予告通り採寸結果のUP
若干の計測誤差は、ご容赦をm(_ _)m
通常更新より大きめ画像でお届け致します。
NS50-F純正
フォークスプリング/496mm
全巻き数/56巻き
不均等ピッチ 密巻き/10巻き
表現あってますか?(^_^;)
インナーパイプ/572mm
シートパイプ/184mm
オリフィス/トップ側2穴
オリフィス/ボトム側4穴
肝となるロックピース(理由は後程)
全長/38mm:凹深さ/31mm
ボトム/Φ18 : トップ/Φ16 テーパー
リバウンドスプリング全長/22.5mm
外径/Φ21.5 : 内径/Φ15
ボトムケース/330mm
MBX系/NS50系で共通パーツもあれば
互換性の有るパーツも
ここでの互換性とは、全く同じパフォーマンスを発揮する
と言う意味では無く 取り付け可能と言う意味で考える
(フロントフォークを交換したら、異なる乗り味に変化した事から)
運良くパーツリストが、手には入ったのも運命の糸か?
品番から逆引き的に、共通/互換情報を探り
そこに経験則を擦り合わせると…
面白い事が分かった!
取り急ぎ 情報を整理し一覧表にしたので貼り付け
非常に興味深い結果に!
前出の様な意味合いでの「互換性」ならば
全ての組み合わせで、組み立て可能だが…
ここまで紐解くに至ったのは
まだ記憶に新しいリアサスの採寸
弐号機=MBX50初期型/純正リアサスと
NS50-F純正リアサスを、取り違えて保管していたのが始り
MBX系=18インチ / NS50系=17インチ
車格の差から
当然18インチで大柄なMBX系の方が
Rサスも長いと誤認し→取り違える
皆様との情報交換を経て
MBXの方が短い事が判明
自ずとフロントフォークも
左NS50-F/右MBX50
目視で分かる程 長さが異なる
自由長と言う表現でOKかな?
インナー部で計測して、その差 約8mm
MBX系とNS50系 タイヤサイズによる車格の差は有れども
着座位置や地上高等で見ると、近い状態に設定されているのでは?
と言う考えに至っていたが…
ここで新事実!
一つの線引きとして
MBX50(初期型と2型)に対して
MBX50-F(3型)で設計(品番)が異なる事
更にMBX50-FとNS50-Fが、ほぼ共通品番な事
MBX50とMBX50-Fは、マイナーチェンジの関係
MBX50-FとNS50-Fは、後継機種の関係
しかしながら、MBX50がMBX50-Fへとマイナーチェンジする過程で
フロントフォークの大幅なモデルチェンジが、施されてる!
もしかしたら、MBX50/MBX50-F間で
フレームネック廻りも別設計?
キャスター角も異なる可能性も?
そしてMBX系=18インチ / NS50系=17インチ
車格の差が有れども、着座位置や地上高等で見ると、近い状態に設定する為に
足廻り関連のレングスがNS50系の方が長いのでは?
と言う考察が破綻する
再度一覧表を貼り付け
MBX50-FとNS50-Fが、ほぼ共通品番な事に注目
ボトムケースの品番は異なるが
内部を構成する部品
インナーパイプ/シートパイプ/フォークスプリング/リバウンドスプリング
までが共通品番な事から→共通設計と推測できる
品番が異なる理由は、MBX50-F=シルバー/NS50-F=ブラック
と、まず色が異なる
外観の形状も、ボトムケース上部にNS50-F用は→帯状に凹加工が施されている
(MBX50-F純正の形状は 忘却の彼方だが)
画像 左NS50-F/右MBX50
唯一 異なる部品はロックピースのみ
品番51432-GE4-003
一旦状況を整理すると
MBX50/18インチとMBX50-F/18インチ
でフロントフォークが異なる
MBX50-F/18インチとNS50-F/17インチ
とタイヤサイズの異なる2車種で同一設計のフロントフォークを採用
唯一 異なる部品はロックピースのみ
NSR50系のアフターパーツにあるロックピースの様に
ストローク量を変更しているのだろう
18インチ先行機種→17インチ後継機種
この場合インチダウンした分
ストロークを減らす設計のロックピースに変更?
それとも18インチタイヤの外径位置と
17インチタイヤ外径がシンクロする様に
ストロークを増やす設計になるのか?
どちらがバイク工学セオリーとして
正しいのか(・_・?)
そこまでの知識は兼ね備えて無いが…
MBX50とNS50-Fだとキャスター角が異るが
MBX50-Fのキャスター角が
MBX50と共通なのか?NS50-Fと共通なのか?
はたまた単体で別なのか?も答えに響いて来るだろう
新事実に気付いた所で、どのみち廃盤だろうw
ここまで盛り上がる?掘り下げる?必要は無いのだが…
なんの気無しに「51432-GE4-003」で検索すると…
なんですと!!(゜ロ゜ノ)ノ
まさかのヒットw メーカー在庫あり!
しかもリード110( JF19)用とは驚き~
バリマシに投稿するならば(出たw)
リード110用ロックピースを流用し、フォークストロークを変更!
なんて書いて良い訳でしょ(´・ω・`)?
更にインドネシアHONDAより販売されている
MEGAPROなる車両も同一品番!150cc/スポーツモデル
ある程度の条件を満たせば、汎用性の高い部品と言えるだろう
さて色々な可能性が見えてきたが…
となると、オークションなどで見かけるMBX純正フロントフォークは
MBX50-F用と明記が無い限り
MBX50用とMBX50-F用の2種類が存在する事になる
再々度一覧表を貼り付け
スクロールが面倒で無い様に気配りです(*`・ω・)ゞ
一覧表を参照してみると
MBX50/MBX50-Fの見分け方はフォークスプリングがベストだろう
弐号機外し=初期型の自由長は、以前測定した数値だと約487.5~6mm
過去画像より(この数値は、へたっている様子 後程解説m(_ _)m)
今回測定したNS50ーF純正は、496mm
巻き数も異なる情報を入手しているが、単純には長さで判別してOKと考える
人によって当たり外れは異なるが
純然たるMBX50純正が欲しいのに、MBX50-F用だったら泣けてくる
当然 全長も長いのでキャスター角にまで影響が出るからだ
確率論的には、MBX50-F用を引く可能性のが低いが…
逆にMBX50-F用を引き当てる事が難しく思えるが
ロックピース新品(51432-GE4-003)が、出る事が分かったので
単純にNS50-F純正を購入し、ロックピースを交換すれば
=MBX50-F純正と同スペックとなる
ここに至るには、自分で紐解いた部分もあるが
きっかけを与えてくれたのは、情報交換している信頼できるフルサイズ仲間
(現役レーサーで、彼もまたブログを綴っている)
事の発端は、コーナー侵入でマシンが暴れる現象を抑えるセッティングとして
フォークスプリングを5mmカットする手法が存在するらしい
上手くカット出来るか?逆にフォークトップを切削加工する手法もあるが…
と、悩んでいる最中
「MBX50のスプリングが使えるかもしれない」と閃いたとの事
実際に、彼がスプリングを測定した結果は
NS50-F=495mm
MBX50=490mm
僕の測定結果は
NS50-F=496mm
MBX50=487.5~6mm
NS50-Fは495:496なので計測誤差範囲内
MBX50は490:487.5~6mm
その差 約2.5mm 計測誤差としては大きすぎるので
僕のスプリングが、へたっていると考えるのが自然だろう(計測をミスってなければ)
NS50-Fサービスマニュアルによると487.4mm以下は交換
二人の計測結果の間をとって 自由長を495.5mmとすると
(495.5mmが出荷時と同様の値として)
98.3%程度までが使用可能範囲
そうなると弐号機外しのスプリングは
487.5mm/490mm=99.4%なので この考え方で良ければ使用可能
(同じく490mmが出荷時と同様の値として)
同様に98.3%=481.6mm以下が使用限界と考えても良いかもしれない
(こうなるとMBXのサービスマニュアルが欲しくなるw)
更に後日、詳細なる計測結果がUPされていた(彼のブログに)
MBX50 490mm全巻き数/54不均等ピッチ 密巻き/11
NS50-F 495mm全巻き数/56不均等ピッチ 密巻き/10
NS50-Fは同様の結果
MBX50の巻き数を計測してなかったので
過去画像を参照し数えてみると、なるほど54巻きの11巻き
ここからが面白い
更にもう一車種の情報も掲載されていた
そうですHRCレーサーNS50R!
その数値は…
500mm全巻き数/55不均等ピッチ 密巻き/9
なんとMBX50ともNS50-Fとも異なる数値!!
勿論の事 NS50Rについても下調べ済み…
と言うよりも、MBXとNS50-Fのパーツリストを入手したのは最近の事
それまではNS50Rのパーツリストしか所持してなかったので
昨年行ったOHの際も、NS50Rのパーツリストを参照手配した
記載されているフロントフォーク廻りの品番は
全て(株)本田技研工業専用 つまりNS50-F用
HRC専用=NS50R 用に開発された品番は無い事になっている
ところが…
実際にNS50Rに装備されていたスプリングは異なる規格
MBX/NS系フォークを構成する部品の中で
最も入手困難な部品と、言っても過言ではない!
えらい長い記事になりましたが、結論には至っていません。
此処までの要点を纏めると
・MBX50とMBX50-Fの基本設計は異なる
・MBX50-FとNS50-Fの基本設計は同じ 異なる部品はロックピースのみ
・ロックピース品番51432-GE4-003は、新品が出る
・全ての部品は互換性は有るので、組み合わせの幅がある
・NS50RのスプリングはMBX/NS50-F系と異なるが、品番が公開されていない
ロックピース交換で、ストローク量の変更が出来ると思われる
(減るか?増えるか?は未知数)
結論を出す為には 行くぜ!人柱トライwww と、なりますが…
僕程度の腕前で 変化を感じ取れるか疑問f^_^;
一旦〆の様ですが
このまま終わってしまうと「我が青春のMBX」なのに
肝心なMBX(初期型/2型)フロントフォークの、OIL量に迫れないままなので
僕の持論にもう少しお付き合い下さいm(_ _)m
昨年の大洗で車体が起きあがろうとする現象
単純にフォークが短くなった状態に変化していたのだから
フォーク突き出し量を、増やしたのと等しい状態と誤認していたが…
(キャスターが立った分 ひらり感は増したけど起きあがり感も増えたのかと)
そこが落とし穴!!
組み付けた弐号機外しのフォークは、152ccのOIL充填量でOHを行ったが
これは、NS50-Fサービスマニュアル記載値!
既に判明した通り、MBX(初期型/2型)とNS50-Fのフォークは異なる
考え方としては、インナーが短いMBXフォークに
インナーが長いNS50-Fの規定量を充填したのだから
明らかに油面が高い事になる
残念ながら、MBXのサービスマニュアルを所持しておらず
規定量/油面ともに不明…
かなりザックリした数値だが、自分なりの考えで割り出してみた
まずインナーパイプの内径
こちらは計測してないが、外径Φ29から考えると
肉厚2mm程度と考えて内径Φ25程度か?
*後日採寸Φ25でOKでしたm(_ _)m
10cm×10cm×10cm=1000㎤
1L=1000㎤となり1L=1000cc
センチメートル単位の方が計算が楽なので㎝に換算し
内径Φ25=半径1.25㎝
1.25×1.25×3.14 にフォークの長さの差8mm=0.8㎝を掛けると
3.925㎤=3.925cc (約4cc)
考え方として合っているのか自信はないが
8mm短いフォークの エアバネとなる空気の量を均等に揃えるなら
つまり、NS50-F用とMBX用の油面を揃えるならば
仮に沈殿するスプリングや、構成パーツの体積が等しいと仮定して
152cc-4cc=148CCを充填すればOKとなる
4CCと言う数値には、少ない印象を受けるが
8mm差=4CC
1CC=2mmと考え方を変え
OIL充填量では無く、油面の差で考えると
8mmも差が有る事になる(最低でも8mm高い油面調整のフォークだった)
大きい数値ですよね
異なるアプローチで
フォークがスケールダウンしていると考えれば
更に油面が低くなると言う考え方も
誤った設定のMBXフォークで感じたネガ
紐解くなかで理解してきたMBXの設計
改めてNS50-Fのフォークへ換装した状態でのフィーリング
諸々を加味すると、もっと少くて良い印象
あくまでも個人的見解だが
MBXの方が、 フォークが短いのにマイルドな乗り味
(キャスター角等は抜きにして考えても)
となると、油面も更に低くいと考え
8mm短いところへ、更に倍の16mm=都合24mm分の体積
(ちょっと大胆な数値ですが…)
12CC減らして140CC位の設定で乗ってみるのも白いかと(^_^ゞ
過去画像より
MBXフォークへ152ccのOILを充填した時の油面=114㎜
最低4cc=8㎜分は油面が下がる事になるので114+8=122mm
僕が思うところの140CC位だと、12cc分=24mm 114+24=136mm
いかがなものでしょう?ちょっと低すぎかな?
ちょっと 広げた風呂敷を畳みきれてないけどw
既に答を持っている方が、いらっしゃいましたらご教示頂きたいと共に
フォークセッティングでお悩みの方の、ヒントとなれば幸いですm(_ _)m
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インナーパイプ/572mm
シートパイプ/184mm
オリフィス/トップ側2穴
オリフィス/ボトム側4穴
肝となるロックピース(理由は後程)
全長/38mm:凹深さ/31mm
ボトム/Φ18 : トップ/Φ16 テーパー
リバウンドスプリング全長/22.5mm
外径/Φ21.5 : 内径/Φ15
ボトムケース/330mm
MBX系/NS50系で共通パーツもあれば
互換性の有るパーツも
ここでの互換性とは、全く同じパフォーマンスを発揮する
と言う意味では無く 取り付け可能と言う意味で考える
(フロントフォークを交換したら、異なる乗り味に変化した事から)
運良くパーツリストが、手には入ったのも運命の糸か?
品番から逆引き的に、共通/互換情報を探り
そこに経験則を擦り合わせると…
面白い事が分かった!
取り急ぎ 情報を整理し一覧表にしたので貼り付け
非常に興味深い結果に!
前出の様な意味合いでの「互換性」ならば
全ての組み合わせで、組み立て可能だが…
ここまで紐解くに至ったのは
まだ記憶に新しいリアサスの採寸
弐号機=MBX50初期型/純正リアサスと
NS50-F純正リアサスを、取り違えて保管していたのが始り
MBX系=18インチ / NS50系=17インチ
車格の差から
当然18インチで大柄なMBX系の方が
Rサスも長いと誤認し→取り違える
皆様との情報交換を経て
MBXの方が短い事が判明
自ずとフロントフォークも
左NS50-F/右MBX50
目視で分かる程 長さが異なる
自由長と言う表現でOKかな?
インナー部で計測して、その差 約8mm
MBX系とNS50系 タイヤサイズによる車格の差は有れども
着座位置や地上高等で見ると、近い状態に設定されているのでは?
と言う考えに至っていたが…
ここで新事実!
一つの線引きとして
MBX50(初期型と2型)に対して
MBX50-F(3型)で設計(品番)が異なる事
更にMBX50-FとNS50-Fが、ほぼ共通品番な事
MBX50とMBX50-Fは、マイナーチェンジの関係
MBX50-FとNS50-Fは、後継機種の関係
しかしながら、MBX50がMBX50-Fへとマイナーチェンジする過程で
フロントフォークの大幅なモデルチェンジが、施されてる!
もしかしたら、MBX50/MBX50-F間で
フレームネック廻りも別設計?
キャスター角も異なる可能性も?
そしてMBX系=18インチ / NS50系=17インチ
車格の差が有れども、着座位置や地上高等で見ると、近い状態に設定する為に
足廻り関連のレングスがNS50系の方が長いのでは?
と言う考察が破綻する
再度一覧表を貼り付け
MBX50-FとNS50-Fが、ほぼ共通品番な事に注目
ボトムケースの品番は異なるが
内部を構成する部品
インナーパイプ/シートパイプ/フォークスプリング/リバウンドスプリング
までが共通品番な事から→共通設計と推測できる
品番が異なる理由は、MBX50-F=シルバー/NS50-F=ブラック
と、まず色が異なる
外観の形状も、ボトムケース上部にNS50-F用は→帯状に凹加工が施されている
(MBX50-F純正の形状は 忘却の彼方だが)
画像 左NS50-F/右MBX50
唯一 異なる部品はロックピースのみ
品番51432-GE4-003
一旦状況を整理すると
MBX50/18インチとMBX50-F/18インチ
でフロントフォークが異なる
MBX50-F/18インチとNS50-F/17インチ
とタイヤサイズの異なる2車種で同一設計のフロントフォークを採用
唯一 異なる部品はロックピースのみ
NSR50系のアフターパーツにあるロックピースの様に
ストローク量を変更しているのだろう
18インチ先行機種→17インチ後継機種
この場合インチダウンした分
ストロークを減らす設計のロックピースに変更?
それとも18インチタイヤの外径位置と
17インチタイヤ外径がシンクロする様に
ストロークを増やす設計になるのか?
どちらがバイク工学セオリーとして
正しいのか(・_・?)
そこまでの知識は兼ね備えて無いが…
MBX50とNS50-Fだとキャスター角が異るが
MBX50-Fのキャスター角が
MBX50と共通なのか?NS50-Fと共通なのか?
はたまた単体で別なのか?も答えに響いて来るだろう
新事実に気付いた所で、どのみち廃盤だろうw
ここまで盛り上がる?掘り下げる?必要は無いのだが…
なんの気無しに「51432-GE4-003」で検索すると…
なんですと!!(゜ロ゜ノ)ノ
まさかのヒットw メーカー在庫あり!
しかもリード110( JF19)用とは驚き~
バリマシに投稿するならば(出たw)
リード110用ロックピースを流用し、フォークストロークを変更!
なんて書いて良い訳でしょ(´・ω・`)?
更にインドネシアHONDAより販売されている
MEGAPROなる車両も同一品番!150cc/スポーツモデル
ある程度の条件を満たせば、汎用性の高い部品と言えるだろう
さて色々な可能性が見えてきたが…
となると、オークションなどで見かけるMBX純正フロントフォークは
MBX50-F用と明記が無い限り
MBX50用とMBX50-F用の2種類が存在する事になる
再々度一覧表を貼り付け
スクロールが面倒で無い様に気配りです(*`・ω・)ゞ
一覧表を参照してみると
MBX50/MBX50-Fの見分け方はフォークスプリングがベストだろう
弐号機外し=初期型の自由長は、以前測定した数値だと約487.5~6mm
過去画像より(この数値は、へたっている様子 後程解説m(_ _)m)
今回測定したNS50ーF純正は、496mm
巻き数も異なる情報を入手しているが、単純には長さで判別してOKと考える
人によって当たり外れは異なるが
純然たるMBX50純正が欲しいのに、MBX50-F用だったら泣けてくる
当然 全長も長いのでキャスター角にまで影響が出るからだ
確率論的には、MBX50-F用を引く可能性のが低いが…
逆にMBX50-F用を引き当てる事が難しく思えるが
ロックピース新品(51432-GE4-003)が、出る事が分かったので
単純にNS50-F純正を購入し、ロックピースを交換すれば
=MBX50-F純正と同スペックとなる
ここに至るには、自分で紐解いた部分もあるが
きっかけを与えてくれたのは、情報交換している信頼できるフルサイズ仲間
(現役レーサーで、彼もまたブログを綴っている)
事の発端は、コーナー侵入でマシンが暴れる現象を抑えるセッティングとして
フォークスプリングを5mmカットする手法が存在するらしい
上手くカット出来るか?逆にフォークトップを切削加工する手法もあるが…
と、悩んでいる最中
「MBX50のスプリングが使えるかもしれない」と閃いたとの事
実際に、彼がスプリングを測定した結果は
NS50-F=495mm
MBX50=490mm
僕の測定結果は
NS50-F=496mm
MBX50=487.5~6mm
NS50-Fは495:496なので計測誤差範囲内
MBX50は490:487.5~6mm
その差 約2.5mm 計測誤差としては大きすぎるので
僕のスプリングが、へたっていると考えるのが自然だろう(計測をミスってなければ)
NS50-Fサービスマニュアルによると487.4mm以下は交換
二人の計測結果の間をとって 自由長を495.5mmとすると
(495.5mmが出荷時と同様の値として)
98.3%程度までが使用可能範囲
そうなると弐号機外しのスプリングは
487.5mm/490mm=99.4%なので この考え方で良ければ使用可能
(同じく490mmが出荷時と同様の値として)
同様に98.3%=481.6mm以下が使用限界と考えても良いかもしれない
(こうなるとMBXのサービスマニュアルが欲しくなるw)
更に後日、詳細なる計測結果がUPされていた(彼のブログに)
MBX50 490mm全巻き数/54不均等ピッチ 密巻き/11
NS50-F 495mm全巻き数/56不均等ピッチ 密巻き/10
NS50-Fは同様の結果
MBX50の巻き数を計測してなかったので
過去画像を参照し数えてみると、なるほど54巻きの11巻き
ここからが面白い
更にもう一車種の情報も掲載されていた
そうですHRCレーサーNS50R!
その数値は…
500mm全巻き数/55不均等ピッチ 密巻き/9
なんとMBX50ともNS50-Fとも異なる数値!!
勿論の事 NS50Rについても下調べ済み…
と言うよりも、MBXとNS50-Fのパーツリストを入手したのは最近の事
それまではNS50Rのパーツリストしか所持してなかったので
昨年行ったOHの際も、NS50Rのパーツリストを参照手配した
記載されているフロントフォーク廻りの品番は
全て(株)本田技研工業専用 つまりNS50-F用
HRC専用=NS50R 用に開発された品番は無い事になっている
ところが…
実際にNS50Rに装備されていたスプリングは異なる規格
MBX/NS系フォークを構成する部品の中で
最も入手困難な部品と、言っても過言ではない!
えらい長い記事になりましたが、結論には至っていません。
此処までの要点を纏めると
・MBX50とMBX50-Fの基本設計は異なる
・MBX50-FとNS50-Fの基本設計は同じ 異なる部品はロックピースのみ
・ロックピース品番51432-GE4-003は、新品が出る
・全ての部品は互換性は有るので、組み合わせの幅がある
・NS50RのスプリングはMBX/NS50-F系と異なるが、品番が公開されていない
ロックピース交換で、ストローク量の変更が出来ると思われる
(減るか?増えるか?は未知数)
結論を出す為には 行くぜ!人柱トライwww と、なりますが…
僕程度の腕前で 変化を感じ取れるか疑問f^_^;
一旦〆の様ですが
このまま終わってしまうと「我が青春のMBX」なのに
肝心なMBX(初期型/2型)フロントフォークの、OIL量に迫れないままなので
僕の持論にもう少しお付き合い下さいm(_ _)m
昨年の大洗で車体が起きあがろうとする現象
単純にフォークが短くなった状態に変化していたのだから
フォーク突き出し量を、増やしたのと等しい状態と誤認していたが…
(キャスターが立った分 ひらり感は増したけど起きあがり感も増えたのかと)
そこが落とし穴!!
組み付けた弐号機外しのフォークは、152ccのOIL充填量でOHを行ったが
これは、NS50-Fサービスマニュアル記載値!
既に判明した通り、MBX(初期型/2型)とNS50-Fのフォークは異なる
考え方としては、インナーが短いMBXフォークに
インナーが長いNS50-Fの規定量を充填したのだから
明らかに油面が高い事になる
残念ながら、MBXのサービスマニュアルを所持しておらず
規定量/油面ともに不明…
かなりザックリした数値だが、自分なりの考えで割り出してみた
まずインナーパイプの内径
こちらは計測してないが、外径Φ29から考えると
肉厚2mm程度と考えて内径Φ25程度か?
*後日採寸Φ25でOKでしたm(_ _)m
10cm×10cm×10cm=1000㎤
1L=1000㎤となり1L=1000cc
センチメートル単位の方が計算が楽なので㎝に換算し
内径Φ25=半径1.25㎝
1.25×1.25×3.14 にフォークの長さの差8mm=0.8㎝を掛けると
3.925㎤=3.925cc (約4cc)
考え方として合っているのか自信はないが
8mm短いフォークの エアバネとなる空気の量を均等に揃えるなら
つまり、NS50-F用とMBX用の油面を揃えるならば
仮に沈殿するスプリングや、構成パーツの体積が等しいと仮定して
152cc-4cc=148CCを充填すればOKとなる
4CCと言う数値には、少ない印象を受けるが
8mm差=4CC
1CC=2mmと考え方を変え
OIL充填量では無く、油面の差で考えると
8mmも差が有る事になる(最低でも8mm高い油面調整のフォークだった)
大きい数値ですよね
異なるアプローチで
フォークがスケールダウンしていると考えれば
更に油面が低くなると言う考え方も
誤った設定のMBXフォークで感じたネガ
紐解くなかで理解してきたMBXの設計
改めてNS50-Fのフォークへ換装した状態でのフィーリング
諸々を加味すると、もっと少くて良い印象
あくまでも個人的見解だが
MBXの方が、 フォークが短いのにマイルドな乗り味
(キャスター角等は抜きにして考えても)
となると、油面も更に低くいと考え
8mm短いところへ、更に倍の16mm=都合24mm分の体積
(ちょっと大胆な数値ですが…)
12CC減らして140CC位の設定で乗ってみるのも白いかと(^_^ゞ
過去画像より
MBXフォークへ152ccのOILを充填した時の油面=114㎜
最低4cc=8㎜分は油面が下がる事になるので114+8=122mm
僕が思うところの140CC位だと、12cc分=24mm 114+24=136mm
いかがなものでしょう?ちょっと低すぎかな?
ちょっと 広げた風呂敷を畳みきれてないけどw
既に答を持っている方が、いらっしゃいましたらご教示頂きたいと共に
フォークセッティングでお悩みの方の、ヒントとなれば幸いですm(_ _)m
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