近況です。

１年ぶりの更新です。

大変ご無沙汰しております。
見てくださる方、まだ訪れてくださる方がいらっしゃり
心より感謝いたしております。

こちらのblogの筆を置いたものの、
なかなか消してしまう気にもなれず放置しておりましたが、
goo の方で更新がないとテンプレートもなくなってしまうようで
もとのサイズで写真も見ることができないということで
更新してみることにしました。。

震災から１年以上経ち、
最後の更新を後に香港にて１年過ごし、
夫の帰国とともに、私と娘は初めての土地、九州熊本にて新しい生活がスタートしました。

なにもかもが初めてではありますが、
娘も幼稚園に通い、私は豊かな熊本の大地でその恩恵を受けながら、
ほんとうの豊かさとはなんだろうという問いを以前の自分に問いたくなるような
シンプルな生活を楽しんでおります。

香港では期間限定の暮らしの中、
お菓子教室再開という夢は果たせませんでしたが、
早くこの地でなにかお菓子にかかわる仕事をできたらとただいま模索中です。

自分にできること、自分が自分らしく生きること、
またこの１年は大きな試練となりそうです。

早くこの場でもご報告できるような自分になれるよう、
日々頑張っていきたいです。

明日への希望を持って。

大震災、原発事故のあの日から１００日経とうとしています。
日にちが経つのは当たり前のことで、時間というものは刻々と流れ、
ときにそれが残酷のように感じるなんてこれまで知りえないことでした。

一日も早い復興と収束を願い、
ひたすら見守ることしかできず、
私は私でここ香港でただ生きるという生活を営むしかありません。

これまで大切にしていた生活や、
好きなもの、好きなことを書き記し残してきた思い出のブログを
また復活させ更新する気に時間が経ってもなかなかなれず、
それどころか過去の記事を見るのが辛くなってきました。

元通りの生活をしていれば、きっとそんなこともなかったと思うのですが、
こちらに来てやはり家族は一緒に過ごす方が良いということで
少なくとも今年いっぱいは夫がこちらでの仕事が続くため
本格的に香港での生活をスタートさせることになりました。

ご報告が個々にできず申し訳ございません。
お通いくださっていた皆さまには後日お手紙を送らせていただきますね。

とはいえ、いろいろと制限された生活。
今までのように好きなお菓子が好きなように作れるという環境ではないし、
バックグラウンドが今までと違うので、
なかなか明るい気持ちで地域社会に溶け込もうという気になれず、
ここ香港での生活をUPしていくのもなにか違うと感じてしまいます。

なによりも突然このように離れてしまった大切な方々に
申し訳なくて自分のそのままの気持ちをここに書くことができない以上、
今日をもってこちらのブログは終わりにさせていただきたいと思います。

ちょうど２００５年６月よりスタートし、まる６年。
ここは私の大好きな時間とモノがぎゅっと詰まったかけがえのない宝物です。

遊びにいらしてくださったみなさま、
これまで本当に本当にありがとうございました。

３/１１で私の人生観は変わり、また新たな人生が始まろうとしています。
明日への希望を持って、力強く歩んでいきたいと思います。

きっとまたどこかでお会いできることを信じて。

J'ai l'espore pour le futur...Merci!!! amon

お知らせと近況。

このたびの震災におきまして被災地および被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
また多くの尊い命が失われましたことに深い悲しみとともにお悔やみ申し上げます。
そして今なお続く余震・原発による不安事象で心の休まる間もないこと、
この半月でどれだけ多くのことを悲しみ、深く考え、祈ったことでしょうか。
今、こうして文章を書くことがやっとの思いで、
それまで何をどう書いてよいかわからないほど混乱しておりました。

遅くなりましたが、ここで我が家の近況をお知らせさせていただきます。
私の住むエリアも大きく揺れましたが、
家族全員、また家も大事には至りませんでした。

あの日は午前中娘のリトミック体験に出掛け、そのあと卒園式のため幼稚園がお休みで
平日なのに帰ってきていた姉、子供たち全員で庭で遊んでいました。
突然の大きな揺れにみんないっせいに庭の中央に集まりそのまま様子を見ていましたが、
長い時間をかけどんどん激しい揺れに。。。
家の中からは「ガチャーーーン！」という音が聞こえ、
思わず心配で入ろうとして止められて、みんなで固まっていました。
隣の車はバウンドしながら飛んできそうなくらい、
電線は大きくゆらぎ、地面がうねって見えました。

何秒続いたのでしょう…その間にいろいろなことを思いました。
ついに関東で大規模震災が来てしまったと頭をよぎり、
その瞬間に最悪な事態まで想像し言いえぬ恐怖と不安で気持ちが悪くなってしまったほど。

その後、徐々に被害の大きさが露わになり、
想像を超えた大災害にこれほどの喪失感を感じたことがないほどでした。

もうすぐ３週間。
これほど時間が長く感じたことはありません。

この半月、私の環境も大きく変わりました。

今、夫の仕事先である香港におります。
震災後、すぐに呼び寄せがあり不安も多々あったため、着のみ着のままやって来ました。

地震にあった直後、離れている夫とこのまま会えなくなるのでは？という恐怖を感じ、
余震が起こるたびにさらに何かあって娘がパパに会えなくなる状況だけはあってはならないと、
今思えばそれだけの原動力で起こした行動でした。

そう思った翌日の昼に飛行機に乗っていました。

数日間、夜中寝言のように泣いてパパー！と叫んでいた娘も
こちらにきてようやく落ち着きました。
それまで私もほとんど眠れず、食事も受け付けず、毎朝吐き気を催していた状態だったので
それが娘に影響していのだと思います。

これまで離れていても少しはさびしい思いはしていたのでしょうけど、
ここまで家族は絶対一緒にいなければならないと思ったことはありませんでした。

香港に来てだいぶ経ちますが、
初めはいろいろな思いでふさぎ込む毎日でした。
それでも私たちは生きていかなければならないし、
家族のためにも笑って前を向いて歩いていかなければなりません。

みんな同じ思いだと思います。

少しずつですが、生活に目を向け
ふんばって頑張っていかなければいけません。

震災の被害に遭われた方、被災地のこと、
悲しみを乗り越え避難所で困難な生活をされていらっしゃる方々のこと、
今なお不安にさらされている福島の土地のこと、
美しい豊かな土地でこれまで頑張ってこられた農家の方々のこと、
二次被害の危機にある近郊、大切な人たち、
今後の日本、そして世界の母なる海まで…考えれば考えるほど
涙があふれ胸が締めつけられます。

ここで私に何ができるのか、何をすべきか、できることなんてあるのか、
毎日のように自問自答を繰り返しますが、答えはまだこれくらいしか浮かびません。
家族を守ること、笑顔を絶やさないこと、健康でいること。。。

明日で娘も２歳
…複雑な思いですが、小さなパーティーをしようと思います。
幸いなことにステイ先で同じく東京から来たという
アメリカ人ファミリーの２歳半のツインズと友達になりました。
歳も近く、すぐに仲良しに。
子供たちの笑顔に癒される日々です。
この笑顔を私たち親が守らないと誰が守ってくれるのでしょう。

今後の日本の復興のためにもしっかりと力を蓄え、
生かされた私たちが元気で頑張ることも大切なことだと思います。

一日でも早い復興、そして平穏な日々が戻るよう今は祈ることしかできません。

合わせてのご連絡で申し訳ありませんが、
今後のお菓子教室予定ですが、このような状況で
いつ再開できるかまだ見当がつかないこともあり、
せっかくお通いくださっていた生徒さまたちに申し訳ない気持ちでいっぱいで
なんてお詫びしてよいか言葉が見つかりませんが、
どうぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

どうぞよろしくお願いいたします。

La naissance d'un bebe !!

やっとのご報告です

あんまり遅くてご心配をおかけしました皆さまごめんなさい。

予定日より１週間遅れて、
３月３１日無事petite filleを出産いたしました。

ずっと順調だったマタニティライフも
最後の最後でいろいろありましたが、
ここでご報告できることを幸せに思います

上の写真は新米papaから新米mamanへの

親子でつけられるミニミニサイズブレスレット。

産後、母乳やbebeの体重減で悩んでいたときに
papaが帰宅後そっと差し出してプレゼントしてくれました

「少しでもリラックスしながら子育てして欲しい」と、
欲しかったアロマディフューザーも一緒に。。。

まだまだフニャフニャのnouveau-neですが、
bebeと一日なにも考えずに過ごす日々は穏やかで幸せそのもの…。

健やかに成長してくれることを願い、
小さな可愛いブレスレット、しばらくはmamanが楽しんで
bebeが大きくなったらfirst jewelryとして贈りたいと思います

帰りました～！

たっだいまぁ～～～～

今朝、帰国いたしました。
はるか遠くアドリア海の真珠を目指し１２日間旅してまいりました。

今回はママのリクエストで、今最も熱い？クロアチアを中心に、
スロヴェニア・モンテネグロ・ボスニアヘルツェゴビナの
４カ国のツアーに二人で参加。
いわゆる旧ユーゴスラビアですね。
ちなみにだんな様はお留守番でございました

なにせ母仕様の完全いたれりつくせりツアーで、ゆっくり日程。。。
ツアー参加者２４名平均年齢６５歳。。。
その中たった一人ヤングな私
成田集合のときは本気でどうしようかと思いましたが、
違和感なくおばちゃまたちと和気あいあい楽しく過ごすことができました。

個人旅行とは違う不思議な団体ツアーのエピソードは山ほどありますが、
また少しづつ旅行記をUPしていきたいと思います