パカパカファーム厚賀分場在厩のクエストフォーワンダー’20は、先月同様、順調に昼夜放牧を継続しています。8/27の馬体重は466kgです。
◇山田担当のコメント 「過ごしやすい季節を迎えて運動量も増え、放牧地のあちらこちらへと草を食みながら、かなりの距離を歩いています。削蹄時など厩舎に戻ってくると、夏場は炎天下よりも快適なぶん大人しくしていましたが、今は厩舎に入った途端に外に出せとアピールしてきます。最近になって本馬のいるグループと他のグループを統合しましたが、他馬を怖がることなく、自ら進んで馬込みに入っていました。この物怖じしない性格は、競走馬になってからも様々な面において効果を発揮してくれるのではないでしょうか。すでに育成場へ移動しても問題ないくらいにまで成長していますが、4月後半生まれですし、まだ伸びしろは大きそうですからね。この時季、放牧地には青草が十分に残っていますので、さらに日々よく食べ、よく動くことにより、心身ともにしっかりと基礎固めを行った上で送り出せればと思っています」
-----
7/29の448kgから、約一ヶ月で20kg近く増えてくれました。もともと体高も管囲も充分ある馬なので、将来的には500kg級になるのでしょうが、単純に体重の話ではなく、馬格にあった身体つきになっておくことも重要ですからね。
山田さんによれば、本馬は放牧地で積極的に動く運動量が多いタイプのようですから、きっと昼夜放牧がうまくハマっている面もあるのでしょう。馴致を控えたこの時期に目に見える成長をしておくとあとが楽ですし、移動までの残り少ない期間、『自然の中での基礎固め』をさらにしっかりこなして欲しいと思います。
次回の近況は新しい環境に移ったあとになりそうですが、よく見るとキョウエイカルラ’20もアスカビレン’20も本馬も、みんな4月以降の生まれなんですよね。。もちろん、私は遅生まれフェチとかではないですし(そんなフェチあるのか??)、昔と違って生まれ月が重要度を増しているのは確かですので、今後はもっと気にしなきゃいけないかな?と思いました(^^;)
話がそれてしまいましたが、どうやら本馬は牡馬らしい前向きな性格をしているようで、その点でも期待が持てると思います。前回の近況でアピールがあった性格の良さ、人懐っこさと物怖じしない前向きさが今後も両立していけば、父サトノアラジン(ディープインパクト×Storm Cat)のスピードがきっと生きてくるのではないでしょうか(^^ゞ
【パカパカファーム厚賀分場在厩のクエストフォーワンダー’20:公式HP(2021/9/3更新分)より】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます