@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

ベイエリアでイタリアを。

2007-05-31 18:10:08 | そとごはん
おうちの片隅に置き去りだったJALマイルの交換クーポン券が、
5月末で期限が切れてしまうことに気付き、
なんとか使わねばと検索してみたところ、
ちょうどお台場にある日航ホテルで「プリマヴェーラ・イタリアーナ」開催中、
イタリアンビュッフェがやっていたので、
レインボーブリッジが見える窓側の席を予約してママとお出掛け
(ありがとう~だんなさま…ハイ、夫のマイルなんだけどね



こちらは3Fの「オーシャンダイニング
お料理も種類豊富であっさりした味でどれも美味しゅうございました。
なんといっても景色が最高…
こんなことがない限り(JALクーポンってほんと使うところがないのです)
お台場界隈には出掛けないので、たまには母娘とベイエリアもいいものですね。
母なんて「ゆりかもめ」に感激してたけど絶対初めてじゃない気がする…
うーん、それくらいここ数年でこの辺りは激変しましたけどね。
昔は私の母校からレインボーブリッジだけがポツンと見えただけなのに。

そんな激変エリアのひとつ汐留ですが、
お台場に行く前に時間があったのでちょっと気になっていた、
大門と新橋の間にある新開発エリア汐留シオサイト5区イタリア街を見学に。
ちょうど山手線から見える線路沿いのエリアですが、
ここずーーーっとなんか掘ってましたよね、まさかイタリアになるなんて!

まるでフィレンツェ?と思わせるような広場をぐるりとイタリア建築を模した
ビルが並び、道路は石畳、街路灯や植込みまでイアリアを意識した街づくり。
まだまだ開発中で平日の朝なんて閑散としていましたが、
私の気になっていたカフェがここにあるとのことで、
まだ工事中の高架をくぐって行って参りました



ここ「アーキテクトカフェ」はカフェとインテリアショールームが
融合したとってもお洒落な空間。
協賛企業23社のコラボレーションにより、
住まいを考えるきっかけを提供するというコンセプトのもと、
家具や雑貨などの全ての展示物は実際にふれることもでき、
試した上で購入も可能だということ。
店内にはミーレやグローエが展示、インテリア雑誌もご自由にと、
まるごとインテリアにふれ、寛げる新しい感覚のカフェ。
「ここはフィレンツェ」と錯覚に陥りながらテラスでカフェもまたよろしいのでは?

ランチ後はやっぱり汐留「ナショナルセンター東京」へ。
なんだかショールームづいていますが、
おうちのキッチンをプチリフォームしようかな~と思い悩む今日この頃なのです

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ミキモトラウンジと"実録「逢いたい!」"

2007-05-30 16:42:28 | お菓子&パン
またまた先週の出来事ですが、
ノースキャロライナの滞在時ご一緒だったAさんと銀座で再会。
約2ヶ月ぶりの再会に積もる話も…、そんなときぴったりな空間なのは、
新しくなったMIKIMOTO Ginza 2内にある「ミキモトラウンジ」
ずーっと行きたかったカフェのひとつだったのでとっても嬉しい

こちらのスイーツはパークハイアットの元シェフパティシエ、
現在「オークウッド」オーナーパティシエである横田氏がプロデュースとのこと。
ちょっと話題のスイーツ、ようやくお味見に行けました!



ショコラとキャラメル



苺のミルフィーユ

こちらでは食器もすべてミキモトのもの。
白を基調とした雰囲気もとても優雅で時間がゆったりと流れます。

再会の経緯にはいろいろあり長くなるのですが…、
この数日前から私たちがNCでステイしていたホテルのスタッフDavidが
兄妹3人で日本を訪れており、到着した翌日は銀座でランチ&浅草案内、
ステイ最後のこの日はザ・ニッポンの居酒屋へご案内するなどしておりました。

実はDavidの亡きお母さまは日本人。
戦後すぐアメリカ人である夫とともに船でアメリカ大陸に渡り、
その後David含め11人の子供をもうけるも、
一度も祖国へ帰ることはなかったのだそう。
亡くなるその日まで「いつか日本に…」と夢を見ていた、
その遺志を叶えるため、また日本の家族へどうにか母のことを伝えたいと思い、
長く連絡の途絶えていた17歳年下の妹さんをあらゆる手段で探すも、
言葉の壁やタイミングなどでうまくコンタクトがとれないで
数年経っていたのだそうです。
(彼らは一切日本語は話せず、日本人ともほとんど接点がないのだそう)

そこへ偶然にも約20名ほど私たち日本人一同が数ヶ月も
彼が働くホテルに長期滞在…毎日顔を合わし、挨拶を交わしているうちに
ふとそんな話が飛び出し「手紙を訳してくれないか?」ということに。
そこで一緒にステイしていた奥様Mさん中心に「叔母様探し」が始まる…。
帰国後はMさんが東京近郊に住む叔母様と連絡を取ってくださり、
今回の日本での奇跡的な出会いへとつながる結果となったのでした

先々週の土曜日、双方が初ご対面の場に同席した私、
思わず涙を誘われるほどの温かい気持ちになりました。
叔母様はわずか2歳のときに19歳だった姉がアメリカへ渡り別れたまま、
面影すら覚えていない、その後両親も亡くなり連絡が途絶え、
忘却の彼方になりそうなこの時、
まさか遠い国から青い目をした甥・姪が自分を訪ねてやって来るなんて!
その戸惑いや喜びやさまざまな動揺の中、彼らを受け入れらていた姿や、
また彼らは初めて会う叔母様に母の面影を重ね、
確かな血縁を感じ感動していました。

長い長い時間と距離を超え、
家族の親交を深め合う姿は本当に心打たれるものが
最後の夜は私とAさんとDavidたちだけで食事に行ったのですが、
彼らから「本当にお世話になったから」と心のこもったプレゼントと
食事までご馳走してもらうことに…お連れした私たちはもう大慌て
そこへ彼らは「君たちは僕らのスリーエンジェルだから」と。
なんて素敵な言葉をくれるのかしら…とまた胸が熱く

今後も続けて日本の家族、友人と親交を深めていきたいと語ってくれた彼ら。
言葉の壁、文化の壁なんて何にも関係ないハートフルな気持ちにさせてくれた
優しいDavidたちにまた逢える日を今から楽しみにしたいと思います

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薔薇のかほり

2007-05-29 15:47:12 | おでかけ


最近ほんとにUPをおサボりしております(ごめんなさい
いきなり目の前に広がる壮大な薔薇の園…ここは「京成バラ園
これももう先週のことになりますが、
近くに住む姉たちとともに美しいバラに癒されてまいりました。

私の住むところからは車で40分ほどのところなのですが、
実はこちらに訪れるのは初めて!
ここは広大な敷地に約900種7000株の原種から最新品種のバラまで植えられており、
年間を通して四季折々の草花や樹木が楽しめます。
その規模は日本一だそうで意外に遠方から訪れる方も多いとのこと、
この日は晴天に恵まれ、開花もピーク…平日というのに園内はたくさんの人でした。

…さてさて前置きはこのくらいにして、
今にも匂い立つような薔薇をどうぞお楽しみくださいませ~



すっかりバラの名前を忘れておりますが、
赤いバラを見るとやっぱりうっとりしますね~。



ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ
これだけしっかり覚えておりました。
紅がさした美しい頬のようで、本当に綺麗



黄色のバラは少し早めに咲くそうです。
ぼんぼりのように満開になった姿は愛らしいですね



こちらは紫のバラ。
「紫のバラ」といえば…アレしか思い浮かびません



うーん、見事なアーチ
子供の頃、こんなアーチのある庭に憧れましたが、
バラってお手入れも大変だし、虫もすごくって私には絶対無理だわ



野生種に近いシンプルなバラも可愛いですねー。



こちらはアンティークタッチローズ。
どことなくおフランスな香りがいたします。



園内入ってすぐにフランス様式庭園が広がり、中央奥にはガゼボも。
そしてこの奥はさらに広がっていてイギリス式庭園があります。
アンティークの日傘をさして庭園をそぞろ歩けば、
まるでマリーアントワネットのような気分に浸れそうな空間です。

そんな中、私たちはベンチに座って名物のローズソフトクリームをいただき、
優雅な気分?で色とりどりの薔薇を眺める…最高でした

まだまだ見ごろピークは続いている様子、
ぜひ今週末あたりお出掛けしてみてはいかがでしょう

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なつかしフィデウア

2007-05-18 02:10:50 | うちごはん
今、大阪の従姉妹2人がそれぞれおチビちゃんを連れて泊まりに来ています。
ちょっと見ないうちに赤ちゃんだったのにもうすっかり大きくなって、
姉の赤ちゃんも混じって家の中はまるで保育園のように賑やか…

もともと従姉妹は私と一緒で食べ歩きも好き、料理やお菓作りも大好きで
会うといつも美味しい話ばかり!!(やっぱりこれってDNAなの??)
今晩はリクエストもあって、久々にスペイン料理フィデウアを



奥:きのこマリネのサラダ
手前:プロヴァンス風チキン煮込み



魚介だっぷりのフィデウア(細くて短いパスタを使ったパエリア)

あーなつかしい味!!
買い込んだフィデオ(細く短いフィデウア専用のパスタ)も残り1袋。
日本では手に入らないので、なくなったら極細パスタを折って使うしかないのだわ。
そう思うと貴重な一口と思い、懐かしんでいただいちゃいました
またバルセロナに行きたいなぁ…。

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飛騨旅行~古川編

2007-05-09 22:26:39 | 旅/Japan


飛騨3日目、ここは姉の嫁ぎ先実家がある古川の人知れず奥深い山郷。
前日までの不安定な天気は嘘のようにまぶしい朝日
この日は10時からこちらのお山で、家族みんな山菜採りにいそしみました。

…といっても私はカメラ片手に山菜カゴ持ち役
今年初めてのはずの夫が誰よりもずんずん奥深く足を踏み入れ、
たくさんのゼンマイや立派なウドを採ってきてくれました。
ここ数年GWは常に仕事、久々の休日をおおいに楽しんでくれているよう。

今年は山の一部を少し切り崩して団欒スペース?を作ったとのことで、
ゴザを敷き詰め、気持ち良い太陽の光を浴びながらビールとおにぎり
赤ちゃんは大おばあちゃまに抱かれ木陰でスヤスヤ
大きな少年、男の子チームは目の前の川で渓流釣りに。



ヤマメ?アマゴ?
この後も場所を変え、ニジマス・イワナと続々と釣り上げこの日の釣果は7匹。
これらは本日のお夕飯、BBQにて串焼きになって登場いたしました。
これぞまさにスローライフ。まさにニッポンの休日。大満足

夕方ガレージで開催したBBQでは、川魚のほかに北海道から取り寄せた
殻つき帆立をそのまま炭火焼きしたり、お約束の飛騨牛…、
朝採り山菜を卓上で天ぷらしたり、極上の飛騨地酒でさらに気分は最高
…アレ?実は朝から飲んでばかりじゃない?まぁ、GWですから

翌朝、いよいよ帰る日。



渋滞に巻き込まれないよう少しでも早く高速に乗りたいところだけど、
あまりに良いお天気だから帰るのが名残惜しい…。
ということで少しだけ古川市内を散策。



高山の街も好きだけど、私は古川の方がもっと好き。
同じく小京都といわいれる古都の街並みですが、
よりこじんまりとまとまり、静かでしっとりとした美しさがあります。



飛騨には素晴らしい造り酒屋がたくさんあります。
古川にはその中でも有名な「渡辺酒造」(蓬莱)と「蒲酒造」(白真弓)があり、
こちらは我が家が大のご贔屓にしている「渡辺酒造」さんの酒蔵。

軒先につるしてある大きな玉は何かというと…、
毎年11月下旬、新酒の初しぼりを祝い軒先につるす「杉玉」とよばれるもの。
「杉玉」は杉の葉を幾重にも巻いて球形に刈り込んだ文字通り杉の玉で、
約直径80cm、重さ50㎏ほどあり、 別名「酒林(さかばやし)」とも呼ばれます。
杉の葉が枯れて茶色になるに伴い酒の味も、しぼりたてのフレッシュな味から、
熟成したふくよかな味わいへと変わっていくというサインでもあるのです。

このように脈々と受け継がれる職人技と歴史ある習慣が残る古川の街は、
誰もが旅情誘われる温かみのあるまち。
アメリカから帰って来てすぐの旅なだけに、
このなんとも言えないしっとりとした情緒は日本にしかない!と改めて、
日本人に生まれて良かったぁ~としみじみ思っちゃいました。



街の通りでも最も美しい瀬戸川沿いの通りにある一際賑わうお店。
こちらは地元の皆さんに愛される牛乳屋さん「牧成舎」
実はこの特製「アイス最中」が今年もどうしても食べたくて…



お店にはカフェもあるけど、しだれ桜が降り注ぐベンチに座って
いただくのもまた風情があって、一層美味しい~(花より団子??)



ここがその瀬戸川と白壁土蔵の通り。
通常この川には1000匹余りの色とりどりの鯉が泳ぎ、
それはまるで振袖の見事な柄のようで目を奪われるほどなのですが、
今年は鯉ヘルペスによりその数はぐんと減少。
来年はどうなるのかとても心配ですが、
少しでも早くあの景観が戻ってくるよう祈るしかないです…

さて古川の街にも別れを告げ、一路帰宅を急げ~!
…と高山へ戻りつつも、ちょいと寄り道



訪れた街のウワサの美味しいパン屋は見落とさない「突撃!美食隊!」ですから
こちら可愛いたたずまいのおうちは高山駅から少し離れた「TRAIN BLEU」(トラン・ブルー)
なんでもこちらのシェフが2005年クープデュモンドでヴィエノワ代表だったとのこと。
ならば何が何でも食べなくちゃね



一旦これだけお買い上げし、早速車の中でオレンジのデニッシュを頬張ったら
あまりの美味しさに他の誰にも分けられない~!
(大抵、色々味見をしたいので家族で一口づつが我が家では基本スタイル)
「もっとヴィエノワ追加~~~!」と、再度お買い求めに走る。
さらにクロワッサンやその他デニッシュなど買い込んでようやく出発。

旅の締めくくりはやっぱり食いしん坊バンザイでしたね
ミシュランの定義は「車を走らせ遠回りでも立ち寄りたいお店」が3つ星ですが、
そういう意味では常に実録ミシュラン版を生きている気がする今日この頃です。

食べて、観て、遊んで良し!
今度のお休みに、ぜひ飛騨はいかがでしょう?

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