昨日の続きです。
“1985年市場予想”をパソコンで見ていたバド。ゴードンの友人としてリサをいう女が訪ねてくる。服を着て外出しようというリサ。
リムジンの中。あなたの好きなところへ、腹を空かせるために行こうとリサ。誘惑し、フェラチオへ。
上機嫌のバドが出勤。テラフライ社が落ち込み、そのまま取引終了。頭を抱えるバド。「ゲッコー氏が6時にワイマール・クラブへ」と電話が。
ゲッコーとのスカッシュでへばるバド。
サウナ。バド「いいクラブですね」ゲッコー「いい大学出てても今では私の靴磨き。ブロンクス動物園の理事に100万出した。WASPと話を合わせるには動物が有効」「今日少し損をしました。テラフライで10万」「君のおやじが組合委員長なら」「なぜ父のことを?」「この世で一番大切なのは情報だ」。
服を着る二人。ゲッコー「確実に当たるものにだけ投資をする。君はもっと利口だと思ってた。成功するのは貧しくハングリーで冷酷な奴だ。アップダウンが激しくても戦いを続ける。またいつか会おう」「私は他の者とは違います。もう一度チャンスをください」「聞きかじった物じゃない情報を集めてこい。見せたいものがある」。
リムジンの中。「あれは乗っ取り屋のワイルドマンだ。人を見下す典型的なイギリス人だ。秘書を買収してRLD社を横取りした。その借りを返したい。あのビルは10年前買ったビルで、最初の不動産だった。2年後に売り、80万儲けた。セックスより快感だ。大金だと思ったが、今では1日で稼ぐ。スパイを送り込んだが、クビになってしまった。奴は市民権を持ち、ニューヨークにいる。何かでかいことをやる気だ。見張れ」「証券マンの免許が召し上げになってしまいます。インサイダー取引で懲役刑です」「おやじから聞いた情報は? テルダー製紙を買ったことは? XYZ社の会長が新株を売っぱらうことは? 皆懲役?」「まじめに働きます」「内部に入らなきゃ永久に外だ」。 バド、リムジンを降りるが、窓の外から「やっぱり、やります」とゲッコーに言う。(音楽が始まる。)
尾行するバド。ワイルドマン(テレンス・スタンプ)はやがてプライベート・ジェット機で飛び立つが、バドは彼の目的地がエリー湖であることを突き止める。バドからワイルドマンの行動を聞いたゲッコーはワイルドマンがアナコット鉄鋼に目を付けていることを見抜き、翌日その株を.50ドルになるまで買い、その後は買いの情報を周囲にばらまくよう指示する。
音楽が始まり、バドの社内のズームアップと移動。社内と証券取引所は活気づき、アナコット社の株の終値は51ドルを超す。その夜、ゲッコーの別荘でのパーティに書類のサインを求めてバドは向かい、そこで客の一人の女性、ダリアン(ダリル・ハンナ)と出逢う。ワイルドマンからは「すぐに会いたい」とゲットーあてに電話が来て、パーティに現れる。2階に移ったワイルドマンとゲッコーとバド。ワイルドマンは本気でアナコット社の立て直しを図っているので、邪魔をするなと言い、1株65ドルで買うと言う。ゲッコーから市場価格を求められたバドは80ドルと答え、それを受けてゲッコーは72ドルと言う。お互いに侮辱し合った後、最終的にワイルドマンは72.5ドルで買い取ることに同意し、彼が去った後、ゲッコーは株より資金だと言い、バドは孫子の兵法を言うと、それを実践で学べたとゲッコーはバドにじゃれつく。
以後、ゲッコーから巨額な資金の運用を任されたバドは、会社でも豪華な個室と秘書を与えられ、テルダー製紙の株式総会ではゲッコーが見事な演説で株主たちの気持ちをつかむところを見たりもするが、父の働くブルースター航空会社を再建させるに当たり、ゲッコーが単にブルースターを分割して売り飛ばすつもりであることを知り、心臓発作を起こした父の無念も晴らすために、ワイルドマンに相談して、ゲッコーを裏切り、ブルースターの株を持つゲッコーに大損をさせ、ブルースターからゲッコーの手を引かせる。ここに至って、バドは証券詐欺とインサイダー取引の罪で逮捕されるが、隠しマイクを身に着けてゲッコーの証言を引き出し、ゲッコーの罪を明らかにするとともに、自分も裁判所に向かうところで映画は終わる。
途中までは丹念に会話を追っていましたが、会話は単調な切り返しのショットに終始し、たまにワンシーンワンショットの長いショットもあるにはあるのですが、長続きせず、主要3人に関する退屈な“演出”の映画になっていて、会話をいちいち書き出すことはあきらめました。株に関する知識も乏しいことも、あまりこの映画を楽しめなかった原因の一つだと思います。唯一楽しめたのはテレンス・ヤングの存在感だったでしょうか?
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
“1985年市場予想”をパソコンで見ていたバド。ゴードンの友人としてリサをいう女が訪ねてくる。服を着て外出しようというリサ。
リムジンの中。あなたの好きなところへ、腹を空かせるために行こうとリサ。誘惑し、フェラチオへ。
上機嫌のバドが出勤。テラフライ社が落ち込み、そのまま取引終了。頭を抱えるバド。「ゲッコー氏が6時にワイマール・クラブへ」と電話が。
ゲッコーとのスカッシュでへばるバド。
サウナ。バド「いいクラブですね」ゲッコー「いい大学出てても今では私の靴磨き。ブロンクス動物園の理事に100万出した。WASPと話を合わせるには動物が有効」「今日少し損をしました。テラフライで10万」「君のおやじが組合委員長なら」「なぜ父のことを?」「この世で一番大切なのは情報だ」。
服を着る二人。ゲッコー「確実に当たるものにだけ投資をする。君はもっと利口だと思ってた。成功するのは貧しくハングリーで冷酷な奴だ。アップダウンが激しくても戦いを続ける。またいつか会おう」「私は他の者とは違います。もう一度チャンスをください」「聞きかじった物じゃない情報を集めてこい。見せたいものがある」。
リムジンの中。「あれは乗っ取り屋のワイルドマンだ。人を見下す典型的なイギリス人だ。秘書を買収してRLD社を横取りした。その借りを返したい。あのビルは10年前買ったビルで、最初の不動産だった。2年後に売り、80万儲けた。セックスより快感だ。大金だと思ったが、今では1日で稼ぐ。スパイを送り込んだが、クビになってしまった。奴は市民権を持ち、ニューヨークにいる。何かでかいことをやる気だ。見張れ」「証券マンの免許が召し上げになってしまいます。インサイダー取引で懲役刑です」「おやじから聞いた情報は? テルダー製紙を買ったことは? XYZ社の会長が新株を売っぱらうことは? 皆懲役?」「まじめに働きます」「内部に入らなきゃ永久に外だ」。 バド、リムジンを降りるが、窓の外から「やっぱり、やります」とゲッコーに言う。(音楽が始まる。)
尾行するバド。ワイルドマン(テレンス・スタンプ)はやがてプライベート・ジェット機で飛び立つが、バドは彼の目的地がエリー湖であることを突き止める。バドからワイルドマンの行動を聞いたゲッコーはワイルドマンがアナコット鉄鋼に目を付けていることを見抜き、翌日その株を.50ドルになるまで買い、その後は買いの情報を周囲にばらまくよう指示する。
音楽が始まり、バドの社内のズームアップと移動。社内と証券取引所は活気づき、アナコット社の株の終値は51ドルを超す。その夜、ゲッコーの別荘でのパーティに書類のサインを求めてバドは向かい、そこで客の一人の女性、ダリアン(ダリル・ハンナ)と出逢う。ワイルドマンからは「すぐに会いたい」とゲットーあてに電話が来て、パーティに現れる。2階に移ったワイルドマンとゲッコーとバド。ワイルドマンは本気でアナコット社の立て直しを図っているので、邪魔をするなと言い、1株65ドルで買うと言う。ゲッコーから市場価格を求められたバドは80ドルと答え、それを受けてゲッコーは72ドルと言う。お互いに侮辱し合った後、最終的にワイルドマンは72.5ドルで買い取ることに同意し、彼が去った後、ゲッコーは株より資金だと言い、バドは孫子の兵法を言うと、それを実践で学べたとゲッコーはバドにじゃれつく。
以後、ゲッコーから巨額な資金の運用を任されたバドは、会社でも豪華な個室と秘書を与えられ、テルダー製紙の株式総会ではゲッコーが見事な演説で株主たちの気持ちをつかむところを見たりもするが、父の働くブルースター航空会社を再建させるに当たり、ゲッコーが単にブルースターを分割して売り飛ばすつもりであることを知り、心臓発作を起こした父の無念も晴らすために、ワイルドマンに相談して、ゲッコーを裏切り、ブルースターの株を持つゲッコーに大損をさせ、ブルースターからゲッコーの手を引かせる。ここに至って、バドは証券詐欺とインサイダー取引の罪で逮捕されるが、隠しマイクを身に着けてゲッコーの証言を引き出し、ゲッコーの罪を明らかにするとともに、自分も裁判所に向かうところで映画は終わる。
途中までは丹念に会話を追っていましたが、会話は単調な切り返しのショットに終始し、たまにワンシーンワンショットの長いショットもあるにはあるのですが、長続きせず、主要3人に関する退屈な“演出”の映画になっていて、会話をいちいち書き出すことはあきらめました。株に関する知識も乏しいことも、あまりこの映画を楽しめなかった原因の一つだと思います。唯一楽しめたのはテレンス・ヤングの存在感だったでしょうか?
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)