皆さん、お気づきでしょうか? 連日新聞に掲載されていたイラクの自爆テロのニュースが、この数日見られません。これから先も見なくてすみますように!
さて、後ればせながら、WOWOWでスピルバーグ監督の「ターミナル」を見ました。まず、あらすじの紹介を。
主人公のトム・ハンクスはロシア近辺の故国から飛行機でニューヨークに行く間に、故国でクーデターが起こり、事実上無国籍になってしまいます。故国にも帰れず、アメリカに入国することもできない彼は空港で寝泊まりするしかなくなります。空港の税関国境保護局局長は、空港から追い出し、他の機関の手に委ねようとしますが、どこも引き取ってくれません。そのうちハンクスはカートを所定の場所に持って行くとお金がもらえることに気付き、それで生活費を稼ぐようになります。が、とにかく彼を追い出したい局長はカート運搬専門職を創設し、その行動を阻止します。が、今度は改装中の壁を夜の間に仕上げてしまい、翌朝に来た内装業の棟梁に気に入られて、内装業の仕事を得ます。
ある日、男が暴れていると聞き、現場に駆けつけてみると、男はロシア語しかしゃべれません。ハンクスは局長に通訳として呼ばれますが、男は父のために薬を持って故国へ帰りたいが、書類がなくて取り上げられた、と言っているのでした。局長は男に諦めるように言い、その場を去りかけますが、ハンクスは「ヤギ!」と叫びます。ロシア語ではヤギと父の発音が似ていて、ヤギの薬を父の薬と聞き間違えていた、というのです。動物向けの薬なら書類がなくとも国外への持ち込みが可能ですので、男は薬を持って故国に帰ることができました。それを苦々しげに見る局長。
このことが評判になり、彼は空港の従業員たちのヒーローとなります。また、彼がしょっちゅう会っている出入国管理担当の女性と、レストランの従業員の恋のキューピット役も果たしてあげます。そうした中で、彼がニューヨークに来た目的が明らかにされます。それは、ジャズミュージシャンが47人写っている写真を父が一週間見続け、通訳してもらってアメリカに手紙を書いたところ、そのうちの46人から彼の生前にサインが送られて来て、最後の一人の分は父の死後に届いたというのです。そこで、その一人のサインを自分が本人からもらうためにニューヨークに来たのだ、というのです。
しばらくして、彼の故国の戦争が終ります。空港の従業員はハンクスを祝うために空港はパーティー状態に。しかし局長は彼の友人の従業員の悪行をネタに彼を脅し、空港から出すことなく故国へ送り返そうとします。一旦はそれにしたがう気になったハンクスですが、「おまえをみそこなった」と故国で殺人を犯し、局長から強制送還の脅迫を受けている老人は言います。ハンクスは考えを変え、他の従業員の応援を得て、空港から出ようとします。そして局長が「逮捕しろ!」と無線で絶叫する中、ハンクスは局長の指示が聞こえている警備員からオーバーを肩にかけてもらい、ニューヨークの町に出て行きます。
最後は、サインをもらったハンクスがタクシーに乗り、「家に帰るんだ」と言い、走り出すタクシーを俯瞰で捉えるというものでした。
他にもスチュワーデスとのちょっとした恋などもあるのですが、その説明はこの場ではカットしました。あしからず。
当時の評判では「感動の嵐」みたいなことが言われていましたが、すがすがしくはあっても泣くまではいかない、という感じでした。従業員のみんながハンクスを応援するところが一番盛り上がるところなのかなあ、と思うのですが、例えばジョン・フォード監督の「プリースト判事」なんて名前を出してしまえば、足元にも及ばないと思いました。でも、気持ちよく見ることができる作品だとは思いますので、暇な方にはオススメです。
さて、後ればせながら、WOWOWでスピルバーグ監督の「ターミナル」を見ました。まず、あらすじの紹介を。
主人公のトム・ハンクスはロシア近辺の故国から飛行機でニューヨークに行く間に、故国でクーデターが起こり、事実上無国籍になってしまいます。故国にも帰れず、アメリカに入国することもできない彼は空港で寝泊まりするしかなくなります。空港の税関国境保護局局長は、空港から追い出し、他の機関の手に委ねようとしますが、どこも引き取ってくれません。そのうちハンクスはカートを所定の場所に持って行くとお金がもらえることに気付き、それで生活費を稼ぐようになります。が、とにかく彼を追い出したい局長はカート運搬専門職を創設し、その行動を阻止します。が、今度は改装中の壁を夜の間に仕上げてしまい、翌朝に来た内装業の棟梁に気に入られて、内装業の仕事を得ます。
ある日、男が暴れていると聞き、現場に駆けつけてみると、男はロシア語しかしゃべれません。ハンクスは局長に通訳として呼ばれますが、男は父のために薬を持って故国へ帰りたいが、書類がなくて取り上げられた、と言っているのでした。局長は男に諦めるように言い、その場を去りかけますが、ハンクスは「ヤギ!」と叫びます。ロシア語ではヤギと父の発音が似ていて、ヤギの薬を父の薬と聞き間違えていた、というのです。動物向けの薬なら書類がなくとも国外への持ち込みが可能ですので、男は薬を持って故国に帰ることができました。それを苦々しげに見る局長。
このことが評判になり、彼は空港の従業員たちのヒーローとなります。また、彼がしょっちゅう会っている出入国管理担当の女性と、レストランの従業員の恋のキューピット役も果たしてあげます。そうした中で、彼がニューヨークに来た目的が明らかにされます。それは、ジャズミュージシャンが47人写っている写真を父が一週間見続け、通訳してもらってアメリカに手紙を書いたところ、そのうちの46人から彼の生前にサインが送られて来て、最後の一人の分は父の死後に届いたというのです。そこで、その一人のサインを自分が本人からもらうためにニューヨークに来たのだ、というのです。
しばらくして、彼の故国の戦争が終ります。空港の従業員はハンクスを祝うために空港はパーティー状態に。しかし局長は彼の友人の従業員の悪行をネタに彼を脅し、空港から出すことなく故国へ送り返そうとします。一旦はそれにしたがう気になったハンクスですが、「おまえをみそこなった」と故国で殺人を犯し、局長から強制送還の脅迫を受けている老人は言います。ハンクスは考えを変え、他の従業員の応援を得て、空港から出ようとします。そして局長が「逮捕しろ!」と無線で絶叫する中、ハンクスは局長の指示が聞こえている警備員からオーバーを肩にかけてもらい、ニューヨークの町に出て行きます。
最後は、サインをもらったハンクスがタクシーに乗り、「家に帰るんだ」と言い、走り出すタクシーを俯瞰で捉えるというものでした。
他にもスチュワーデスとのちょっとした恋などもあるのですが、その説明はこの場ではカットしました。あしからず。
当時の評判では「感動の嵐」みたいなことが言われていましたが、すがすがしくはあっても泣くまではいかない、という感じでした。従業員のみんながハンクスを応援するところが一番盛り上がるところなのかなあ、と思うのですが、例えばジョン・フォード監督の「プリースト判事」なんて名前を出してしまえば、足元にも及ばないと思いました。でも、気持ちよく見ることができる作品だとは思いますので、暇な方にはオススメです。
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