今回のトラブルの原因を掘り下げて行こうと思います。
そもそもブレーキ鳴きの原因は
パッドとローターの間で発生する振動で起こると言われています。
ブレーキ鳴きを改善する為には
振動を軽減する事が必要になってきます。
ブレーキ鳴きのメカニズムとして例えられるのが
「レコードプレーヤー」「スピーカー」説
基本概念として
動いている物に静止している物を押し付けると、かならず振動が発生します。
レコードプレーヤーの針はレコード盤に刻まれた溝の上に
一定の圧力で押し付けられレコード盤が回転する事で針が振動します。
この振動を増幅器で増幅→スピーカーから音を発生しているわけです。
ブレーキ廻りに当てはめると
レコード盤=ディスクローター
プレーヤーの針=ブレーキパッド
増幅器=キャリパー /足廻り/車体
さらにレコード盤の役割をしていた
ディスクローターがスピーカーの役割をして音が大きくなる。
いかがでしょう?
確かにディスクローターはレコード盤の様ですし
オフセットされた壱号機のローターは
一般的なフラットなローターよりも 更にスピーカーコーンの様ではありませんか?
解決(改善)するには、いかにして振動を吸収するかがミソです。
鳴きの原因は
ブレーキパッドの状態(極端な摩耗や新品交換時)
ローターの段付や表面の荒れ
キャリパー本体の不具合etc…等が挙げられ
代表的な改善策や確認事項は
ブレーキパッドにスリットを入れたり面取りを行う。
パッドグリスを塗ったりシムを挟み込む
ローターの状態を確認
段付磨耗をお起こしてないか?
がたつきやブレはないか?
キャリパーの状態を確認し
各部のグリスUPを行い動作確認を行う。
ダストブーツ/ピストン点検→不具合あればOH
ざっくりこんな感じです。
今回のケースは非常に勉強になっています。
調べあげている中で良い一文があったので
改編/引用させて頂きますm(_ _)m
>「ブレーキ鳴きはパッドとローターが接触して初めて発生するものである為
パッドやローターだけを疑って考えがちですが、それは短絡的な考え方です。
パッドやローターは鳴きを発生させてはいるが、
そのような状況を作り出している本当の原因を見つけることが最も重要であります。
まさかこのような所までブレーキ鳴きの原因があるのかと
驚かれる方もいらっしゃると思いますが…」
以下 様々なケースが挙げられていました。
僕も短絡的に考えず更に進めて行こうと思います。
前回まで行ったトラブルシューティングは
パッドの面取り/グリスアップ
(スリットは元々入っているので必要なし)
ローターの固定トルクの管理
=均一に締め付けてガタをなくす
(ローターは新品なので段付や表面の荒れは心配なし)
キャリパーの取り付け確認
ナイロンワッシャーを使用して耐震力UP+ガタをなくす
キャリパーの基本的な点検と洗浄と
ハンガーピンのグリスUP
までです。
キャリパーピストンの不具合は
助手が産まれてからOH済みのストックパーツと交換しているので
何をやっても改善されなかった場合の「最後の砦」と考えてます。
振動=ガタと言う考えから
前言通りハンガーピンとパッドスプリングは新調する事に
ピストン廻りも値段を確認
ピストンとシールセットで \2000(×2必要なので\4000)
現時点で
ハンガーピン \450×2
パッドスプリング \400
パッドグリス \420
計 \1720 の出費
ピストンとシールセットは元より(ここまでやって¥5720)
さらにブッシュやピンボルト等も交換となると都合 \7000~¥8000くらいの経費か?
費用対効果か
確かにもう一頑張りしたら新品ASSYを購入でるな(´~`;)
しかし…
ここで不具合を理由に件の「NISSINキャリパー」を購入すると
自身の経験値をUP出来ない上に
逃げの一手を打った事になってしまう。
右往左往しましたが
「NISSINキャリパー」は純粋にグレードUPの為に欲しい!!
と言う純粋な気持ちが高まった時に購入する事に決めました。
店舗を散策中もあれやこれや考えて妙案も…
帰宅してからは最後の下準備!
玄関の電球を交換w
「電球色」から「昼光色」に変更して
明るさも作業効率もUPなのですo(^-^)o
ご訪問ありがとうございます!!
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↓
そもそもブレーキ鳴きの原因は
パッドとローターの間で発生する振動で起こると言われています。
ブレーキ鳴きを改善する為には
振動を軽減する事が必要になってきます。
ブレーキ鳴きのメカニズムとして例えられるのが
「レコードプレーヤー」「スピーカー」説
基本概念として
動いている物に静止している物を押し付けると、かならず振動が発生します。
レコードプレーヤーの針はレコード盤に刻まれた溝の上に
一定の圧力で押し付けられレコード盤が回転する事で針が振動します。
この振動を増幅器で増幅→スピーカーから音を発生しているわけです。
ブレーキ廻りに当てはめると
レコード盤=ディスクローター
プレーヤーの針=ブレーキパッド
増幅器=キャリパー /足廻り/車体
さらにレコード盤の役割をしていた
ディスクローターがスピーカーの役割をして音が大きくなる。
いかがでしょう?
確かにディスクローターはレコード盤の様ですし
オフセットされた壱号機のローターは
一般的なフラットなローターよりも 更にスピーカーコーンの様ではありませんか?
解決(改善)するには、いかにして振動を吸収するかがミソです。
鳴きの原因は
ブレーキパッドの状態(極端な摩耗や新品交換時)
ローターの段付や表面の荒れ
キャリパー本体の不具合etc…等が挙げられ
代表的な改善策や確認事項は
ブレーキパッドにスリットを入れたり面取りを行う。
パッドグリスを塗ったりシムを挟み込む
ローターの状態を確認
段付磨耗をお起こしてないか?
がたつきやブレはないか?
キャリパーの状態を確認し
各部のグリスUPを行い動作確認を行う。
ダストブーツ/ピストン点検→不具合あればOH
ざっくりこんな感じです。
今回のケースは非常に勉強になっています。
調べあげている中で良い一文があったので
改編/引用させて頂きますm(_ _)m
>「ブレーキ鳴きはパッドとローターが接触して初めて発生するものである為
パッドやローターだけを疑って考えがちですが、それは短絡的な考え方です。
パッドやローターは鳴きを発生させてはいるが、
そのような状況を作り出している本当の原因を見つけることが最も重要であります。
まさかこのような所までブレーキ鳴きの原因があるのかと
驚かれる方もいらっしゃると思いますが…」
以下 様々なケースが挙げられていました。
僕も短絡的に考えず更に進めて行こうと思います。
前回まで行ったトラブルシューティングは
パッドの面取り/グリスアップ
(スリットは元々入っているので必要なし)
ローターの固定トルクの管理
=均一に締め付けてガタをなくす
(ローターは新品なので段付や表面の荒れは心配なし)
キャリパーの取り付け確認
ナイロンワッシャーを使用して耐震力UP+ガタをなくす
キャリパーの基本的な点検と洗浄と
ハンガーピンのグリスUP
までです。
キャリパーピストンの不具合は
助手が産まれてからOH済みのストックパーツと交換しているので
何をやっても改善されなかった場合の「最後の砦」と考えてます。
振動=ガタと言う考えから
前言通りハンガーピンとパッドスプリングは新調する事に
ピストン廻りも値段を確認
ピストンとシールセットで \2000(×2必要なので\4000)
現時点で
ハンガーピン \450×2
パッドスプリング \400
パッドグリス \420
計 \1720 の出費
ピストンとシールセットは元より(ここまでやって¥5720)
さらにブッシュやピンボルト等も交換となると都合 \7000~¥8000くらいの経費か?
費用対効果か
確かにもう一頑張りしたら新品ASSYを購入でるな(´~`;)
しかし…
ここで不具合を理由に件の「NISSINキャリパー」を購入すると
自身の経験値をUP出来ない上に
逃げの一手を打った事になってしまう。
右往左往しましたが
「NISSINキャリパー」は純粋にグレードUPの為に欲しい!!
と言う純粋な気持ちが高まった時に購入する事に決めました。
店舗を散策中もあれやこれや考えて妙案も…
帰宅してからは最後の下準備!
玄関の電球を交換w
「電球色」から「昼光色」に変更して
明るさも作業効率もUPなのですo(^-^)o
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