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ルイ・フイヤード監督『ファントマの逆襲』

2023-05-03 11:14:26 | 日記
 ルイ・フイヤード監督の1913年作品『ファントマの逆襲』をDVDで観ました。

 リフレッとの「物語の構成」に一部修正加筆させていただくと、
「プロローグ ベルタム卿夫人邸から辛くも脱出するも負傷したファンドールは、病院のベッドでジュ―ヴの死亡を報じる新聞記事を読む。一方、シテ島で古着屋を営むトゥールーシュ婆さんは、頭の鈍い中年男クラナジュールを雇う。婆さんの部下はニベである。実のところジュ―ヴェは生きており、ファントマ一味の目を欺くためクラナジュールに化けて独自の調査をしていたのだ。古着屋の地下室は、下水道に通じていた。
「第一章 ノルヴァン通りの悲劇 富裕な男爵夫人を殺害したファントマは、その罪を被せる標的として若い陶芸家ジャック・ドロンを選び、クロロホルムを嗅がせて気絶させた後、夫人の死体を傍らに置いておく。その後、ニベが刑務所内で収監中のドロンを密かに絞殺し、ファントマらは死体を盗み出す。セーヌ河に面した下水道出口で死体の右手の皮を剥いで「人皮手袋」作るためである。
「第二章 ファンドールの調査 ファントマの行動を辿って下水道出口にやって来たファンドールはニベに襲われそうになるが,間一髪でジュ―ヴ=クラナジュールに助けられる。
「第三章 公音あの首飾り 公女ダニドフは婚約者である製糖会社の編集者トメリのためにパーティを催すが、ひとり部屋に入った際にナントゥイユという名の銀行家に化けたファントマの手で失神させられ、またも宝石を盗まれてしまう。彼女の首脇にはドロンの指紋が残っていた。
「第四章 銀行家ナントゥイユ ベルタム卿夫人またも登場。ファントマに命じられた夫人が宝石の「身代金」を要求する手紙をトメリに届け、空っぽの部屋におびき寄せられた後者は絞殺される。
「第五章 エリザベート・ドロン ファントマはドロンの妹エリザベートが滞在するブラ荘の一室を家探しする。彼女が兄の部屋で発見した謎めいたリストを奪うためであるが、目当ての品は見つからない(リストはファンドールに郵送されている)。このときにファントマの手で眠らされたうえ、ガス中毒死させられそうになったエリザベートを、駆け付けたファンドールが間一髪救出し、安全のため彼女を修道院に隠す。その後、エリザベートの部屋にあった荷造り用バスケットのなかに隠れたファンドールは、警察nふりをして彼女の所用物を運び出したファントムらによって、彼らの隠れ家へと運ばれ、そこでトメリの遺体を発見する。
「第六章 人間の皮膚の手袋 ようやくファンドールはジュ―ヴと再会し、二人はその後ナントゥイユ=ファントムを追いつめ、後者がドロンの手の皮を剥いで作った手袋を使い悪事を働いていたことを見破る。だがお縄頂戴の寸前に、ファントマは壁の隠し扉を使って姿を消す。」

 ここでもショットはすべて固定カメラでした。