goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『世界の夢の本屋さん』

2012-02-11 08:54:00 | ノンジャンル
 朝日新聞で紹介されていた『世界の夢の本屋さん』を読みました。ヨーロッパ各地とニューヨークの特徴ある本屋さんを紹介している本です。
 紹介されている本屋さんは全部で33軒。ロンドンではドーント・ブックス・マリルボーン、ヘンリー・サザラン、タッシェン・ロンドン店、マグマ、ロンドン・レビュー・ブックショップ。パリではル・メルル・モケール サンキャトル店、フロランス・ロエヴィーブックス・バイ・アーティスツ、ラ・ベル・オルタンス、ジャルダン書店、パレ・ド・トーキョー書店、オー・エフ・エール、ジュソーム書店。ローマ/ミラノ/バッサーノ・デル・グラッパ/レッジョ・エミリアではメル・ブックストア、アリオン・エスポジツィオーニ書店、カフェ・レッテラリオ・ローマ、ビブリ、ブックストア・スキラ・トリエンナーレ、デザイン・ライブラリー、パラッツォ・ロベルティ書店、アラルコ書店。アムステルダム/マーストリヒトではメンド、アメリカン・ブックセンター、ナイホフ・アンド・リー・インターナショナル・ブックセラーズ、セレクシス・ドミニカネン。ブリュッセルではクック・アンド・ブック、トロピスム書店、パッサ・ポルタ・ブックショップ、ブリューゼル。ニューヨークではアイドルワイルド・ブックス、マクナリー・ジャクソン・ブックス、リッツォーリ・ブックストア、グリーンライト・ブックストア、パワーハウス・アリーナでした。
 A4の大判本であり、美しい多くの書店の写真と、書店主やオーナー、書店員へのインタビューからなっている本でしたが、特徴があるといっても教会や倉庫の内部を改装したりしている程度の本屋が多く、期待していたほど奇抜な本屋には出会えませんでした。日本の展覧会の出口付近にある売店のような本の置き方をしている本屋が多く、スタイリッシュで、カフェを併設したり、椅子を多く置いたりしているところが多い反面、日本の大型書店によく見られる店員手書きの推薦文などは一切張られていず、日本に比べて書店員が図書館司書のような役目をより多く負っているように感じました。写真とともに多くの色が使われた美しい本ではあったと思います。

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/