”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

H市長選・K氏制す。

2011年04月25日 00時00分42秒 | 政治
「2度続いた身内同士の戦い」などと私に言わせればマスコミの的外れなキャッチフレーズに踊ったかにみえた選挙戦であるが、
結果は当然のものとなったいうのが、私の感覚だ。

4月11日のブログ記事で私は次のように予想した。

この結果をもって、市長・市議選を見通せば、市長は保守系無所属の票の流れを期待できる候補に追い風となる。
逆に、民主・共産系の票の流れを期待できる候補には逆風となるかもしれない。

案の定、その通りの結果となった。

本来であれば、現職の強みを生かせるN氏が有利であるはずなのだが

4月3日のブログ記事でも書いたように「誤解を解く」という気になる話題にも触れた。

昨年8月30日の記事でも紹介したように、早々と公式Webを立ち上げ、

さらに、昨年12月20日の記事でN氏に先んじてブログを立ち上げるなど周到な準備が功を奏したという点もあろう。

そして、何よりも一番の決め手は、H市民は、市職員の給料を下げることを願ってやまないという点であることを

市職員が肝に銘ずべきである。



※ 告示後は、公選法違反の可能性も否定できないため、地方選関係記事の更新は控えてきたことを申し添えます。

明日、告示の函館市長・函館市議選、カギは旧4町村地区の票の行方

2011年04月16日 07時11分07秒 | 政治
明日(17日)に告示を迎える函館市長・市議選。
前回の知事・道議選での結果では触れなかったが、
実は、旧4町村(戸井・恵山・椴法華・南茅部地区)の票の行方が
どうだったのかということが、あまり話題にはならなかった。
投票率が下がり、本来得票数がかなり少なくなるはずだが、
自民・公明陣営では、得票の上積み、維持がみられた。
このことは、旧4町村地区の票の流れも無視できないと推測される。

今回は、開票が1カ所で行われたことにより、どの地区でどれだけ誰に
という検討はできなくなったが、ここは大事な部分ではなかろうか。

翻って、前回の函館市長選では、
戸井・恵山・椴法華の下海岸と南茅部では、票の出方に差が出た実績がある。
この辺を踏まえると、接戦となった場合の差になるかもしれない。

一方、市議選では、それぞれ1人の代表を選出していた地区の候補3人が
議席を守れるかが焦点となる。(椴法華選出議員は、今回立候補を断念)

さらに、旧函館市の候補、とりわけ、民主・公明・共産の候補が
旧4町村地区でどれだけ票をもぎ取れるかもカギとなるだろう。

いずれにしても、震災の影響で盛り上がりにかける選挙だが、
市長選においては、
マスコミの妙に対立をあおる変な影響を受けることだけは、
あってほしくない。

道議選で落選した人は、市議選には立候補はできません。

2011年04月13日 23時04分06秒 | 政治
私のまわりで、先の道議選函館市区で落選した人が市議に立候補すると有利だね・・・ということを言っていたので確認しておきたいと思います。

地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律(平成二十二年十二月八日法律第六十八号)
・・・やたら長い名前だ。略して「臨時特例法」というが、その第5条第1項に明記されている。

(重複立候補の禁止)
第五条  第一条の規定により平成二十三年四月十日に行われる選挙において公職の候補者となった者は、当該選挙区(選挙区がないときは、選挙の行われる区域)の全部又は一部を含む区域について、同条の規定により同月二十四日に行われる選挙又は公職選挙法第三十三条の二第二項 (同条第七項 の規定により読み替えて適用される場合を含む。)の規定により同日に行われる衆議院議員若しくは参議院議員の再選挙若しくは補欠選挙における公職の候補者となることができない。

つまり、三遊亭洋楽氏や古岡友弥氏、大日向豊吉氏は、今回の市議選には立候補できません。あしからず。。。。

公明党も自主投票決定の函館市長選

2011年04月13日 07時19分44秒 | 政治
4月24日執行予定の函館市長選挙に臨み、函館総支部は自主投票を決定した。
これは、現市長対立候補予定者より、推薦を求められていたものへの回答の側面もあるが、
他党も自主投票を決定しているところからも、立場を明確にしない消極的方策に出たと見る向きもある。

4年前での市長選においては、公明党は当時の井上博司市長を推薦した。
しかしながら、結果は大差で敗退、公明党の支持母体である創価学会では、なぜ負ける人を応援したのか
という批判や怒りが結果的に残ったとも伝えられている。

公明党は与党であることに意義を見いだす傾向があるが、
現市長の4年間は、今般道議に転身した志賀谷氏が舌鋒鋭い批判を議会で展開してきただけに
与党たり得なかった。

そうした経過からすると、対立候補支持に回ってもよさそうなのだが、
様々な知古を頼って行われる市議選も同時に行われるため、党としては立場を明確にし難いのであろう。

当然、自分たちの選挙戦では、「市長はどちらでもないです。市議だけ○○候補をお願いします。」
ということになるだろうし、投票用紙の区別の付かないおそれのある人には、
「どちらの投票用紙にも、○○と書けば良い。」というのが実態であるとも聞く。

逆に考えると、市長選のことを考えるだけ余裕がないというのが実態で、今般の市議選では
公認候補1人減らしたという危機感が強いのである。

私としては、様々な確執は別として、公明党にはニュートラルな立場で支持を検討してほしかったと思っている。

北海道議会議員選挙函館市区の結果からみえること。

2011年04月11日 23時12分15秒 | 政治
北海道議会議員選挙函館市区の結果から、4年前と比べてどう変わったのか?

今回(2011/4/10)の結果は下記のとおり

当 川尻秀之 自民 現 18,921
当 佐々木俊雄 自民 現 18,145
当 志賀谷隆 公明 新 17,823
当 斉藤博 民主 現 14,910
当 平出陽子 民主 現 14,819
当 高橋亨 民主 現 14,788
落 古岡友弥 共産 新 10,964
落 大日向豊吉 無所属 新 8,081
落 三遊亭洋楽 みんな 新 7,007

一方、前回(2007/4/7)は下記のとおり

当 横山信一 公明 現 18,343
当 川尻秀之 自民 現 18,184
当 高橋亨 民主 現 17,788
当 平出陽子 民主 現 16,678
当 斉藤博 民主 現 15,686
当 佐々木俊雄 自民 新 15,235
落 畠山博 無所属 元 15,191
落 前川一夫 共産 現 14,103
落 大日向豊吉 無所属 新 7,185

基本的に投票率が影響するのは無党派層なので、やはり党派別の獲得票数を比較のスタンダードであると定義づけたい。
公明党は前回より520票を減らした。
民主はにいたっては5,634票を減らした。
共産は3,139票を減らした。

そうした中、自民は3,647票を増やし、住民が安定を希求し始めたことが認められること。
保守系無所属の大日向候補が、前回よりも896得票を伸ばしていること。
三遊亭候補に流れた票は、意外と少なく、しがらみのなさは、函館ではキャッチフレーズたり得ないことがわかる。

この結果をもって、市長・市議選を見通せば、市長は保守系無所属の票の流れを期待できる候補に追い風となる。
逆に、民主・共産系の票の流れを期待できる候補には逆風となるかもしれない。
市議については、もはや混沌として予測が難しいが、現職を中心に有利に展開することだけは間違いない。