@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

Munich stay冬の陣~3

2011-02-28 04:07:24 | 旅/Europeその他
しばらく旅日記がご無沙汰してしまいました。
その間に旅の記憶もほとんど飛んでいて自分でもびっくり!

昔はそんなことなかったのに…と、出産後、記憶力が日に日に低下している
事実を身にしみる今日この頃であります(イイワケ?)

さて気を取り直して思い出せることだけですが写真とともに

滞在中の日課は、朝ごはん・洗濯済ませ、中心地に出てランチ、
おもに「Bacic」というオーガニック専門スーパーで食料品などを買出し、
夕方帰宅娘と軽く夕食、お風呂、20時までに就寝というようなかんじ。

観光という観光は一切なし…というのもなんてたって氷点下の世界なので
寒くて20分も続けて歩けないのですから。。。

それを理由にランチして、買い物して、お茶して…と休憩ばかり

そのお陰で2週間かなり足しげくカフェやパティスリーに通いました
初めはドイツ菓子へさほど関心なく「なにか美味しいものあれば~」くらいのつもりが
途中からあんまり美味しいので食べられるだけ食べて帰らなきゃっ!というくらいの意気込みで。

カフェする時間がないときはテイクアウトで。

今日はその中でも老舗「Kreuzkamm」(クロイツカム)という
コンディトライ(パティスリー)をご紹介しまーす。

ドレスデンで1825年に創業した老舗コンディトライで
バウムクーヘンや・シュトーレンが特に有名で数年前から東京でも
「DEAN & DELUCA」で季節商品として取り扱いがあるようです。

遺伝子レベルで(なんじゃそりゃ・笑)バウムクーヘンこよなく愛する我が家、
もちろん真っ先に行きましたよ



こちらはその有名なバウムクーヘンをカフェで。
薄くそぎ切りしてサーヴ。
夫いわくたいていのミュンヘンっ子がオーダーする王道ドリンク「ラテマキアート」とともに。
この「ラテマキアート」ってラテの増量版って感じでグラスに入っていますがもちろんホット。
さすがドイツ人、体が大きいから??ラテも量が違います・笑



こちらは名前は覚えていませんが、ジャムを挟んだ生地が何層にもなり、
上はあま~いフォンダンがけ。
甘いのですが、とても美味しいケーキでした。



シュトーレン。
カット2枚入りを買ってお味見。
美味しかったのですがやはりカットものは乾燥してるのかそこがちょっと…。
重いですが一台買うほうがオススメ。



テイクアウトでバウムクーヘンのガトー。
真ん中にローマジパンのようなしっとりお酒のきいたものが詰められケーキスタイルに。
これがとーーーっても美味。

薄切りのものやお土産ものはやや乾燥気味(日持ちのためか)ですが、
このタイプはカフェorテイクアウトのみなのでしっとりと美味しくいただけます。



こちらもテイクアウトでアップルのガトー。
ドイツ語がまったく脳に入ってこないので名称がさっぱり覚えられずごめんなさい
これも素朴な味でナッツ入りの生地とリンゴが美味しくいくらでも食べられそう!



最後にこちらはお土産用のバウムクーヘン。
結構小ぶりです。
これはお砂糖がけタイプ。
もうひとつチョコレートがけタイプも購入しましたが、
お砂糖がけのほうが同じ乾燥気味でもややしっとりでした。

ただ、乾燥気味というのも好みの問題ですが、
私はこれぞ王道のバウムクーヘンなのでは?と思うくらい生地の味が美味しくて、
もともと日持ちさせるお菓子本来の姿を見たような気がしました。

もちろんたっぷりの「ラテマキアート」は必須ですが

それではまた次に

Munich stay冬の陣~2

2011-01-24 02:33:59 | 旅/Europeその他
いよいよミュンヘン滞在編です
到着したのは月曜日の夕刻。
ロビーに出たらpapa(平日なのでお仕事)が手配してくれていたタクシーの運転手さんが
「Welcome! M family」の札を持って笑顔でお出迎え。
10時間起きていたLicoさんも着陸2時間前からついに電池切れとなり、
移動のタクシー内でもぐっすり…滞在先のアパートホテルの前に到着すると
その前の週に来た寒波の名残の雪・雪・雪!
たいしてキレイに雪かきされていないのでバンから降りた後車道~歩道~ホテルまでの
短い距離ですら私の足で抱っこでひょいひょい行くのはためらわれたため、
ドイツ人らしい背の高い、そして足の長い運転手さんが寝起きのLicoさんを抱っこして
ひょいひょーいとホテル内へ。
私は母の手をとりあとから行ったら、Licoさんは初めて見るおじさん(しかもガイジン)に抱かれ超ゴキゲン。
うーん、おそるべし。

そうこうしているうちにすっかり夜も更け、すぐにお風呂~寝かしつけ。
あれだけぐっすりのLicoさんもまたすぐ就寝…これで時差ボケなし…なんてありがたいの!

その間papaも帰宅し、前日買っておいてくれた食材で夜ごはんを作ってくれました。
ターキーのグリルとサラダ、チーズやサラミ、赤ワイン…欧州夜食バンザイ

さて翌日、街歩き初日となりますが平日なのでいきなりpaapなしで行動開始。
papaが月曜から1週間有効のバス・電車チケットを買っておいてくれました。
このチケットは月曜日しか買えないみたい。
1weekで17.60€
でもこれさえ持っていればある一定区間の乗り物はすべてフリー。

中心地までバス・電車と乗り継いで約30~40分ほどかかるのですが、
バス内の券売機は1台でたまに調子悪そうなときがあるのでこれは必須。
(近所のたばこ屋さんで買えます、キャッシュのみ)
ただバス・電車ともに改札や見せるところは一切なくその管理は自己に任される
よくあるヨーロッパスタイル。(電車は刻印機があります)

そんなわけで翌日から張り切って街へ繰り出しました~



ここは新市庁舎前広場・マリエンプラッツ。
ドイツ最大といわれる仕掛け時計があり、以前ツアーできたときもここで時計を見させられました(笑)
というくらいここは常に観光客で溢れかえっているのですが、
この時期いつもは広々とした広場に所狭しと何軒ものクリスマスマーケット(屋台)が
出て、その賑わいは年末のアメ横?みたいな感じ。
大きなクリスマスツリーがとーってもキレイでした



ドイツ冬の風物詩・グリューワイン。
赤ワインにスパイス・お砂糖が入ったホットワインなのですが、
必ずそのお店のオリジナルのマグカップでサービスされ、飲み終えた後返却すれば
2~4€(お店によって違う)返金してくれます。
そのままお土産としてマグカップを持ち帰ってもOK。
…私は計2個持って帰ってきてしまいました
IKEAのクロッグを買って家で冬の欧州を気分だけでも味わう予定
最近は白ワイン版も流行りのようでそちらも美味しかったです



こちらも有名ですね。
ドイツらしい木の飾りものです。
下にロウソクを置いて炎で上の風車が回るもの。
これはローテンブルグに有名なお店があり、以前私もひとつ購入したことが。
ほかにはパイプ人形、くるみ割り人形など、メルヘンな置物がいっぱい!



場所を移し、ここはヴィクトリアーリエンマルクト。
ミュンヘンのお台所、ドイツ人の食事情がうかがい知ることのできる野外市場です。
中には大きなビニールハウス?のようなカフェ、レストランなどもあり、
ここだけでも半日は過ごせそうなくらい大きく、たくさんお店が軒を連ねています。

ドイツと言えばジャガイモ・ビール…ジャガイモというくらい、
野菜に関しては期待をしていなかったのですが、
なにをなにを驚くほど野菜の種類・量!!
その豊富さにいっぺんにドイツ(いや、これはミュンヘンだからなのかも?)への
見方が変わってしまうほど。
しかもびっくりするくらいお安いの
ほかにお肉はもちろん豊富で安く、手に入らない食材なんてないくらい。
私が今まで滞在してきたいくつかの街の中で一番といえるほど豊かで楽しかった~
ここでなんて暮らしやすい素晴らしい街と感心…さすがドイツ国内住みたい街No,1なだけある!



このリンゴがね、白雪姫に出てくるあのリンゴの形、まさにあの形!!
あれって本の中だけでただの絵だと思っていたのですが、
ちょっと小さいサイズといい、写真でわかるかな~…少しくびれたなんとも言えない形が
もうサイコーにツボで、家に並べたくらい可愛いかった



こんなお店も。
これはドライフルーツやドライフラワーのリースのよう。
とてもいい香りだし、デザインも変わってて面白い。



さてこの辺でランチを
これは初日のごはん。
せっかくミュンヘンへ来たのだからバイエルン料理を食べつくすぞー
の勢いで母娘ともに戦闘態勢で臨みましたよ

やってきたのはガイドブックにあったマリエンプラッツのすぐ横にある
「Donisl」(ドニスル)
元衛兵所だった建物を利用した約300年の歴史がある老舗レストランのようです。
店内もバイエルンらしい趣き、メニューも写真入り・英語ありと親切。
ただ店員さんは慌ただしくて、ぼ~っとしてると相手にしてもらえないので注意。

こちらはミュンヘン名物「ヴァイスヴルスト」(白ソーセージ)
柔らかいすり身状仔牛肉にパセリ、レモン、ナツメグ、タマネギ、ショウガ、カルダモンなどが
入り、茹でたての状態でサービスされ、皮をはいで中身だけ取り出し、
甘いマスタードをつけていただきます。

元々このソーセージは傷みやすく鮮度が命なので午前中に食すという昔からの習慣が
あるらしく、今でもそれは残っていて人気店では昼間でに売り切れることがほとんどだそう。
味わいはお魚のすり身かと思うくらいあっさりでした。
Licoちゃんもパクパク美味しそうに食べましたよ

これにプレッツェル・ヴァイツェン(ヴェイスビア・小麦白ビール)で

はぁぁ~これだけ食しただけもここまで来た甲斐があったというものでした。

ここで散々papaに出発前「も~~なんで急に呼ぶのよー」とかなんとか文句ばっかり言ってたことを反省。
「美味し~いpapaありがとうーーーー」と、
あっさり食べ物で満たされるなんとも単純な私たちでありました。(ほんとごめんねpapa)

もー、ヴァイツェンの旨いのなんのって…これに溺れて死にたいくらい(笑)
…いえ、最後のほうはもういいってくらい飽きるほど飲みましたけど。



こちらもバイエルン名物肉料理!
憧れの原始人の漫画に出てくる「アノ肉」みたいな「シュヴァイネハクセ」
これは豚のすね肉ロースト。付け合わせはジャガイモのクネーデル(団子)。
揚げ焼きのように皮がパリパリっとしていて見た目よりも意外にあっさりジューシーに
美味しくいただけます。
ただこれはドイツ人の一人分…私たちはもちろん二人で半分こね。
団子はもちもちしてて最初は美味しいのですが、なにせ大きくてすぐに飽きちゃいます

さて、このようないかにも観光客向けのレストランと思いきや、
後から隣に合い席したミドルエイジ夫婦が話しかけてきてくれて、
「これ美味しいでしょー」とか「あらあらママとベビーとママのママと一緒なの?」だの
だいぶ会話した後で「どこから来たの?」と聞かれこちらの話をした後、
すっかりこの夫婦も観光客だと思い込んで「どちらからですか?」と聞いたら、
「ココよー」というから、えぇぇー
「ミュンヘン、すぐ近くに住んでるのよ~」ですって。
そりゃ失礼しました…いまだにドイツ人とほかの欧州の顔の違いがまだ判り兼ねます。。。

で、言うことにゃ「あなた達初日のランチでこの店選ぶなんてイケてるわ~サイコーでしょココ」
…って、ものすごく観光地の一等地で、めちゃくちゃ観光客対応してるのに

それくらいミュンヘンっ子はバイエルン料理を心から愛しているのねと思いました。

こんな会話がほかのレストランでも何度かありました。
みんなそのレストランと食べてるものを褒めるのです。
たぶん3日にいっぺんくらい食べてるんじゃないかなー

レストランはたっくさんあるのにどこもいつも超満員!
観光客が多いのもそうですが、地元の人がしっかりリピートするから常に繁盛しているという
こともありそうと、ここに日本の外食産業との違いも感じました。
飽きない…それがトウキョウにはないのよね~

今日はこの辺で

Munich stay冬の陣~1

2011-01-21 00:21:06 | 旅/Europeその他
さてようやくミュンヘン旅行記にとりかかろうと思います

…と、写真はだいぶ前に整理しフォルダにUPしているのですが、
今見直してもほとんど食べ物の写真しかありません…。
ま、いつものことですけれども、どうぞ食日記と思いしばしお付き合いくだされば幸いです

今回の旅行、前回の日記にも少しふれましたが突然ふってわいた話でした。
6月より育児休暇をとっていたpapaが9月半ばで休暇切り上げで招集命令、
行き先はドイツ・ミュンヘン。
当初は1年の予定で出発…そのときは私たちも後で行くのかなぁくらいは思っていましたが、
途中でお国が変更、ミュンヘンは年内でいったん終わる(帰る)ということで
「せっかくだからいいところだしクリスマスシーズンだし、ちょっとおいでよ」という
papaの言葉に「え!ぇぇぇムリ!」と思いながらもネットでチケットをポチっと。

Licoさん生まれてからバスは一度もなし、電車は2回しか乗ったことがないという
スーパーヘタレママの私ですので、この決断は相当な勇気を持って、手に変な汗かいてたくらい(笑)

しかもかの地は最低気温-20℃とか。
外務省HPにはドイツ国内テロ注意喚起が出たばかりだとか。

出発数日前には大寒波で近隣欧州空港が次々に閉鎖だとか。

その上、1週間前に姉がぎっくり腰で動けなくなる緊急事態に。

何度も何度もやめようかと思いましたが、
最終的に姉の容体も回復傾向、渡航への心構えと準備を余念なく整え
「行けば絶対になんとかなる!!」という強い気持ちで飛び立ちました

私とLicoさんと二人での渡航はあまりにも不安だったので
母にも付き添ってもらい、いつかの夢と思っていた3世代旅行がいきなり叶ってしまったのでした

ミュンヘンは以前母と姉とツアーで一度行ったきり。
そのときはあっという間の市内観光&ホブフロイハウスの記憶しかなく特に印象なし。

ミュンヘンといえばビール、真夏のビアガーデンで1Lのビアジョッキで乾杯
なんてのが私の中でのイメージ画像なのに…真冬のミュンヘンなんて何するのー?
チビ連れで美術館もなかなか行けなさそうだし、観光なんて寒くてムリ…
結局部屋で閉じこもってそう、まぁそれでもpapaのために行ってあげましょうくらいの気持ちでした。

それがそれが

これも母が一緒に行ってくれたお陰&期間限定だったから?
2週間毎日、滞在先からバス&電車に乗り中心地までバギーを押して繰り出しておりました。

それも特に何することなくなんだけど。。。
とにかく目的はビールとランチと食材買出し
途中からはスイーツ。
それだけで大満足の2週間の滞在となりました

日にち順に日記が書けるほどなんにもない毎日でしたので
思い出しながら美味しかったものを載せていこうかと思います。

さてその前に今回一番大きな勉強となったのは初子連れフライトという点。
周りに海外子育て中の友人やちょっと前に転勤で海外へ旅立ったいとこや友人が
いるのでちょっとずついろんな心得は聞いてはいたものの
実際うちの子はどうなるのやらと不安でいっぱいでした。

自分のための備忘録&今後旅行を考えているmamaへ フライト編メモを

【エアーの予約】
MunichまではANAから直行便があったのでとても助かりました。
12時間のフライトなので娘は1歳9ヵ月でしたがずっと膝or抱っこはツライと思い、
シートを確保。
2歳以下シートなしの場合は大人の10%チャージですが、
シートを取った場合は大人の75%チャージされます。
ここにサーチャージなど入ってくるので合計金額はほとんど変わらないような金額。
予約の際、チャイルドミールの希望を伝えること。
その際詳しいメニューを教えてくれるので内容に不安がある場合はお弁当持参が無難。
水・お茶の種類まで確認。
体重はギリギリでしたが念のためバシネット利用希望を伝える→大きな画面がある一番前の3席確保。
通常液体制限がありますが、基本ベビーに必要なものは制限なしでOKとのこと。

【当日カウンターで】
預け荷物は一人20kg(エコノミー)×3 手荷物10kg×3 余裕で通過。
スーツケースは予め「スカイポーターサービス」利用で空港へ。
子連れ旅行はバギーもあってただでさえ荷物が多いのでここは必須かも。
娘用のマイルカードはこのとき作成したので番号を控え当日カウンターで加算。
バギーはカウンターで預け、搭乗口まではANAのバギー貸出し(ゆっくり免税店も見られました)
到着空港では搭乗口でバギーを出してもらうよう希望をカウンターで言っておくこと。
このお陰で到着時ぐっすりだった娘をすぐにバギーに移し、そのあと入国審査~その後
ホテルに到着するまでずっと寝ていてくれたので助かりました。
とにかくANAのスタッフの方々が最初から最後までものすごく親切でそれだけで
緊張がほぐれ安心してフライトに臨めたように思います。感謝!

【機内で】
耳抜き対策 娘はまだおっぱい中につき一応その瞬間あげていましたがその効果は?
離陸・直後もご機嫌。着陸時は寝ていたのでそのままでしたがなんとも。
帰路も同じようにあげたり、あげなかったりでしたが始終ご機嫌。耳が強いのかしら?
離陸してしばらくしたらリラックスして過ごせるよう部屋着に着替えさせ足元はクロックスに。
そうこうしているうちにお食事タイム。
チャイルドミールはこんな感じ。もっと小さいお子様にはベビーミールもあるそうです。


夕食(離陸後)


朝食(着陸前のライトミール)

飲み物は紙コップにフタ、ストローを希望するとこぼれ防止によい…と思いましたが、
うちの人はフタを外したりストローで遊んでしまうので、んー?

機内食は油分や添加物が多く食べ慣れないものが多くて、
食べすぎると戻してしまうことがあるという情報。
娘はそれ以前にある程度手を出して、あとは見向きもしなかったので食べすぎということはなし。
(まだ与えたことのないお菓子などは先に撤去)
ただ大人と同じように食事をシートに座っていただくということに喜びを感じて
食事時間を楽しんで過ごしてくれていたのでシート取って正解だったかな。

これ以外に自分で持参したおにぎりたっくさん。
あとはおやつもいろいろ持ち込みました。
とにかく12時間、昼発でしたので着陸2時間前までずーっと起きていました。
ご機嫌はとっても良くぐずることは一度もなかったのですが
お相手するのが大変…親がへたばりそうになる…前日は無理かもしれないけどよく
睡眠をとっておくことが大事。
とはいえ、自分の席にきちんと座りシートベルトも自分で締めるほど大人しく
起きていたので、食べるもの、遊ぶもの、本や塗り絵・シールブック、テレビなど見せながら
約10時間過ごしました。

塗り絵、シールブック、おもちゃなどは初めて見るものがよいので
新しく新調し、ギリギリまで見せないようにするのがコツのようです。

今回amazonでポチっとしたもの。
はじめてぬるほん

ぐるぐるかくほん

親子であそべるたのしいシール

ベビーコロール6color

ちょっと早いように思うものもありましたが、お絵かきもでき、
絵本にもなり、指先を使うこともでき、なかなか飽きないでいろんな使い方ができ重宝。
ベビーコロールはクレヨンという使い方以外に積み上げて遊んだり、かなり喜んでました。

ほかにANAから飛行機の風船、着せ替えパズル、マグネット絵本をもらいました。

以上。

事前に参考にしたHPコチラもご参考に!

あら!やっぱりプロローグで今日は終わりそう…
ゆっくりUPしていきますが、気長にお付き合いくださいね~

中欧旅行記~5

2008-05-16 15:42:10 | 旅/Europeその他


7日目

まだまだ続いておりました旅行日記…、あともう少しお付き合いくださいませ
さて前回UPしたドブロヴニクには2連泊。
その翌日、国境を越えて2006年に独立を果たしたモンテネグロ、
コトルの街へエクスカーション。
モンテネグロ北西部、アドリア海沿岸部は非常に複雑に入り組んだ湾を
形成しており、コトルの街はその湾の最も深いところに位置しています。
そのため、ドブロヴニクからバスで沿岸部を走るも、
途中こうしてカーフェリーに乗り、対岸に渡るなどしながらやって来ました。



ここコトルはこの地形からも分かるように
複雑な海岸線と険しい山に囲まれた天然の要害の地であり、
さらに背後の山に沿って城壁が築かれたことによって、
堅固な城塞港湾都市として栄えました。



そしてその城壁に囲まれた旧市街はこれまでの街並みと同じ細い石畳の
路地が走り、貿易によってもたらされた富によって築かれた豪華な館や、
美しい教会が建ち並んで、ユネスコ世界遺産に登録されています。

そろそろアドリア海沿岸の中世の街並みは飽きてきたころ…?
こうして旅をしていくうちにどこも似たような風景ばかりに気づくわけですが、
それってすなわち中世のままストップしている街がこれだけ点在し、
ほぼ完璧な姿で保存されていた…ということ!ただただ圧倒です。

約3年前くらいからこのクロアチア周辺の旅が解禁され、
まだ多くの観光客が足を踏み入れていないことから、
徐々に人気を集める観光地へと変わってきているようですが、
その人気というのはきっとこの自然と中世の街並みが違和感なく
溶け込んだ…まるで現代から取り残されたような風景が人々を魅了するのでしょうね。

贅沢なことにこのあたりで「また似たような街だな~」なんて、
思ってしまった自分に旅を振り返りながら反省してしまいます

実際その場に立っているときは「やって来たぞ!」と、
それを現実に受け止め、割と冷静にただ見学して終わるのですが、
こうして何週間か経って振り返ってみると、
その場に立っていたことさえ夢のような心地になるのはなんとも不思議な感覚。

…うーん、それが旅の醍醐味でもあり、だから人はまた旅に出るのでしょうね



8日目

アドリア海から離れやって来たのは国境を越えたボスニア・ヘルツェゴビナ。

ドブロヴニクからわずか4時間のモスタルという小さな街。
ミルキーグリーンのネレトヴェ川が街の中央を流れ、
その両岸を美しいアーチを描いた橋「スタリー・モスト」によって、
オスマン支配下の影響が色濃く残り、異国情緒あふれる東西の村がつながれている。

「モスタル」とはボスニア語で「橋の守人」という意味。
その名の通り、街はこの橋を中心に発展、象徴でもありますが、
悲しい現実を今もなお抱いているのです。



街はネレトヴェ川を挟んで東はムスリム人、
西はクロアチア人と民族によって住み分けされており、
現在も互いの往来はほとんどありません。

もちろん観光地化されつつあるので、
旅行者にとっては橋を渡り自由に過ごすことができます。



まだまだ手つかずの美しい自然。
ずーっと眺めていても飽きることのないやさしい色をした川の流れ、
川沿いに映える萌ゆる新緑のコントラストがまるでおとぎの国のよう。

こんなに美しい場所なのに、
少し歩くと目をそらしたくなるような景色が此処彼処に…。



UPだと心が痛くなるので、ちょっと遠目に…。
これは93年に繰り広げられた民族間・宗教間の争いの傷跡ごく一部。
ここは街のど真ん中ですが、
今もなお壁全面に銃弾痕が残されたまま使用・住居としている建物や
半壊した建造物(廃墟)が町中を占めているのが現状でした。

橋を中心に非常に激しい銃撃戦が続いたのだそうで、
復興ままならない地を観光と称してそぞろ歩くことにいささか抵抗を感じ、
やっぱりこの日の晩は眠りにつけず…

そうはいってもやはり…。
橋からの景色以外には特に何もない小さな町、
多くの観光客が訪れることによって少しでも早い街の再建と復興を願うばかりです。



ひとつオススメは…、
スタリー・モストの周辺は、両岸ともにまさにトルコでオリエントの香り漂う。
まだトルコを夢見るも訪れたことのない私にとって、
オスマン朝文化はちょっぴり憧れ。

これまでのアドリア海沿岸は完全に西ヨーロッパ文化だったのに対し、
ここは完全なるオスマン帝国

景色をそこそこ楽しんだのち、通りを眺めるカフェに座って、
濃ゆ~い粉まじりのトルココーヒーをすすったら…あら!不思議!
隣国からたった4時間の距離で「飛んでイスタンブール」気分、楽しめちゃうのです

ふ・古い?

旅行記も残すところあと1章!
記憶のあるうちにUP目指して頑張ります~

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