@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

ファイヤーキングを求めて。

2007-02-22 20:32:09 | 生活/Greensboro2007
木曜朝、先日お会いしたFさんからお電話をいただき、
話題にに出たアンティークショップに連れて行っていただけることに



普段、平日はここから出掛けられないのはもちろん、
週末もそんなに時間をかけて見ることのできないところに
こうして連れ出してくださるなんてー…大感激

そもそもなぜにアンティークかと申しますと、
先日Fさんからオールドアメリカンアンティークの話を聞くまで、
すーっかり、ここにそんな存在があることすら頭の片隅にも無かった私。

「近くにファイヤーキングもオールドパイレックスも結構あるんですよー」

そんな言葉を聞き…「はっ!!!!」

徐々に記憶のトビラを開けて…そういやここはアメリカ…。
存在は知っていたけど見たことはない日本では高値のつくファイヤーキング、
ポップで、超キュートなオールドパイレックス。

えぇぇ~、こんなところにそんなにあるのー?
それはもう是非とも手に入れなければいけません!笑

さて「ファイヤーキング」とは何か?
今から約50年前古きよきアメリカの一般家庭で愛された食器ブランド。
当時では珍しい耐熱ガラスでできていて、
流行のミルクガラス、ぽってりと味わいのあるフォルムに優しい色合い。
中でも有名なのは美しいヒスイ色をしたJade-ite。
このブランド自体約30年前に製造が終わっているので、
世界中にコレクターがいて、その価値はどんどん上がっているそう。

同じくオールドパイレックスとは…、
皆さんご存知、現在も耐熱ガラスで有名なパイレックスブランド。
今はシンプルな透明のものが主流ですが、
やはり約30年前までのデザインはオールドアメリカンスタイル。
ポップで、見ているだけで顔がにんまりしちゃう可愛さに、
これまたコレクター続出で、人気急騰中なのだそう。
…と言っても、実はこのオールドパイレックスと呼ばれるもの、
母世代は普通に使っていたもので、
私の実家でも小さい頃オーブン料理に使われていた耐熱容器はパイレックス。
なので皆さんもおうちの棚を探せば、お宝が眠っているかもしれません

こうしてFさんにいろいろ教えていただきながら、
広いショップ内を見てまわる…。
この倉庫のような建物の中は、それぞれブースに区切られていて、
そのブースごとのオーナーが、自身のこだわりコレクションを出品しているのです。

中にはガラクタ?みたいなものから、お高いものまで。
まったく価値の分からない古い家族写真なんかもあるから見てて面白い!



こんなクラシカルなミッキー電話も。
ミッキー好きな方ならたまらない??結構高そうです。。。



ブースごとにオーナーの趣味も出ます。
こちらは展示も可愛く、よーく探せば珍しい柄のオールドパイレックスや
ファイヤーキングがちらほらと…。
まるでお宝探しのようで、たのしーい

いやいや実は今までまったくアンティークには関心がないというか、
鑑定できるほどの知識もないので、寄り付かなかった分野…、
それが最近ブログ用、雑誌用に写真を撮るうちに、
もっと味のある食器や小物が欲しいなぁーと欲が出てきて、
今度Parisに行ったら、前回は足の踏み入れなかったクリニャンクールを
くまなく見て周ろうかな~と考えていた矢先だったのです。

この日はウワサには聞いていたファイヤーキングを、
たくさん目にして、噂に違わずその愛らしさに胸きゅん(死語?)

価値はどうかは分からないけど、
被写体として可愛く味のある色合い、形のもの…。
でもこればっかりは数を見ないと、目がこえていかない。
それが…、ここではたくさんのアンティークショップがあり、
時間もまだ余裕があるので、じっくり見て目利きを養い、
こことParisで気に入った逸品が手に入るといいなと…

今回は下見ということで、逸品は決められず。
ひとつだけキュートな木馬型のクッキースタンプを買いました
Fさん、素敵なところにお連れ頂いてありがとうございました!

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