暇はないと言う。
雨の夜。プロム。濃厚にキスする2人。カメラが動くと様々なカップルが映り、そこに気のない様子で踊るドナも映る。ラジオのヤンキースではマントルがホームランを放ち、弟はギターを奏でる。テレビではベトナム戦争のことが報じられ、2万キロも離れたベトナムに海兵隊を送ることに父母とも賛成だと言い、命を捨てても正義があると言う。
動くライトに照らされた十字架に対し、いつまでもこの街にいたいが、でも行かなければならないという迷いに正しい道を示してくれ、と頼むロニー。
ザーザー降りの中、ロニーはプロムへ駆け出し、“ムーン・リヴァー”が流れる中、びしょぬれでドナと踊り、キスをする。
黄色の戦場。“ベトナム クアベト川付近”の字幕。「あの村にベトコンが?」「顔を合わすのは初めてです」「ジョージア生まれの奴は運が強いから大丈夫だ」「合図があったら撃て」。銃撃が始まる。「こら、合図があるまで撃つな! 誰だ、撃ったのは?」「暴発した銃に誘われたんです」。焼けた村を進む小隊。民間人が虐殺されている。ロニー「俺たちが殺ったんだ」「早く脱出しろ。敵がやって来る」。逆光。スローモーション。ロニー、逆光の味方を射殺してしまう。
中尉に報告するロニー。「混乱していて、逆光でウィルソンを射殺してしまいました」「前線ではよく起こることだ。思い違いだ。そんな話は聞きたくない。行け」。
“1968年1月”の字幕。晴。草原。ヘリ。ロニーの顔のアップ。雑談をしながら歩く小隊。1人が撃たれ、銃撃戦に。迫撃砲も。「前進しろ!」。ロニー、かかとを撃たれる。スローモーション。音楽。ヘリ、墜落。銃が詰まり、それを直していたロニーは胸に2発食う。「ロニーは死んだ!」。運ばれるロニー。
夜の基地。担架でヘリに乗せられるロニー。ごった返す病院。心臓マッサージを受ける者。ロニーに「手が回らない。番が来るまで待て。とりあえず臨終の儀式だけやっておこう」と医師。暗転。
“ブロンクス海兵病院 1968年”の字幕。鼻歌を歌う看護師。「皆、起きて!」と看護婦。一人一人起こす。床にはネズミ。車椅子に移るロニー。
体にシャワーをかけてもらうロニー。(明日に続きます……)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
森の中で友だちとおもちゃの銃を手にして戦争ごっこをし、撃たれて倒れるロニー。
パレード。「兵隊さんだ」という声。車椅子のパレード。両腕のない人。スローモーション。悲し気な音楽。星条旗。小学生になったロニーはドナに、今夜森へ行き、一緒に花火を見ようと誘われる。贈り物はヤンキースのキャップ。仲間から冷やかされるロニー。
夜、ドナとキスするロニー。ケネディの演説。夢でお前が演説していたと語る母。
高校生になったロニー(トム・クルーズ)。レスリング。ロープ登り。横飛び。腕立て伏せ。長距離走。どれも叱咤激励するコーチ。
次期チャンピオンだねと声をかけられるロニー。ロニーの部屋から『プレイボーイ』誌を見つけて、汚らわしいと大騒ぎする母。
ロニーはレスリングで逆転負けをし、皆をガッカリさせる。スローモーション。
ニューヨーク州担当の海兵隊の徴兵部から軍曹が2人やって来て、校長と他の先生方より呼ばれたと言う。海兵隊には誰でも入れる訳ではなく、ベストの者が困難に挑戦するために入るところで、本物の男が入るところだと述べる。
ロニーは海兵隊に入る決心をし、大学に進むという友人に「国に尽くさないのか?」と問いただす。プロムでは誰に申し込む?と話し合うロニーの友人たち。
アルバイトをしている店で、荷物を3階売り場へ持っていくようにと言われたロニーは、さぼるなとも言われる。途中でドナら女子と会ったロニーは、ドナに声をかけ、海兵隊に行くのはここよりマシだからだと言い、シラキース大に進むという彼女に、2人だけになった上で、プロムに彼女がジェッドと行くつもりだと言うのを聞き、自分は入隊の準備があるのでプロムに行ってる暇はないと言う。
雨の夜。プロム。濃厚にキスする2人。カメラが動くと様々なカップルが映り、そこに気のない様子で踊るドナも映る。ラジオのヤンキースではマントルがホームランを放ち、弟はギターを奏でる。テレビではベトナム戦争のことが報じられ、2万キロも離れたベトナムに海兵隊を送ることに父母とも賛成だと言い、命を捨てても正義があると言う。
動くライトに照らされた十字架に対し、いつまでもこの街にいたいが、でも行かなければならないという迷いに正しい道を示してくれ、と頼むロニー。
ザーザー降りの中、ロニーはプロムへ駆け出し、“ムーン・リヴァー”が流れる中、びしょぬれでドナと踊り、キスをする。
黄色の戦場。“ベトナム クアベト川付近”の字幕。「あの村にベトコンが?」「顔を合わすのは初めてです」「ジョージア生まれの奴は運が強いから大丈夫だ」「合図があったら撃て」。銃撃が始まる。「こら、合図があるまで撃つな! 誰だ、撃ったのは?」「暴発した銃に誘われたんです」。焼けた村を進む小隊。民間人が虐殺されている。ロニー「俺たちが殺ったんだ」「早く脱出しろ。敵がやって来る」。逆光。スローモーション。ロニー、逆光の味方を射殺してしまう。
中尉に報告するロニー。「混乱していて、逆光でウィルソンを射殺してしまいました」「前線ではよく起こることだ。思い違いだ。そんな話は聞きたくない。行け」。
“1968年1月”の字幕。晴。草原。ヘリ。ロニーの顔のアップ。雑談をしながら歩く小隊。1人が撃たれ、銃撃戦に。迫撃砲も。「前進しろ!」。ロニー、かかとを撃たれる。スローモーション。音楽。ヘリ、墜落。銃が詰まり、それを直していたロニーは胸に2発食う。「ロニーは死んだ!」。運ばれるロニー。
夜の基地。担架でヘリに乗せられるロニー。ごった返す病院。心臓マッサージを受ける者。ロニーに「手が回らない。番が来るまで待て。とりあえず臨終の儀式だけやっておこう」と医師。暗転。
“ブロンクス海兵病院 1968年”の字幕。鼻歌を歌う看護師。「皆、起きて!」と看護婦。一人一人起こす。床にはネズミ。車椅子に移るロニー。
体にシャワーをかけてもらうロニー。(明日に続きます……)
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
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