@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

復活しましょう♪

2005-11-30 19:19:24 | 生活/BCN2005-2006


昨日はネガティブで失礼致しました…。

日記書いた後、不思議と力も出てきて、いそいそと買い物に行き、
いかを買い、その後お肉コーナーで牛肉様を見ていたら、
知らず知らず、「おにく~~」と手が延びていました。
そう、うちってばこんな牛肉大国の欧州でBSEを恐れて、レストランでは
一応食べるものの、おうちでは一切食卓には並ばないのですね。いまだに。
それなのに…。だって元気がない時お肉がっつり食べて、POWER UPしたいじゃない?
許せ…母よ…。

その後おうちで、八百屋で買ったマドレーヌ…えぇ、可笑しいですが何でも売ってるんです。
そしてこの辺じゃ今まで食べた中で一番マシだった
とマリアージュフレールのマルコポーロでほっと一息…。

ほっ。
小さな幸せ。

PCのスピーカーを大音量にして、好きな音楽をかけたら、ほら復活。
割と単純なイキモノです。

そして、お料理を作り始めると気分は軽くなり1日で一番生き返る時間。
やっぱり、私には作り出すという行為が一番のココロの栄養なのかも…。
…そして早く大好きなお菓子をたくさん作りたいとまた落ち込むのでした~。ありゃりゃ。

本日のお夕飯。
メインはステーキ・仏産エシャロットのおソース。フリット&サラダ添え。
でも、写真のUPはスペイン家庭料理で「ゲタリア漁村のいか煮込み」
これはとっても簡単で、いかと玉ねぎ(にんにくで炒めて)を白ワインで煮込んだ
だけなのに、なぜか懐かしい日本の味がするというありがたいお料理なんですよ~。
ぜひお試しあれ

滞在延期・・・決定。

2005-11-29 23:47:00 | ひとりごと
今日はお知らせです。
夫の仕事が延長になり、このままバルセロナに2月末~3月?まで
滞在が延期になりました。

年末に帰れると思い、フライトも変更して、
帰ったらお寿司食べて、おせちたべて、お屠蘇飲んで、初詣行って、新年会やって…。
なーんて、考えてましたが。



夢に終わりました。

最近、また引きこもりです。
このままではいけないので語学学校に通おうかと考えています。
今の身の周りのものだけでは、充分に生活できないし、
延期したことにより腰据えて頑張るために実家から荷物を送ってもらうことに。

新年会考えてくださってた皆様・会う約束してた皆様ごめんなさい。
3月にお会いできることをココロから楽しみにしてるよ~

今はちょっとですが、また復活したら元気に街歩きして、
楽しい近況をお届けできたら、と思います~。

チョリソ&干しだら

2005-11-23 04:56:46 | 生活/BCN2005-2006
スペイン人は家族を何よりも大切にする国民。
その国民性ゆえシエスタの時間に家に帰り、家族全員で昼食を取ったり、
一日の中で食事の時間を大切にしていることが良くわかる。

市場に12時ごろ行くと、そんなセニョーラたちでいっぱい。
みんな昼食・夕食の買出しなのか、ものすいごい量の食材を買い込んでいく。
一体いつの何食分なんだろう…。
レストランはもちろん美味しいんだけど、
本当に美味しいのはスペインの家庭料理という。
う~ん、いつかスペインの家庭で家庭料理を伝授してもらいたいな…。

とりあえず、今はそんなセニョーラたちにあやかって、
後ろから何を買っていくのか観察し、少しづつスペイン素材に挑戦する日々であります。

今日はスペインのソーセージ「チョリソ」と、「干しだら」をゲット。
チョリソは産地やにんにくなど香辛料の違いで、かたいもの、やわらかいもの、
酸味や辛みに違いがあるものなど形も味も多彩。
セルベッサ(ビール)のおつまみはもちろん、その他煮干、鰹節のように
だし感覚で煮込み料理にもよく使われるとのこと。

干しだらはお隣ポルトガルでも名物ですね。
ちょっと違うけど、私は京都の棒だらが大好きで、
里いもと炊き合わせたものなど大好物なんですが、
スペインに来たらまず味わいたいのがこの干しだらだったのです。
しかし、この干しだら専門店。
産地・部位・肉の厚みなどで種類が多すぎて、一体どれを買ってよいのかさっぱり。
とりあえず初めは食べやすそうなフリッターでもしようと、
既に水で戻してあるカット済みのものを購入。

で、スペイン家庭料理ということで…
出来上がったのは、「チョリソと赤インゲン豆の煮込み」と「干しだらのフリッター」


なんか写真にすると地味だわ~。

これも…がんもではありません(笑)

煮込みは、玉ねぎ・セロリ・にんじん・キャベツ・じゃがいもとお野菜豊富だし、
チョリソと角切りハモンセラーノも入っていいおだしが出て、寒い夜にはぴったり。
そういえば、お豆もスペインではよく食べられる素材でした。

フリッターは衣にイタリアンパセリとにんにくのみじん切りが入って、
最後メレンゲと合わせて中温であげました。
つるんとした干しだらの食感が、ふわふわの衣とマッチしてました~。

日曜の朝は。

2005-11-22 01:35:06 | 生活/BCN2005-2006
毎度のことながら、日曜の朝は当然遅い…
だって、街中静まってるし、行くところもないし、ゆっくり過ごすのが一番でしょ?
でも、日本でも同じだったな…あは。

そんなゆっくり起きた朝は、美味しい珈琲を入れて、
ブランチするのが何よりも楽しみなのです。

こんな感じ。


(奥:グラスの中の黒いのは手作りタプナード)

これ、スペインオムレツ「トルティーヤ」なんですけど、
思ってたより意外に奥が深いのですね…。
そろそろ持ちネタレパートリーも尽きた(?)飽きてきたので(早っ!)、
身近にある食材で作りやすいのはやっぱり現地料理だと開眼し、
日本から1冊だけ持ってきたスペイン料理の本片手に、
手始めにスペインのセニョーラの味(ママの味ね)トルティーヤを作ってみたわけです。
単にジャガイモと玉ねぎ混ぜて焼けばいいんじゃんって思ってたけど、
よく読むと至るところで小技を利かせるようで、今後腕を磨いていきたいと思いまふ。
せめて帰国する頃までにはトルティーヤ名人になっているように。
地方によってバリエーションもたくさんあるようでなかなか面白い。

これは普通の大きいフライパンで無理やり小さめに焼いてるので縁がイケてませんが、
16cmのフライパンが最適だそうです。
早速買いに行かなくては。

CAVAめぐり。

2005-11-21 06:56:54 | 生活/BCN2005-2006
スペインといえば…、ワイン。
そして、カヴァ。
「カバ」じゃないですよ、CAVA。
そう、日本でも仏産のドンペリやモエシャンと違って、
比較的安価で飲める美味しいシャンパンタイプの発泡酒。

非常にきめ細かい気泡で、すっと飲みやすいCAVAは大好き。
近くに名産地があるということでカーヴめぐりに行ってまいりました。

その前にちょこっとCAVA豆知識。
主な産地は、スペイン北東部のカタルーニャ地方にあるタラゴナ県を中心とした一帯。
そう、バルセロナ南部まさにこの辺で9割以上生産されているのです。
スパークリングワインにはもともと醸造法によって分けられた
3種類のカテゴリーがありますが、中でも最も手がかかり、
上等とされているのがシャンパンに代表される「瓶内二次醗酵」方式。
extra brut(極辛口)、brut(辛口)、seco(中辛口)、
semi seco(中甘口)、dulce(甘口)のほか、ロゼもあります。

ブドウ品種:パレジャーダ、マカベオ、シャルドネetc

さて、予備知識をたずさえていざ出発~!
向かうはBarcelonaからTaragona行きのRENFE(国鉄)に乗り、
Sant Sadurni d'Anojaで下車。
駅に降り立つとのどかな風景が広がる。
そう、ここには数え切れないほどのCAVAカーヴがあるらしい。
今日はその中でもシェア7割を誇る「Cavas Codorniu」に見学予約を入れておいた。
うん、日本のビール会社でいうとキリンやアサヒみたいなもんでしょう。

13時からの見学ツアーだったので、その前に家族経営しているような
小さなカーヴに1件立ち寄った。
私達以外に人気のない街…、オーナー自らテイスティングのため
向かいの自宅から出てきてくれ、ご自慢のCAVAを勧めてくれた。
きんっきんに冷えた砂糖の入っていないcava naturelと
8%の砂糖が入ったbrutをいただいた。
優しい人柄のご主人とそのCAVAの美味しさに魅かれ、
まだ午前中だというのに2本もお買い上げ…、お・重い。



そして、Codorniu社にタクシーで向かう。
駅から2キロほど離れた広大なブドウ畑の真ん中に位置し、
巨大な旧工場が現在見学所として保存されていた。
450年の歴史があるCodorniu社は、1872年スペインで初めてシャンパンタイプの
発泡酒の醸造に成功し、CAVAを誕生させた。



見学コースは英語・スペイン語・カタルーニャ語チームなどに
分けられ、それぞれグループで敷地内の見事なモデルニスモ建築・
醸造過程で使われたふるい機械類を展示したミュージアム、
そして広大な面積の地下貯蔵庫などに。
そして最後にテイスティング…お買い物という流れでした。



現在は近代的工場で大量生産しているそうで、
感想としては、実際の醸造過程が見れずちょっと物足りなかったです。
でも、CAVAはやっぱり美味しかったのでここではピノノワール種を使ったロゼを
購入し、計3本抱えてご満悦で駅までヨタヨタ歩いて帰りました。



今回、その3つ先の駅にある赤ワインで有名な「Torres」社にも行こうと思ってたのですが、
飲みすぎと重さで断念…、次回はスペインの真髄赤ワインに迫りたいと思いま~す!
乞うご期待!!