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【エタンダール】2/7木津川特別に特別登録

2015-02-01 19:30:41 | 引退馬
エタンダールが木津川特別に登録されています。
登録馬は13頭。もともと前走3着から4ヶ月が開いていますし、除外になる心配は全くありませんでしたが、それより何よりこちらは初めてのマイル戦ですから、頭数が落ち着いてくれるのはありがたいですね。

パッと見たところでは現級好走馬も揃っていて、1000万条件としてはそれほど楽なメンバーではなさそうですが、それを言うならこちらは重賞実績もあるワケで、力が出せる状態であればいいレースをしてくれるでしょう。
感じとしては、エタンダールを含めて4頭もいる、ディープインパクト産駒どうしの争いになるんでしょうね(^_^;)
まあ、あと少しの間ですが、少しでも状態を上げてレースに臨んでもらいましょう。

■2/7京都9R 木津川特別(1000万下・芝1600m)登録馬

*DI産駒はエタンダール、ケイティープライド、セウアズール、ベアトリッツの4頭

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『Bijoux Miss'14&二ノ宮調教師イベント』 参加報告(2)

2015-02-01 14:13:32 | イベント・募集馬検討
前回は脱線話が多くて本題にたどり着きませんでしたので、今回はいきなり本題から行きたいと思います。
(そうしないと、またまた脱線シリーズになってしまいますので…(^_^;))

本題とは何か。。そうです、Bijoux Miss'14についての二ノ宮調教師のコメントです(^^ゞ
ちなみに、イベントで見たBijoux Miss'14の最新動画は既に公式HPにもアップされていますね。

こちらがその動画です。


この動画と立ち姿の静止画を見ながら、二ノ宮調教師がポイントを解説してくれました。

まず、一般論として1歳馬を見る場合の注意点について。
(1)どんな馬でも必ず欠点を抱えているので、パーツを見ると悪いところばかり気になって馬なんて一頭も買えない。パーツを見ずに、全体のバランスを捉えるようにすること。そして、いいところを見出してあげること。
(2)明け1歳前後ならば、最初からバランス良く完成された馬よりも、胴が詰まっているぐらいの馬の方が良い。
(3)胴が詰まっているというのは、寸詰まりではなくいわゆる長躯短背という体型の事で、そういう馬は成長とともに背中が伸びて(胴が伸びて)全体のバランスが取れてくる。そんな成長をする馬の方が成功する。
(4)バランスとは馬体だけでなく、頭の大きさ、目、耳の形など全体を含んだバランスの事。普通に考えて分かるように、頭が大き過ぎるとバランスは悪くなるので出来れば小顔の方がいい。
(5)肢勢は大事。ただし、単純に肢勢が悪いからダメなのではなく、その馬がどんな肢勢を個性として持っているか、つまり、父母からどんな個性を受け継いだかも含めて総合的に理解すること。

限られた時間の中で素人向けに伝えようとして頂いているので、必ずしも思ったことを100%話して頂いてはいないのかもしれませんが、その分、例え話も含めて非常に簡潔でわかりやすい解説でした。
でも、文章にするのはなかなか難しいですね。書いてみると、先生が仰ったことと微妙にニュアンスが違う気も…(^_^;)
やはり、本当に解説を理解しようと思ったら、こうしたイベントに参加して直接お話を聞くことをオススメします。

とにかく、二ノ宮調教師なりの観点でBijoux Miss'14を見ると、結論としてはこんな感じなのだそうです。
(1)この時季の1歳としては、やや胴が詰まり気味のマイラー体型なのも含めて、全体的な印象は良い。
(2)歩様も肢勢も比較的綺麗にバランスが取れていて問題なし。
(3)血統はダートだが、繋ぎの長さなどを見ると芝も試してみたくなるタイプ。

これは私の想像ですが、二ノ宮調教師もまだBijoux Miss'14を実際に見たワケではないし、正直なところ評価については半信半疑なのではないでしょうか。。従って、コメントも前向きなものにならざるを得ない…みたいな。
でも、リトルゲルダ半妹で父がTapit産駒のHansenという血統には非常に期待をしておられるようでした。
今年のディープインパクトの種付け料が2500万(料金決定と同時にBookfullでしたが)なのに対して、Tapitの種付け料は3500万円。これがどんなにすごい事か分かりますか?的なお話をされていましたから。
(ただし、Bijoux Miss'14はTapitの子どもではなく、Tapit産駒Hansenの子なのでお間違いなきよう(^_^;))

それと、距離適性に関しては、マイル~2000mで活躍させたいと仰っていました。
二ノ宮調教師は、基本的にはマイラー的スピードを持った馬の航続距離を、調教で鍛えて延ばしていくのが好きなタイプ(ご自身談)ですから、Bijoux Miss'14も普通にやるとマイルぐらいまで、という事なのかもしれませんね。
そういう適性の馬を2000mまで持つように鍛えていくぞ!、という決意表明のようにも聞こえました。

という事で、イベントのタイトルにもなっている“二ノ宮調教師の本音”という意味では、調教師がこの馬に期待をしている、楽しみにしているのは間違いないと思いました。
ただ、それがハッキリと形になって表れてくるのはBijoux Miss'14が日本に来て、実際に触れてからの話でしょう。
イベント後半の夕食会の場面では、「1歳のうちには日本に連れてきたい」というようなことも仰っていましたので、私としても二ノ宮調教師と同様に、Bijoux Miss'14が日本に来てくれる日を楽しみに待ちたいと思います。

あ、そうは言っても別に出資を決めたわけではありません。
出資をしても悪くないよなぁと、気持ちがグラグラ揺さぶられてしまったのは、まあ、事実なんですけどね(^_^;)

あとですね、一応、イベント報告2回目はこれで終了ですが、もう一回だけ番外編をやることにします。
ただし、次回の記事では本題とは直接関係ない話をサラッとやるだけなので、そちらは軽く流して頂ければと思います。何だかいつもダラッとしてしまって申し訳ありませんm(_ _)m

*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。

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『Bijoux Miss'14&二ノ宮調教師イベント』 参加報告(1)

2015-02-01 05:50:50 | イベント・募集馬検討
1/29に行われた、『Bijoux Miss'14に見た、二ノ宮敬宇調教師の本音”』というイベントに参加してきました。
平日の夕方にもかかわらず、なかなか賑やかなイベントでしたので、簡単にレポートをしておきたいと思います。

集合はJR牛久駅。 そこからクラブの用意した車でドリームファームのあるKSトレーニングに向かうのですが、私の乗った車には、新たに広尾TC広報アドバイザーになられた棟弘良隆さんも一緒に乗車されていました。
当たり前ですが、テレビと同じ顔と声、関西弁の語り口調もそのままで何となくホッとしました(^_^)

それはさて置き、30分ほどでKSトレーニングに到着。


KSトレーニングにはドリームファーム以外にも、ゼロレボルシオンがお世話になっていたリバティホースナヴィゲイトなど、六つ(多分)の外厩・育成場が集まっています。
中でもドリームファームは二ノ宮厩舎のプライベートな外厩として、広尾TCでは昔からお馴染みの施設ですね。
この日のイベントは、まず最初にKSトレーニング内の寮施設をお借りして、広尾TCで募集中の外国産馬・Bijoux Miss'14の最新動画を、二ノ宮調教師の解説付きで見ることからスタートです。



上写真の右から、言わずと知れた二ノ宮調教師、ドリームファームの国分さん、水野由加里さん、棟弘良隆さんです。
こうしてみると、何だかとても豪華な顔触れですね(^_^)

ちなみに、二ノ宮調教師は最初の挨拶の時からほぼエンジン全開。情熱家だけあって、次から次へと言葉が湧き出てくるのでしょうか、進行役を務めるはずの水野さんと棟弘さんが何となく手持無沙汰に見えたりも…。
でもまあ、イベントの主役は二ノ宮先生ですし、その発言を遮ってどうこうするのも微妙ですからね。
水野さんも棟弘さんも、テレビをはじめ様々なイベント経験が豊富な方なので、最後はソツなくまとめてくれました(^_^;)

二ノ宮調教師のお話を全部書くと長くなるのですが、せっかくなので出来るだけ書いておきたいと思います。
まずはイントロとして、ドリームファームの説明をしてくれました。
先ほども書いたように、ドリームファームは二ノ宮厩舎のプライベートな外厩施設。二ノ宮調教師は『馬はトレセンにいるだけで少しずつ消耗する』とお考えですから、レースを終えた馬は一旦ここに移動させ、オーバーホールと次への下準備を行うことにしているそうです。

調教コースはダートの周回コースとウッドチップ坂路になりますが、さすがにトレセンのような速い調教はできません。
ですが、その分二ノ宮調教師の意思がストレートに伝わり、それをきちんと日々のケアに活かせる体制が確立されているのでしょう。トレセン至近の立地も含めて、厩舎運営に欠かすことの出来ない存在になっているようです。
普通であれば、何も自分で外厩を持たなくても…ということなのですが、日ごろから、『馬づくりは点ではなく線。牧場、育成場、外厩、トレセンがつながっていなくてはダメ』、と仰っている二ノ宮調教師ならではの施設と言って良いのかもしれません。

続いて二ノ宮調教師、イントロ第二弾として育成場とトレセンでの馬の鍛え方について話をされました。
簡単に内容をまとめると、2歳時の育成場でのトレーニングでは、基礎体力と筋肉、腱を鍛えるのが中心。従って、長めの距離をじっくり乗る。ペースも15-15程度までの有酸素運動が主体になるのだそうです。
一方、トレセンでは心肺機能の強化が中心。坂路やコースを使って13秒、12秒と時計を詰めていき、無酸素運動の繰り返しでレースに耐えられるよう馬を鍛える。育成場とトレセンでは目的が違うだけに、しっかり連携することが重要とのことでした。
以前はトレセンでも長めをじっくり乗る調教が多かったそうですが、栗東坂路のインターバルトレーニングで作られた馬が勝ちまくるなどして、段々に考え方が新しくなってきたということなのでしょうね。

さらに二ノ宮調教師、イントロ第三弾でケンタッキーの話をしてくれました。
(なかなか本題にたどり着きませんが、Bijoux Miss'14はケンタッキーのイアドラファーム在厩ですから!)
現在、アメリカで生産されるサラブレッドは年間約2万5千頭。(オーストラリアは5万頭、日本は6~7千頭でしょうか…)
その2万5千頭のうち、約8割がケンタッキーで生産されているそうです。

ケンタッキーの環境、土壌が馬産に適しているのは昔からよく知られていますが、馬の育成方法はだいぶ違うようです。
例えばということで、冬季の昼夜放牧の仕方についてお話頂いたのですが、なんとケンタッキーでは一旦昼夜放牧をやると、どんなに外が寒くても、馬が多少疲れようがどうしようが、一切、厩に戻したりしないのだそうです!
(寒い時はマイナス20度とかになるというのに…(/_\;))

日本でも強い馬づくりのための昼夜放牧は常識になりつつありますが、さすがに個々の馬の状態や気象条件などを見て、ある期間は夜だけ厩に戻して休ませるとか、そういう細かいケアをしていると思うんです。(お馴染みの木村秀則牧場でもそうですね)
うーむ。。まさか大事な馬をずっと放牧しっぱなしとは、もしも何かあったらどうするんでしょうか。。。とか考えてしまって、馬を大事にし過ぎるから過保護になって体質が弱くなるのかもしれませんが、それにしても…ねぇ(^_^;)
(まあ、Bijoux Miss'14もきっと自然の厳しさに鍛えられて強くなってくれることでしょう!(^_^;))

やや話が脱線しますが、二ノ宮調教師は若いころ、ケンタッキーに滞在して色々と勉強をされたそうです。
こちらはそのころの写真、プライベートで撮影したものを見せて頂きました。




写真の写真なので見えないとは思いますが、当時ケンタッキーに繋養されていた大種牡馬たちです。
それがですね、大種牡馬と言っても半端な大種牡馬ではないんです。
例えばダンジグとかミスタープロスペクターとか、エーピーインディとかシアトルスルーとかシーキングザゴールドとか、まるでゲームの血統表状態。。まあ、さすがの社台SSでも、ビビって小便チビルぐらいの大種牡馬たちの写真でした!
(あ、興奮してちょっと下品になってしまいましたm(_ _)m)

そんな貴重な写真を見せて頂きながら、馬の見方、見る時のポイントなどを教えて頂きましたが、やはりと言うか何と言うか、二ノ宮調教師って、なんでこんなにサービス精神が旺盛なのでしょうか。
馬が好きで競馬が好きで、おまけに競馬界全体を盛り上げる責任を負うお立場の所為もあるでしょうが、正直、こんな面倒なことはやる必要が無いし、忙しい合間を縫ってまで普通はやらないと思うんですよね。
(美浦の重鎮でもxx先生は絶対やらないだろうし、栗東のxx先生なんて全く何のこっちゃですからねぇ(^_^;))

まあ、調教師の本業は強い馬を作ること、厩舎を経営して成功させること、と言ってしまえばそれまでですが、それでも二ノ宮先生のような方がいるからこそ、多少なりとも競馬ファンのすそ野が拡がり、それが競馬界全体のためになる、そういう事はあると思うんですよね。
全ての調教師が二ノ宮先生のような性格だと、いつも周りにいる皆さんはそれはそれで面倒かもしれませんが(^_^;)、私のようにたまに話を聞くだけでいい立場だと、本当にいつも感心させられてしまいます。

ということで、気がついたらすごく長い文章になってきてしまいました。
簡単に報告するつもりだったのにこの始末。。自分をコントロールすることは難しいですなぁ(^ .^)y-~~~
とか、余裕出してる場合じゃありません!
このままやるとトンデモナイ長文になりそうですので、ここは一旦、切らせて頂いて、続編ではいきなりBijoux Miss'14の話から始めてみようと思います。。では、次回更新をお楽しみにm(_ _)m

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