@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

Paris1週間@vendredi

2007-03-25 07:26:14 | 旅/France&近隣都市


最終日Vendredi(金曜日)の朝
フライトは13:30、ホテル出発は10:30のため朝も少し余裕
もちろん目指すは誰もが愛してやまないパティスリーの女王「Laduree」(ラデュレ)
市内に数店舗構えるラデュレ…どの店舗も本当に美しい外観と内装。
こちらはサンジェルマン・デ・プレのお店。

まずは美しいディスプレイにうっとり…



純白のウェディングケーキ。
そう、ラデュレって全てが上品で気高いのよね…。
一時帰国中に観たソフィア・コッポラ「マリー・アントワネット」で、
惜しげもなくそのお菓子たちが次から次へと登場し、
見事にソフィアの世界観を表現していた…まさに王侯貴族のお菓子。



パステルのボックスもおみやげ物代表のエッフェルも絵になるディスプレイ。



実はこちらお菓子だけではなく、お食事も美味しいのです!
中でも通な楽しみかたは「ラデュレで朝食を」
どの店舗もその2階にまるで貴族の邸宅さながらのサロンをそなえ、
気分はどこぞの有閑マダムに浸れる最高の空間。

んー、ですが今回その目的を果たせなかったワタクシ
このときもそんなに時間がなかったので、無念ながら断念…。
いいの、いいの。
そんなに一気にparisを満喫してしまったら次の楽しみがなくなってしまうもの。
…と、自分でなぐさめて目的の品を買うため、店内に入る。
マカロン15個入りのクリスタルボックス&ガトー1つ&ヴィエノワなどを買い、
サヨナララデュレ!

そろそろ東京にもオープンするというウワサ(ずっと流れている噂ですが)
ここでしか買えないという希少価値もいいのに…ね…。
でも出来たら、間違いなく並ぶのでしょうけど

ちなみに昨日、エルメと生意気にも比較させていただきましたが、
エルメはフォションのシェフパティシエを経て、ラデュレに招かれ、
低迷気味だったラデュレを見事に再建!!
そして独立されたのでありますから、現在のラデュレはエルメの貢献も大きいとのこと…
だから2つはコンセプトが違うためお味も当然違いますが、
どちらも決して外してはならないのです
(ひじょうに個人的見解でございますけど…)

さ、そんな優雅なお店を振り返りつつあとにし、
コンパクトかつ優雅にプティデジュネのためにやって来たのは、
デプレの顔であるカフェ「Les Deux Magots」(レ・ドゥー・マゴ)



通勤前の朝食をとるカップルや寛ぐ紳士、
そしてブルジョワなお子ちゃままで!
カフェにはいろんな顔があります…通りを眺めたり、人間観察するのも楽しい。



最後の朝もやっぱりこれでね。
カフェクレームとクロワッサン・パンオショコラ。

…と、そこへ大通りから手を振りながら小走りでやって来る紳士が!
あら!Joel氏!!
なんと先ほど「何時に出るの?ホテルへ見送りに行くから」と、
携帯に電話があったので時間を伝え、でも今はドゥーマゴにいるとを話したばかり。
それでこっちに来てくれたなんて、最後までなんてtres gentil!!(親切)

そして数日間のparisはどうだったか、満喫できたか、
またおいでね、そしてta famille(君の家族)に宜しくね!
一言ca va bien!でいいよ、いつでもメールちょうだいねと。

…まるでもうひとつの家族のように温かく接してくれる彼の優しさに
感動しながら、しばしお別れを惜しみながら一緒にカフェを。
ひとつ彼に私たちがいつかマダムと一緒に日本に来てね、と言うと
「日本は遠くてすごく高いんだよーーー」と。
あはは、彼はあくまでもParisをこよなく愛す生粋のパリジャンなのでした

そうしてデプレの交差点でついにさようなら…またここでお会いしましょう
tres tres a bientot!!!

さて、私は出発前にひと仕事。
そうそう、美しいお菓子たちの撮影会を



濃厚なモンブラン。
たっぷりのクレームドゥマロンの下はシャンティーとサクサクのメレンゲ。
こちらはお空の上で機内食後のおやつとなりました



クロワッサン&パン・オ・ピスタッシュショコラ&カヌレ
ヴィエノワズリーも上品で美味。
これらはPHLで非常食となりました。



こちらが同じくマカロンたち。
ひじょうに壊れやすいので空輸の際は手荷物で大切に

以上、夢のようなParis7日間も幕を閉じ…日記もついに完結
そして悪夢のような旅路へとつくのございました…。
→「リアル”ターミナル”経験」へと続く(あら!エンドレス!)

最後までお付き合いくださった皆さまありがとうざいました~
いつかParisへご旅行する際、何かひとつでもお役に立てていただければ幸いです

プチParis情報
【Laduree】
add:21,rue Bonaparte 75006 PARIS
Tel:01 44 07 64 87

【Les Deux Magots】
add:6,Pl.St-Germain des Pres 75006 PARIS
Tel:01 45 48 55 25

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Paris1週間@jeudi apres-midi

2007-03-24 16:37:28 | 旅/France&近隣都市
Jeudi(木曜日)続いて、apres-midi(午後)

ホテルへ戻り、実家へ紅茶やショコラなどを詰めた小包の準備をして
近所のLa Poste(郵便局)へ出しに。
ここで旅のひとわざ情報
滞在中に増えてしまった荷物やお土産、
また私のようにすぐに家族に会えないときなど
La PosteのColissimo(コリッシモ)というサービス小包はとってもお役立ち
こちらあらかじめLa Posteの窓口で指定の箱を買い求め、
中身を詰めて再度窓口に出すだけ!
ボックスに郵送料込みなので、通常の小包み料金よりもお安いのです。
サイズはL(6Kg)€30、XL(7kg)€34の2サイズあり、
窓口で「Un ColissimoInternational s'il vous plait」と言えば、
サイズを聞かれ、箱と伝票をくれ、料金を払えばいいだけ。
いずれも航空便なので、1週間~10日間で届くので便利です
La Posteは街のあちこちにあるし、窓口の方はみんな親切。
(ごくたまに感じ悪い女性もいますが、順番に呼ばれるのでこれは運…)

ひと仕事終え、次は自分のお買い物に急いでSt-Sulpice界隈へ出掛ける。
そう、実はまだ目的のパティスリーも行ってなかったしね(え?充分?)
到着してからいつも行く頃には閉店してたり長蛇の列だったりで
なかなか入れなかった「Pierre Herme」(ピエールエルメ)
この日はラッキー!外まで列がない!
小走りしてお店に入ると、すぐ後から続々とすごい人…。
やっぱりいつでも人気だわ~、だってやっぱり美味しいし、美しいもの

ガトー1つとマカロン6個買って…、
Villeroy&Bochでデミタス買って…、
「Poilane」(ポワラーヌ)でカンパーニュ買って…、
他にも急いでパパパーっと買い物を済ませ、急いで戻り…、

ではいただきます



Tarte Ispahan(タルト・イスパハン)
エルメと言えば「イスパハン」
(フランボワーズとライチとバラのクリームをバラのマカロンでサンド)
そのタルト版ですね
どの角度から見ても本当に綺麗。
ホテルのロビーでひとり撮影会に白熱しておりましたが、
どうもうまく撮れずその美しさがイマイチでごめんなさい、エルメさん
お味はいうまでなく美味。お口の中はバラの香り~。
しっかり焼かれた固めのパートシュクレ、
クレームダマンドには何か繊維質のものが潜んでたわ…なんだろう?
あまりに急いで半分を3口ほどで食べたものだから忘れちゃった
フランボとライチの下にはちゃんとコンフィチュールがひかれ、私好み
それにしてもライチの角切りって結構難しいよね…。



そしてこちら巨匠の絶品マカロン。
そしてのちに私の非常食となりました…。

・Rose(たぶん…)
・MUTINE(chocolat au lait & noix de coco)
・Huile d 'Olive & Vannile
・Caramel a la Fleur de Sel
・AZUR(chocolat & yuzu)
・MOSAIC(pistache & griottine)
どれもこれも超おいしーーーーい

そこで思ったのが、空港で立て続けにエルメとラデュレのマカロンを食べ、
結果的に食べ比べ状態になったのですが、
私の中でマカロンナンバー1はエルメとなりました
以前「美味しいなぁ~」となにも考えずにもしゃもしゃいただいておりましたが、
それぞれ食感、クリームなどに大きな違いが。

エルメ:マカロンはフワっと柔らかく口どけよい。ガルニはたっぷり。
クレームオブールが多く、意表をつく組合せ。
ラデュレ:コーテがしっかり、カシャっと壊れやや甘め。ガルニは王道。

とはいえ、Parisに行けばラデュレも食べずにはいられないので
どちらもオススメ…しいて言うなら、
優雅に紅茶をいだきながらラデュレを。
エルメはそのもの自体のお味が繊細なので、お水とどうぞ。

あー、それにしてもやっぱりマカロンって美味しい。
一時マカロン作りに凝っていた時期がありましたが、
エルメのような優しい食感の美味しいマカロンを目指して
日本帰ったら、また研究しなくては!!

さて、時はすでに21時前。
今晩だけは最後の晩餐なので、ご近所やデリ以外でdiner
グルメなパリジャンたちに大人気、コスパ最高というビストロ、
これまた6eme、ボンマルシェ近くの「L'Epi Dupin」(レピ・デュパン)へ。
人気店らしいので予約なしでは難しいのだそう。
私は2日前に電話したらOKでした。
席数は結構あるし、食事時間は19時と21時で2交代制なんですって。
19時希望の場合はもっと早めが良いかもしれません。

お食事はプリフィクスで前菜+メイン+デセールで€32。
そのチョイスも驚くほどの品数があり、カルトを見つめるも
ひとつに絞るのはなかなか難しい…

ここの店内、狭くはないんだろうけどあまりの人気なのか、
席数を増やすためかところ狭しとテーブルが並べられ、
お隣ともテーブルはくっついたまま…下手をすれば肘が当たっちゃいそう!

そんな私たち隣のテーブルに着席されたカップル、
向かい合わせになった女性のお顔を拝見し、飛び上がる!!

なんと中・高の親友のお姉さまだったのです。
彼女は数年前から外務省のお仕事でParis駐在。
昨年、上院にお勤めのフランス人の方とご結婚されたばかり。
そんなご夫妻で夕食にいらしたところにたまたま出会うなんて

ちなみに彼女も同じ中高卒業生なので先輩でもあるのです
昔はよく拝見していたのに何年ぶりかの再会に
嬉しくって嬉しくって涙目…(だって美人で頭も良くて仏語もペラペラ!まさに憧れの女性)

「Yちゃんのお姉さん!」
「まぁぁ~!あぁびっくり!amonさんじゃないの!」

そして当然ながらお互いの配偶者は初お目見えでしたから、
自己紹介して、4人でディナーを囲むことに。
ご主人からワインをご馳走になって、お姉さんのお仕事やパリ暮らしのお話を
聞いたりと、あまり食事のことは覚えていませんが一応写真だけ



前菜:ツブ貝のサラダ、ガレット仕立て(下のサクサクガレットが香ばしい!)
   フルーツのビネグレットで。



前菜:ラパン(ウサギ)の春巻き、ビーツ添え(さっぱりしてて美味しい!)
   たぶんジェノベーゼのビネグレット。



メイン:ドラード(タイ)のポワレ、オマールかラングスティンのソース



メイン:アニョーなんだけどたしかヒレ…あとは思い出せない



デセール:フレーズフレ(フレッシュ苺)とバルサミコのマリネ
      グラスヴァニーユ(バニラアイス)とパリパリ。



デセール:うーん、たしかフラマージュブランとなんかのミルフォイユ。
      ジャンジャンブルのソルベ(生姜シャーベット)

どれも確かに美味しかった~
その中でもお隣のご主人がチョイスされた
クール・ド・カナール(鴨の心臓)が一番美味しかったわ…(一口いただいた)
ね!これで€32だったらですよねっ。
ボリュームもあり、カジュアルな雰囲気で、お客さんとの会話で覚えたという
日本語メニューが話せる気さくなギャルソンもいてかなりオススメ

私たちも偶然の再会の中、楽しいParis最後の夜を過ごし、
6emeにお住まいというご夫妻に、車でホテルまで送ってもらい、
「またParisにいらした際はいつでも連絡してね!」と
美しい笑顔で微笑むお姉さんに見とれながら、お別れするのでした

明日はいよいよこの麗しきParisを去る日…。
あらら?話題ばっかり出るもののまだ登場していないパティスリーが
1軒残っていますねー、そう!そちらは最終日にとっておきました

ようやくParis日記も完結間近…
どうぞ最後までお付き合いくださいませ~

プチParis情報
【Pierre Herme】
add:72,rue Bonaparte 75006 PARIS
Tel:01 43 54 47 77

【Poilane】
add:8,rue du Cherche Midi 75006 PARIS
Tel:01 45 48 42 59

【L'Epi Dupin】
add:11,rue Dupin 75006 PARIS
Tel:01 42 22 64 56

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Paris1週間@jeudi matin

2007-03-24 13:19:21 | 旅/France&近隣都市


あっという間にJeudi(木曜日)!
ここでの1週間は本当に一瞬のよう。
山手線内側の広さしかないというParis市内だけれども、
20区全てを歩きまわるのは1年あっても足りないんじゃないでしょうか?

それだけお店もミュゼも多いし、
カフェなんて約6000軒もあるといわれるほど
たった1週間というのに、幸運にも舞い込んだParis行きに
はじめものすごく欲張って計画を立てていた私は途中からだんだん意気消沈。
だって、当然そんなハードスケジュールこなせるはずがないんですものね。
せっかくのステイ、うまくいかないからと言ってイライラするものよくない

明日はついに帰る日。
せめて今日こそは早起きして、まだまだ冷たい朝の空気に白い息を吐きながら
お気に入りのカルティエ(区)をのんびりお散歩することに。

プティデジュネは…、
ご近所の有名パン屋、一番好きな「Maison Kayser」(メゾンカイザー)で、
クロワッサン・オ・ブール&パン・オ・ショコラを買いホテルで。



大好きな散歩道は、ホテルがあるカルティエラタンからシテ島→マレを
ぐるっと周って、サンポール→サン・ルイ島から帰ってくるコース。
まずはブキニスト(古本市)が並ぶセーヌ川沿いを歩き、
美しいノートルダムを眺める。



Pont d'Alcole(アルコル橋)を渡り、ノートルダムの脇プロムナードへ。



ここは川沿いが小さな公園、奥(大聖堂の真裏)は菩提樹がたくさん並ぶ公園に
なっており、地元の方々の憩いの場に。
今朝はこんなかわいらしい幼稚園の子供達に出会いました。



大聖堂の後ろ姿。



再びPont d'Alcoleを渡り…、



それでも朝焼けの美しい景色に見とれてなかなか動けないのでした。



橋を渡ると、一気に人の波が押し寄せ、車道はものすごい大渋滞!
Parisの通勤時間帯の渋滞は有名ですが、いつ見てもすごい…。
大勢の人が交錯する横断歩道を渡るとHotel de Ville(パリ市庁舎)



市庁舎の前はいつも何かイベントが行われているようですが、
この日もなにやら白いテントがいっぱい!
その前にはこれぞParis!移動カルーセル、こちら特に豪華です

そのまま迷路のようなマレの中へすい込まれブラブラ。
ここはお洒落なカフェ、セレクトショップ、ビストロ、雑貨、アクセサリー
なんでもあってひとつひとつゆっくり見たいけど時間がいくらあっても足りない!
そうそう、これだけは忘れずに
やっぱり大好きな「Mariage Freres」(マリアージュ・フレール)本店へは行かないとね
そして賑やかなrue Vieille du Templeを通り…、
そういえば途中にある袋小路rue du Tresorのカフェのテラスが
気持ちよかったなぁーと思い出しながら歩く。(たぶんcafe Tresorという名…)

そしてrue des Rosiersを右に曲がると、
一変して雰囲気が変わり、ここはユダヤ人街になる。
もちろん目的はParisで一番美味しいファラフェルを



この通りには何軒かファラフェル屋さんが並んでいるのですが、
以前はいつもその一番美味しいという確か「Chez Marianne」というお店で
食べていました…が、またまたついていない!お休み!
…ってここお休みなんてあったっけ?

ですが、その先にあるもう1軒のファラフェル屋さん。
実は本当はここが一番なのでは?と風のウワサを聞くも試したことがなかったので、
今日はいい機会、初めてマリアンヌ以外のファラフェルを食す

揚げたてのファラフェルがたっぷり!
あら?ここのはほのかにグリーン色…。
ファラフェルとは、中東で食されるヒヨコ豆をすり潰し揚げたコロッケのようなもの。
地方によってはヒヨコ豆とソラ豆を使うところもあるようですが、
どうやらここはミックスタイプなのね。

もちもちのピタパンにフムス(ヒヨコ豆ペースト)をぬり、
揚げたナスや千切りのレタス・紫キャベツ・キュウリ・トマトとお野菜たっぷり、
最後にセサミソースをかけてもらって…うーーん、美味じゃぁー
どっちが一番って…どっちも似たようなものですが、
久しぶりに食べたせいか、この日のファラフェルは絶品でした

さらに北上、たくさんのショップが並ぶrue des Francs Bourgeoisを歩き、
Parisで最も気品高い広場といわれるPl.des Vosges(ヴォージュ広場)へ。



この広場のまわりには王の館・王妃の館を含む36のパヴィヨンに囲まれ、
アーケードとなっている1階には画廊・骨董商・カフェ・ビストロ、
そしてmercredi日記にちょこっと出た3つ星レストラン「L'Ambroisie」
(ランブロワジー)があるのです…奥まった一角、重厚な趣でたたずむその扉を見て、
「あー、やっぱりランブロワジーにも来たかった!」と思うのでした

このほかにもマレには16~18世紀の建物が歴史的建造物として
保存された建物がたくさん!
店内は普通のお店だったりするのに、そこは中世貴族の館だったかもしれない…
この街を散策しているとそんな気分に浸れる辺りも好きだったりするのです

そんななんでもないように広場近くにたたずむこちらの建物は1850年のもの。



美しい内外装ももちろん、こちらはPairsイチ美味しいクロワッサンのお店と
いわれる「Au Levain du Marais」(オ・ルヴァン・デュ・マレ)
店名は「マレの天然酵母」っていう意味、面白い名前だけど
確か店主のブーランジェはまだ若い方だったような…。
以前、ここのバゲットを食べたときは衝撃でした。
クロワッサンも美味しいけど、バゲットも
晴れた暖かい日にはここでパンを買って、ヴォージュ広場でまったりなんて最高

私たちはそのままアンティークショップが立ち並ぶrue St-Paulをそぞろ歩き、
Pont Marie(マリー橋)を渡って、サン・ルイ島へ。
気がつけば2時間ほど歩いてたかも?…ちょっと喉も渇いたので休憩を



橋を渡ってすぐにあるPom' Cannelle(ポン・カネル)
ここはタルトやこの島で有名な「Berthillon」(ベルティヨン)のアイスが
カフェでいただけることで有名。
ちょうどお昼時、飲み物だけのつもりだったのでマダムに伺ったら、
「全然かまわないわーどうぞどうぞ」と、とても優しい



…と言いながら結局おやつを食べてしまう!
ガトーフロマージュにはたっぷりフランボワーズのソース。
クレープにはこれまたほろ苦い濃厚ショコラソースがたっぷり。
実はこの後、さらにシャンティーをつけてもらったワタクシでした

どちらも見た目は素朴だけど美味しい~
周りには意外と観光客が少なく、近隣に勤める人々のよう。
常連さんのような雰囲気でランチを食べていらっしゃいましたが、
そのランチもすごいボリューム&美味しそう~。

そして最初、おやつを我慢しようと思っていたのはこちらのため



やっぱりここのアイスは避けて通れない!!
「Berthillon」に寄って、ノワゼットオランジュと
フランボワーズソルベのダブルを買って、
アイス片手にrue St-Louis en l'lleのお土産屋さんをのぞきながら歩く。



そして、たくさんあるParisの橋の中でも一番好きなPont St- Louis(サンルイ橋)
で、まったり川や道行く人を眺める。
橋の向こうは滞在しているカルティエラタン。
パンテオンが薄墨のように浮かび、情緒あふれるこの景色が大好き

Jeudi apres-midi編へつづく…。

Jeudi日記、思った以上にすごい長文になってしまったので、
matin(午前)、apres-midi(午後)と分けてUPさせていただきます

プチParis情報
【Maison Kayser】
add:8,rue Monge 75005 PARIS
Tel:01 44 07 01 42

【Mariage Freres】
add:30,rue Bourg-Tibourg 75004 PARIS
Tel:01 42 72 65 80

【Chez Marianne】
add:2,rue des Hospitalieres St-Gervais 75004 PARIS
こちらはユダヤ料理レストランになっていて、
rue des Rosiersにファラフェルスタンドがある…はず。
今回は店名は忘れましたが、その並びにあるお店で。そっちもcheck

【L'Ambroisie】
add:9,Pl.des Vosges 75004 PARIS
Tel:01 42 78 51 45

【Au Levain du Marais】
add:32,rue de Turenne 75003 PARIS

【Pom' Cannelle】
add:27,rue des Deux Ponts 75004 PARIS

【Berthillon】
add:31,rue St-Louis en l'lle 75004 PARIS
Tel:01 43 54 31 61
ちなみにサン・ルイ島ではあちこちで販売されているので、
ここが行列だったらほかのお店もcheck!

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Paris1週間@mercredi

2007-03-23 10:08:15 | 旅/France&近隣都市


この美しい天井から午後のまばゆい光が差し込む極上サロン。
メートルの話によるとあのエッフェル塔を設計した
ギュスターヴ・エッフェルのものであるそう…。

Mercredi(水曜日)のランチ、楽しみにしていたここは「Les Elysees」(レ・ゼリゼ)
Hotel Plaza AtheneeにAlain Ducasse(現在3つ星)が入る前の
幻の2つ星レストラン「Le Regence」で偉才を放ったというシェフEric Briffard。

そのEric Briffard氏が現在指揮するのがここHotel Vernet内にある
小さく瀟洒な温室のようなレストラン「Les Elysees」
不運なことに数年前ミシュランでは1つ星に降格。
…ですが、今年2007年ミシュランで見事2つ星に返り咲いた



実は今回その運命の分かれ道とも思える新進気鋭Alain Ducasse
Eric Briffard、どちらを選ぼうかかなり迷ったのですが、
ミシュラン関係なく、かなり評判高いEric Briffardに軍配が
だってほら、Alainはまだ若いし、銀座ロオジエのシェフみたいに
Ericが早々にリタイアしちゃったら困るもんね
そういう意味では「L'Ambroisie」(3つ星)Bernard Pacaud氏お歳だわ!
あぁ、次にParisに行ける時までどうか皆さんお元気で現役でいてください

さて、そんなわけでこのため(だけ!)に持参していた
お洋服・靴・バッグでお洒落して、
シャンゼリゼ通り、GeorgeⅤ駅ヴィトンの真裏rue Vernetを闊歩し、
(ほんとそれ以外はご縁のない場所だわ~…)
この美しいレストランのエントランスをくぐることとなったのでした。



レセプションで名前を伝え席に通されると、時刻は12:30なのに
お客は私たち以外にもう1組だけ…ちょっと不安にあおられるも、
席について間もなくやってきたのはこちらエビとイカのスパイシーなフリット。
デジュネだというのに、ちゃんとシャンパーニュアミューズの登場です
これがまたすっごく美味しい
アペリティフのシャンパン片手、このフリットをつまみながら、
カルト(メニュー)をしばし眺める。

星つきレストランではdejeuner自体営業していない曜日も多くあり、
ましてやmune dejeunerを設けていないところもある。
かくしてこちらはというと…
うーんなんて良心的なmuneが用意されているのでしょう!
もちろん例にもれず、私たちもコースでお願いすることに。
コースと言ってもカルトに記載されているのは前菜・メイン・デセールのみ。
なので、何が出てくるかわからないアミューズ類は楽しみのひとつでもあります。

すぐにサーヴされたのは、すっごく細くてなが~いカリカリグリッシーニ。
「壊れやすいのでお気をつけ下さい」とわざわざ注意してくれるだけあって、
その焼き加減は抜群…はぁ~こんなグリッシーニは初めて食べた

そしてアミューズ・グール。



実は帰り際カルトを頂き損ねた上、もらうつもりでメモもしていなかった私。
舌の記憶でのお料理説明ですが、ご了承くださいませ

たぶんポティロン(かぼちゃ)のスープ、プティポワ(えんどう豆)のムース、
ソモンフュメ(スモークサーモン)のフィユタージュ(パイ生地)巻き添え。
プティポワはエスプーマの泡のよう(イヤ、たぶん泡)で、
全体が軽くてあっという間に食べてしまう…もっと食べたい。

まだ星2つなんて有り得ない!と不思議に思った頃、
周りの席には続々とお客さんがやって参りました。



アミューズに感嘆を漏らしていると、こんな可愛いプチパンがたくさん乗せられた
ワゴンが私の隣につけられ、「マダム、どのパンがよろしいですか?」と
種類は4つ…オリーブのプチパン、プチバゲット、
プチカンパーニュ、シリアル入りのプチパン。
まだ、シャンパンも残っていたのでオリーブのものをもらい次のプラ(皿)を待つ…。



そう!忘れてはいけない!
パンの後にすぐサービスされたのがこちら2種のブール(バター)
これが噂の偉大なるブルターニュのバター職人ボーディエ氏のもの!
一つはアルグ(海草)入り、もう一つはドゥミセル(有塩)。
アルグは驚くほどの磯の香りと強い塩味。
ドゥミセルはまろやかな塩味と素晴らしい口どけ。
どちらもパンにつけていただけば相性は言うまでも無く…ワインが進む
ワインはお昼だし…さっぱりシャブリをもらう

そしてようやく一つめのプラ登場



アントレであるこちらは…
サンジャック(帆立)のポワレ、アスペルジュ(アスパラガス)のスープ、
真ん中のクリームはフローマジュブラン系の味、その下に
なんかのピュレが忍ばせてありましたが、思い出せない
想像はつくもののウソはいけないのでスルー…。
そして上にパリパリのパルミジャーノお煎餅がのっています。
こちらは本日一番の感動の一品
帆立の火の入り方といい、スープのお味といい絶妙な技!!
ザ・職人芸と言わしめるようなプラ…今思い出しても酔いしれる…。

そういえば感覚として、先のアミューズといい、この前菜といい、
昨年訪れて大感激したバスクの3つ星「Martin Berasategui」と似ている。
そういえばマルティンさんはフランスに長く修行に出てらしたような…、
ブリファーさんはかのロブションの門下生だそうだし、何か関連があるのかしら?

さて、すでに前菜でお腹いっぱい気味ですが、2つめのプラ登場。



ヴォー(仔牛)ブランケット(クリーム煮)とレギュームセゾン(季節のお野菜)
そのジュ(たぶん焼いた後の肉汁を煮詰めてバターモンテしたもの)と、
やっぱり流行りの泡あわ…こちらはエスプーマ使用ではないらしい。

早速いただく…ん?ちとお腹一杯のせいもあるけど先のような感動がナイわ…
でも、ソースは絶品、お肉もほろほろと柔らかく煮込まれ、
珍しい仏産お野菜も豊富に入っていて、美味しいんだけど何かが…???
あ!そもそも私あんまりブランケットが好きじゃなかった…!(おい~)
あれだけ帆立のキュイッソン(焼加減)が素晴らしいんだから、
ここはぜひロティやポワレしたものが食べたかった…。

こういう辺りチョイスのないコースは少し寂しい。。。
やっぱりデジュネよりディネ(ディナー)の方が良かったなぁ…。
今回は夫の都合上、時間の掛かるディネは諦めたけど、
せっかくのシェフの技を堪能するんだから絶対に夜がオススメ!!
もしくはアラカルトでね…(そしてこのときちょっぴり後悔した私でした)
さて、それでも全部お腹に押し込めて(えへへ)
待つは…アヴァンデセール(デセールの前のおやつ)。



フレッシュ羊チーズのソルベ&オリーヴオイル&黒コショウ
柑橘系の香りもあり、不思議なコンビネーションだけどこれが食後にぴったり!
軽くてさっぱり、口の中がすっきりと…なぜかすでにメインデセールが待ち遠しい



で、こちら。
やって参りましたのは、お見事!ノワゼット尽くし~~~
ナッツのお菓子の中ではノワゼットが一番好きな私、思わず
「わぁ~ノワゼット尽くし!大好きなんです…」とため息。
すると、プラを運んでくれたセルヴール(ウエイター)も、
「僕も大好き!」と…やっぱりね、仏人で嫌いな人なんていないんじゃないかな?

さて、そのプラの中身は…
フォンダンショコラならぬフォンダンノワゼット。
香ばしい筒状のガトーにフォークを入れると、とろーりと
温かいプラリネノワゼットショコラのクリーム。
そしてジャンジャンブル(生姜)のソルベ&やっぱりノワゼットのパリパリ。
飴も美味しかったし言うことないけど、重いねぇーナッツ尽くしは!

この時点でかなりツライ
あらら…せっかく食事を楽しみに来ているはずなのに、
二人して「う、動けない…ツライ…」の蒼白顔。
一方、周りのご年配グループのおじさま方はというと、
そのワインの飲みっぷり、食べっぷり、デセールももちろんペロリ、
そして和やかな談笑と満面の笑みを見て、さすが
やっぱりDNAが違うのよね~…



そんな食後にはカフェと…容赦なくアプレのプティフール。
左からミントのマカロン・ギモーヴ・プティシュー・ピスタッシュのフィナンシェ。
可愛らしくちょこんと並んでいるのに、ひとつしかもう食べられない!
…そんなときは堂々とお土産に包んでもらいましょう~

ふぅ…かくして戦闘は終わり(あ!いつの間にか闘いになってましたね)
フラフラとホテルへ戻り、食休み
相変わらずグランメゾンに行った後は数時間動けない私たちですが、
どうしたらあんな強靭な胃袋が出来上がるのか不思議でたまらない。
(えっ?これでも充分強靭なほう??)
せっかくのparisだし、どうせなら星つきグランメゾンを毎日ハシゴできたら!
と一瞬妄想しましたが、もちろんすぐにかき消しました。(ユーロも馬鹿高いしね)
だって、その日はほかに何もできなくなっちゃいますから

数時間休んだ後、Mabillonに出かけ、お買い物&眼鏡を取りに。
眼鏡についてはすごいストレスフルなトラブルがありましたが、
なんとか無事レンズの視力も合い、フレームも気に入ったものが。
ただまだトラブルは続いておりますが…(もう~)
ひとつ異国での買い物はやっぱりご注意!ということだけご忠告…ふぅ

そしてあんなにお腹一杯と言いながら、やっぱり夕飯?夜食?はいるとのことで、
ボンマルシェの食料品館「La Grande Epicerie de Paris」へ。
ここのエピスリーはすごい品揃え!
前回滞在したときは母がとても気に入り、しょっちゅう通っていました。
フランス国内の逸品もさることながら海外のものも揃えてあるし、
パンやパティスリーも
それもそう、シェフ・パティシエは「ダロワイヨ」出身なのです

さて、そんなエピスリーであれこれ物色して食べたいものを少しづつ。
こういうとき全てが量り売りのシステムは有難い



今晩のお夜食メニュー
・パルマ産プロシュート
・BIOプロシュート・コット(ボイル)
・シャンピニョンのソテー
・中華春雨と4つの野菜炒め
・シェーヴル ブシェット・サンドレ(小さな薪型の灰かぶり山羊チーズ)
・プチパン
・モンペリエの赤

ワインですが、デイリーなお手ごろ赤ワインを探していたら、
売り場のソムリエがカタコトの日本語で話しかけてくれびっくり!
なんと彼女が日本人なんだそうで…。
カゴの中のおかずをチェックしてくれ、素早く「最高に合うよ!」とチョイス。
しかも希望通り€10以下
「また迷ったらいつでもどうぞ!」とウィンク

いいなぁー、こういうサンパなところはやっぱりParisだわ!
ますますこちらのデパートをごひいきに見てしまうのでありました

プチParis情報
【Les Elysees】
add:Hotel Vernet,25 Rue Vernet 75008 PARIS
Tel:01 44 31 98 98

【La Grande Epicerie de Paris】
add:38,rue de Sevres 75007 PARIS
Tel:01 44 39 81 00

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Paris1週間@mardi

2007-03-22 22:54:55 | 旅/France&近隣都市
Mardi(火曜日)
連日、朝寝坊の私たち…というのも夜遅くまで仕事している夫を気遣って、
なんていい訳してみますが…今日もやっぱり行動開始は10時過ぎ

ランチ&散策目当てに向かったのは7eme。
実は官公庁などのオフィス街であるこの付近、なかなか優秀なビストロが
数多く集結しているのです
有名なパティスリーやブランジェリーもあり、
そして近くにはエッフェル塔とその公園、アンヴァリッドにもはさまれ、
食後の散策にももってこいという絶好ロケーション。
うーん、こんなオフィス街だったら毎日楽しいだろうな~

ランチタイムまで少し時間があるので、先にお散歩でも
メトロEcole Militarie(エコールミリタリー)駅で降り、
Av.de La Motte Picquet(うっ長い…読みは簡単!モットピケ通り)を歩けば、
右手に見えたのは「Jean-Paul Hevin」(ジャン=ポール・エヴァン)



アミアミエッフェル
この先にはセコンド店「Hévin2」(エヴァン・テール)もあります。

それより手前、左手rue Clerはお店もカフェも多く、
賑やかで歩くだけでも楽しい通りに入る…



黄色のワーゲンが映える映える
この車が停まっているお店は「A LA MERE DE FAMILLE」という
フランスの地方菓子、コンフィズリー、ジャムなど取り扱ったお店。



可愛い木箱
お店のショーウィンドウを見てるだけでも飽きない!

このとおりを抜け、もう少し北へ歩くと、
とにかく有名なパン屋さん「Poujauran(プージョラン)」が。



実は最近、代替わりして現在は「Secco(セッコ)」という店名。
…ですが、店構えもシンボルマークのような可愛い車もそのまま。
パン自体もプージョラン時代と製法は変わっていないそうです。

さて、私たちの目的はAir Franceオフィス近くにあるビストロ。
以前滞在していたときに、この近辺を歩いていたパリジェンヌOLの
「ここ美味しいよね~!」「すごくいいよね!」という会話が耳に入り、
滞在中何度も通ったお気に入りのお店。
…ですが、当時本当にボケていてショップカードももらわず、
店名も電話番号もわからない

唯一救いなのは場所がかろうじてわかるくらい…。
そして、やっと到着したのに!!!

…火曜定休日とな!!
はぁぁ~私としたことが…ついにグルマンの女神様に見放されたのだわ。
今思えば、この辺りからなんかついてないと感じておりました。
そんなわけで皆さま、このビストロに期待を抱かせてしまいましたが、
仕方なくその隣にあるいわゆるクラシカルなビストロ「La Gourmandine」に入店



ランチタイムは大体どこも「mune dejeuner(ムニュ デジュネ)」という定食があり、
前菜・メイン・デセール(カフェは大抵別料金)で
構成されていること多いのですが、ここもそうでしたが、
「前菜+メイン」か「メイン+デセール」というチョイスになっているところもしばしば。
街のビストロ「mune dejeuner」のお値段はいろいろありますが、
私がよく見かけたのは大体€15~€22あたり。
できれば€15くらいで「前菜・メイン・デセール」を出してくれるような
お店があれば、そこは秀逸ビストロ(もちろん美味しくてね)と
格付けしてもいいんでは?と
以前はそう思いましたが、なにせ昨今のユーロ高を思うとどこもたかーい

どなたかParisでお値打ち「mune dejeuner」を発見した際は
ぜひご一報くださいね~

あぁ、前菜を目の前に定食談義が長くなってしまいました。
そんなわけで私たちはムニュの「前菜+メイン」(確か€17)で、
どちらも数あるメニューからチョイスすることが出来ます。

こちらは「サーモンとカニのテリーヌ」
もう一つは「鶏レバーのバルサミコ炒め」(←これは美味しかった!)



メイン:どどーんとサーロインステーキ&グラタン・ドフィノワ
これまた王道フレンチですが、やっぱり言うまでも無く美味しい
しかし、食べきれないほどの量です。



もう一つメイン:牛のエスカロップ&ヌイユ シャンピニョンクリームソース
ひゃぁぁ~これまた王道ね!
やっぱりこれがいわゆるクラシカルなビストロごはんだわ~。
もちろんお味は悪くないですよん、ただ重いだけ…



最後はカフェ&ショコラで寛いで…。
ちなみに本命だったお隣ビストロは内装もお料理もモダン。
ポーションも小さく女性向きだったような…。
リベンジはいつになることやら…でもまた次の楽しみにとっておきましょ
近々ご予定のある方はこの王道ビストロの詳細を下記に載せますが、
どうぞお隣のモダンビストロもチェックしてみてくださいね



食後は、アンヴァリッドを横切り、



メトロに乗って、
やって来たのは2eme、Etienne Marcel(エチエンヌマルセル)
まずは夫の散髪屋さん探し
実は今回の私の重大任命でもありました。
…だってそれほどGreensboroひどいんだもん!
あ、もう一つ書くの忘れてましたが、
私の眼鏡も作ってもらっておりました(初日にODEONで)
この2つはほんとNCじゃセンスが…ねぇ…あやや失礼

ヘアサロンは以前、語学学校の若い女の子(先生)が勧めてくれた
「TONI&GUY」(世界チェーンですが)にたしか日本人スタッフや、
英語が話せるスタッフが多くいたような記憶だったので、すぐさまGO
受付の女の子に「日本語か英語話せるスタッフ」をお願いすると、
英語が堪能なコリアンのナイスガイなおにーさんが夫の担当に。
1時間後に戻ると安心して、私はそのままお菓子好きなら
決して外してはならないあの通りへと向かうのでした

St-Eustache(サントゥスタッシュ教会)からのびる2本の通り。
rue Montmartreとrue Montorgueil。
この辺りには製菓道具屋さんや製菓材料屋さんなどがあり、
パティシエの卵ならたまらない場所。
そのお店のひとつ「MORA」で焼き型を眺めていると、
急激に混んだと思ったら日本人の若い女性でいっぱい!
聞けば東京の製菓専門学校の生徒さんたちで修学旅行(?)なのだそう。
7日間くらいでウィーンなど欧州のお菓子に縁のある地を訪ねているらしい。

買い物を済ませ、次なる目的は1730年創業の老舗パティスリー「Stohrer」(ストレー)



遥か277年前、ポーランド王女に付き添ってやって来た菓子職人ストレーが
開いたパティスリー、建物自体も歴史的建造物に指定され店内の装飾も見事、
これぞフランス菓子の真髄を感じさせる大好きなお店。



あれこれ迷って好きなものばかり4個買ったら、
ヘアサロンに夫を迎えに行き…St-Eustacheの広場でおやつタイム



じゃん左上から…
・サバラン
・シャルロット・フリュイ・ルージュ
・ピュイ・ダムール
・エクレール・オ・カフェ

それでは「いただきまぁ~す



まずはやっぱり一番好きなエクレールからね!
青空の下でかぶりつく…さいっこう~
んー、やっぱりここのがkingかな…シューは細く厚くカリッと焼き上がり、
クレームパティシエール・オ・カフェはしっかり珈琲の味がして濃厚、
フォンダンもしっかり甘くて厚さもちょうどいい
あ~、いつでもどこでもこんな美味しいエクレールが食べられるといいのに!

言うまでも無く残りのお菓子も瞬時に完食!
(だって結構どれも小さいのよ…)

その後ホテルへ戻り、夫は仕事。
私はJoelさんと一緒にリュクサンブール公園の前Rostand広場にある
カフェ「cafe Rostand」でお話を
…そう、彼は私が夕方1人でいることを気に掛けてくださり時間があれば、
一緒にカフェしたり、お散歩しようと、何度もお電話くれるのでした。

そんなこともあり意外と1人で過ごすこともなく気がついたら時間がナイ
カフェ後もSt-Sulpice(サン・シュルピス教会)辺りまで
お散歩し、別れたのは20時頃。
ボンマルシェデパートでお総菜を買うつもりが間に合わず、
今晩は近所のヴェトナムレストラン「KIM Liyn」で軽く。

そう、だって明日のランチはいよいよこの旅のハイライト
3つ星…に行く予定が2つ星にしちゃいましけど、
揺ぎ無いブリファーシェフの料理に乞うご期待!!(さてどこでしょう)

プチParis情報
【Jean-Paul Hevin】
add:23 bis,Av.de La Motte Picquet 75007 PARIS
Tel:01 45 51 77 48
他Paris市内に2店舗あり

【Hévin2】
add:16, avenue de la Motte Picquet 75007 PARIS
Tel:01 45 51 99 49

【A LA MERE DE FAMILLE】
add:47,rue Cler 75007 PARIS
Tel:01 45 55 29 74
他Paris市内に4店舗あり

【Secco】
add:20,rue Jean Nicot 75007 PARIS
Tel:01 43 17 35 20

【La Gourmandine】
add:29,rue Surcouf 75007 PARIS
Tel:01 45 51 61 49

【TONI&GUY】
add:18,rue Tiquetonne 75002 PARIS
Tel:01 40 41 11 00

【MORA】
add:13,rue Montmartre 75001 PARIS
Tel:01 45 08 19 24

【Stohrer】
add:51,rue Montorgueil 75002 PARIS
Tel:01 42 33 38 20


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